さて、今日は先日言ってきた奈良遠征について書きたいと思います
奈良遠征とは・・・
三輪山への御登拝及び、その近隣神社仏閣を散策することにある
三輪山(みわやま)───
奈良県桜井市にある標高467mの円錐型の山で、麓にある大神神社の神体山
山を神体の対象としているため、本殿がなく、自然崇拝の特徴をもつ古神道の流れをもっており、それと共にかなり古い時代から存在していたことをほのめかしているのがわかる
(大鳥居とその奥に見えるのが三輪山)
麓には大神神社、狭井神社のほか、知恵の神とされている久延毘古命が鎮座している久延彦神社などがある
大神神社の詳細については以前記述しているのでここでは割愛する
三輪についてから、何か食べておかないと御登拝どころか、この先歩くことすらままならんだろうということで、まずは腹ごしらえ
二の鳥居の近くにあるそうめん処「森正」へ
以前来たときは6月と初夏だったので、今回は前回とは違うにゅう麺をいただいた
寒さと空腹にしみるうまさだった
そうめん処森正───
奈良県桜井市三輪535
0744-43-7411
腹ごしらえもできたので、いざ行かん
二の鳥居をくぐり、程なくして大神神社の拝殿が見えてくる
正月の時期だということで、願い事を書く巨大絵馬が
今年はイノシシ年、紅白で用意されている
中には「お肉大好き」という願い事？が
猪肉を食らいたいということか・・・？
大神神社で参拝をし、一路御登拝の受付をするため、狭井神社を目指す
道中、狭井神社までの間の僅かな距離だが、「くすり道」を通ることになる
製薬会社の協力で作られていて、道の両脇には様々な薬草や薬木が植えられている
くすり道を抜けるとすぐに少彦名命（すくなひこなのかみ）が鎮座する摂社・磐座神社（いわくらじんじゃ）があり、狭井神社のすぐそばに「鎮女池」があり、そこには弁財天と習合された「市杵島姫神社」が祀られている
朱塗りの鳥居は一際目立って見える
狭井神社に到着
狭井神社には、万病に効くという薬水が湧き出る井戸があり、「御神水(ごこうずい)｣として水を汲みに来る人が後を絶たない
御神水を飲んだ後、早速登拝の受付をし、御幣にて体を清めて御登拝
そんな御登拝には、いくつかの決まりごとがある
・飲食・火気の使用禁止
・写真撮影禁止
・飲食は禁止
・入山してから3時間以内に戻ってくること
・写真撮影禁止
・飲食は禁止
・入山してから3時間以内に戻ってくること
・極力私語は慎む
などが挙げられる
4kmほどあり、幾ばくか険しい斜面となっているので、一般的に往復で2～3時間ぐらいはかかるので、山頂での滞在時間は程々にしておかねばならない
そして、いわば神の住居に立入らせて頂くわけなので、当然撮影は禁止
しばらくは撮影なしで挑むことになる
そんなこんなで、往路は50分ほど、復路は40分ほどだった
結構、急斜面な上、ほぼ手付かずの状態を保持しているので、道の状態は良好とはいえない
それでも、くじけず成し遂げたものだけが、山頂を拝むことができる
途中には、辺津磐座（へついわくら）、中津磐座（なかついわくら）があり、頂上付近には奥津磐座（おきついわくら）がある
山頂付近、高宮神社の東方の広場にたくさんある高さ約2mの岩々が奥津磐座だ
注連縄が施されており、直接触れることは出来ないが、その周りを半周ほど回ることができ、参拝した後は清々しい気分になるのは間違いない
もし、機会があるのなら、一度御登拝することをオススメする
御登拝を終え、帰路の途中で久延彦神社を参拝し、次のパワースポットである石上神宮(いそのかみじんぐう)を目指したが、この続きはまた次回に
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