アサシンクリードオデッセイ 感想レビュー#1


10月5日に発売した『アサシンクリード オデッセイ』をプレイ中です。
アサクリといえば毎年のように新作が発売されるUBIソフトの量産型人気タイトル。
「時代設定が変わるだけでどうせ同じような内容だし今回は見送るかな」といつも思いつつ…気がついたら発売日に買っているというなんだか妙な魅力の詰まったタイトルなのです。
そのくせ駄作というほどのものはなく、それなりの完成度に仕上げてくる。
そして、買ったことを後悔させないのだから、UBIという会社は大したものだなと思います。

今作の舞台はギリシア時代。
すでに10時間程度プレイして、ようやく最初の島を攻略し終えたところまで来ました。
ごく控えめに言っても「おもしろい」です。
基本システムは前作の「オリジン」が踏襲され、洗練されていて分かりやすい。
「スパイダーマン」ほどの衝撃はありませんが、安定感のある面白さがあります。


キャラクターは「男性」と「女性」から選ぶことができる。
選択後は変更不可なので悩みますね。
洋ゲーの男性キャラはごついのが多くて感情移入できないので、どうせならということで女性キャラを選ぶことが多いです。
(「ゴッドオブウォー」のハゲ親父とか、どうやって自分を投影させろというのか?)
そんなわけで、今回もまずは女性キャラを選んでみました。
ところが…。


なーんかイメージと違うんだなぁ…。
何なんだろうかこの違和感は…。
とにかく見た目はきれいな女性なんですが、ひたすら勇ましく男っぽいんです。
おそらくですが、日本語のセリフが男性視点で翻訳されてるのが原因かと。
たぶん英語だと、男性言葉と女性言葉の区別がそこまでないから問題ないんだと思うんです。ところが、日本語の場合、男性視点の訳にそのまま女性の声優さんの声が乗っかるので、非常に変な感じになるのだと思われます。
1時間くらい女キャラでプレイしてみて「これはもう無理!」となり、仕方なく最初からやり直すことにしました。


で、これが男性キャラのアレクシオス
今度は非常にしっくりきました。
ウィッチャー3のゲラルトを若くした感じで妙に好感が持てます。
声優さんの声も抑えめのトーンでいい感じ。


ゲームプレイモードは「ガイド付きモード」と「探索モード」から選択できる。

  • ガイド付きモード…常にマーカーが表示され、クエスト目標は自動的に更新される。
  • 探索モード…世界を探索しながら、ターゲットやクエスト目標を自分で見つけていく。

探索モードはこれまでとは異なる新しいプレイスタイルとのこと。
オデッセイ本来のゲーム体験ができるそうなので、こちらを選んでみました。
途中で変更可能なので、適当に選んでも大丈夫。
ちなみに、変更して実際に比較してみましたが、イマイチ違いがよく分かりませんでした…。
なので、まぁせいぜいその程度のものということかと思います。
探索モードにしたからと言って、前作から大きく異なるゲーム体験ができるという感じも今のところはしていません。
難易度としても、探索モードだから特別に難しくなるというようなこともないと思います。


物語はケファロニアと呼ばれる島から始まります。
マップで見ると左端にあるほんの小さな島。
この島だけでも実際にはかなりの広さがあります。
なのですが、全体マップはそれよりもさらに何倍も広いです。
マップを見る限り、ボリュームもかなりものがありそう…。
果たして、冒険しつくせるのか…(というかこれぞ「冒険RPG」だよな…)。
それと…、『RDR2』の発売までに終わるのか心配になってきました。


まず、さっそくキュクロープスの手下どもに絡まれました。
キュクロープスというのは島の有力者であり金貸しのようです。
借金を滞納しているらしい主人公とは明確な敵対関係にあります。


戦闘も前作とほぼ同じ感じです。
弱攻撃と強攻撃、それに回避が基本。
そこに獲得したアビリティを組み合わせていきます。
※アビリティには戦闘以外で使用する目的のものも多く含まれます。
序盤のお気に入りは「毒性攻撃」。
チャージまでに時間がかかるのが難点ですが、使っていてなかなか楽しいです。
さらに、アビリティはアップグレードで強化することもできるみたいです。


戦闘でキーになりそうなのが「受け流し」。
タイミングよくL1+R2と入力することで、相手の攻撃を受け流すことができます。
受け流しが決まると相手にスキが生まれので、攻撃のチャンスとなります。
強い相手と1対1で戦うときは回避とともに受け流しもかなり重要になる。
これにより、相手とのレベル差が1つか2つくらいならなんとかなってしまいます。
とは言っても、囲まれたらどうにもなりませんけどね…。
うまく1対1になるように誘導したりするのも、このゲームの魅力かと。

ちなみに、本作はレベル差による強弱が非常に大きくなっています。
レベルが4~5離れるともうお話にならない感じです。


ちなみに水中戦も可能です。
サメがウロウロしていることも多いので水中では注意が必要になります。
それにしても、水中の景色も美しく、探索が楽しくて仕方ないです。


武器は、剣・短剣・ヘビークラブ・ヘビーブレード・杖・槍・弓の7種。
武器や防具は鍛冶屋で購入すことも可能ですが、敵のドロップや宝箱などから優秀な装備が十分なくらい入手できます。
今のところ普通に剣を中心に使っていますが、他の武器もいろいろと試したいところです。
また、武器は鍛冶屋で「彫刻」を施すことによって、追加の特性を加えることができるようです。
彫刻についてはまだよくわからない部分もあるのですが、特定の条件をクリアすることでアンロックされたり、強化されたりするしくみみたいです。

まとめ

ということで、かなりざっくりとした感想になりましたが、とにかくおもしろいの一言
正直、『スパイダーマン』をプレイした直後だと、移動がかったるい感じがしてしまい、「スウィングしろよ!」言いたくなってしまうこともないわけではないのですが、のんびりギリシアの世界を堪能するのも一興ですよね。
序盤の島を出たあとは船で移動していくことになりますが、アサクリ4のときのように、船の強化や海戦などもあるようなので、ますます期待に胸が膨らみます。
今作は、シリーズ屈指の傑作と言ってもいいレベルの出来だと思います。
一つだけ悔やまれるのが、自分がギリシアの歴史に疎いという点ですかね…。
ギリシアの神話や歴史に詳しい人なら、なおのこと楽しめるんじゃないでしょうか!

次の記事:アサシンクリードオデッセイ 感想レビュー#2

スポンサーリンク
広告336×280