癌の大敵はなんといっても「活性酸素」

 

 

体の土台を強くする【抗酸化】サプリメントとは①

 

 

●癌の大敵はなんといっても「活性酸素」

 


鉄の釘をしばらくの間野外に出しておくと、やがて表面に赤い錆びが出てきます。そのまま放置しておくと、最後には内部までボロボロになってしまいます。中学校の理科で習ったと思いますが、これが「酸化」という現象です。
 
酸化の主役は酸素です。私たち人間は、酸素なしでは生きていけませんから、酸素は生命の素ともいえます。しかし、その一方で、鉄をボロボロにしてしまうのと同様な悪さを、体の中でしているのです。
 
人間の体をつくっている60兆個の細胞もすべて、徐々に酸化していきます。それが老化といわれる現象です。肌が荒れてきたり、目が悪くなったり、しみやしわができたり、病気になりやすくなるというのは、細胞が年取って錆びついてきて、機能が低下したために起こることなのです。 

 

実は、癌の発生も、酸化作用の一つとして起こってきます
 
酸素の中でも、体を錆びさせる酸素を、活性酸素と呼んでいます。活性酸素は、外部からの細菌やウイルス、異物の侵入を防ぐ免疫機能の中心的な存在となっています。酸化力が非常に強いので、免疫細胞は活性酸素を出して敵をやっつけるのです。
 
通常、免疫活動などで必要以上につくられた活性酸素は、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という酵素によって無害化されます。しかし、生活環境の悪化などが原因で、現代人の体内にはSODでは処理できない量の活性酸素が発生し、細菌やウイルス、異物の侵入を防いで守るべき細胞に深刻なダメージを与えているのです。
 
例えば、タバコを吸うと、体内に活性酸素が発生します。喫煙者に肺がんが多いのは、タバコによって発生する活性酸素が肺の細胞を攻撃してガン化させるからです。環境問題でよく取り上げられる紫外線や大気汚染も、活性酸素を発生させる原因です。さらに、最近では過剰なストレスがかかると活性酸素が発生することも分かってきました。
 
癌の原因として、真っ先に上げられるのがこの活性酸素ですが、活性酸素がどういう形で癌を発生させるかが次第に解明されつつあります。簡単にいうなら、活性酸素がイニシエーターとなって遺伝子を傷つけることが、ガン発生のスタートラインです。
 
傷ついた遺伝子は、細胞が分裂するときに突然変異を起こし、ガン細胞が生まれます。そして、さらにその細胞に活性酸素が働きかけて、ガン細胞は増殖していくのです。

 

次回は活性酸素の詳細について説明します。
 


 
※私の父の末期癌完治闘病記サイト「難病・末期癌からの生還」に正しい癌との闘い方を詳しく記してあります。 ご参考になさって頂けたらと思います。

 

 

 

続く・・・
 

 

 

 

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