海外生活の記録

YMSロンドン生活。この世で一番きらいなネズミとのご対面をはたした日の記録。

こんにちはKANA2064です。

 

ロンドン生活も4か月目になろうとしている9月。

実はさっそく事情があって引っ越しを余儀なくされ、

3週間ほど前に引っ越しをした次第です。

 

引っ越しや家さがしについてはのちのち記録していくとして、

きょうはネズミがでた話をさせてください。。。

(苦手な方はぜひ読まずにスルーしてくださいね)

 

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と、いうのも、引っ越しして3週間。ついにネズミが現れてしまった!!!

 

私、この世で一番苦手なものはなにかって聞かれたら

ネズミ!ハムスター!って即答するし、

写真や動画、さらには絵文字ですら見たくないってほどネズミ(もはや言葉にするのも嫌)がだいっっっきらい!!!!!なんです。

 

いままで生でネズミに遭遇したことはなかったのですがついにご対面してしましました。

 

1度目は1週間ほど前、

フラットメイトからハウスグループのチャットで連絡があり、

 

「There is a rat in the garbage box!(ゴミ箱にねずみがいたよ!)」

 

と、なんとご丁寧に写真つきで送られてきて。

 

幸い仕事中だったため実物をみることはなく、

メキシコ人フラットメイトが泣く泣く外に追い払ってくれたとのこと。

 

これでひと段落かなと思いきや、昨日またもやフラットメイトからの連絡。

 

「キッチンにねずみのフンが落ちてるよ!とにかく食べ物はキッチンに放置するのをやめようね」

 

もうこれを聞いて絶望。やっぱりまだいたのか。

むしろキッチンに食べ物を放置しているのを見たことがない家なのに現れるの?と。

 

でもそれもそのはず、

そもそもキッチンの窓が壊れているわたしの家は、ねずみが入り放題なわけで。

 

とくに私の家はロンドンでも東側のちょっと治安があまりよくないよって言われてる街で、アラブ系移民のたくさんいる場所なんです。

考えてみればちょっと小汚いような飲食店もたくさんあるエリアなので、ネズミもたくさんでてくるんだろうなって思った。

ネズミのことなんて頭になかったけど、これから家さがしをするときは周りの環境ももっと考えようと心に決めました(もう引っ越したくないけど。)

 

 

そりゃネズミも入ってくるよなと思いつつ、一週間くらいは気配も感じなかったからいないと安心していたので、 

やっぱりね、って気持ちと、次はまだ捕まってないからいつ現れるかわからない

という不安でその日は仕事も手につかずひたすらねずみ対策について考えまくり。

(←いやいや仕事しろという正論はいまは置いておきましょう。笑)

 

しかもネズミって繁殖性が高くて放置しておくと子供たくさん産んでもっとひどいことになるって情報だらけで。

もうそんなの考えただけで泣けてきましたよ、はい。

 

                      

とにかくどこかに潜んでいると考えただけでキッチンに居ることが苦痛だし

もしも寝ている間に自分の部屋に入り込んできたら……

なんて想像するだけで目から水がでてきたので

まずは捕獲するべきであろうとグッズを検索。

 

超音波とかパチンってやつとかいろいろとでてきたけど

職場のイギリス人に対策を聞いたら、

ピーナッツバターが好きですぐに引っかかるよ。

とのこと。 

 

ちなみにこの同僚の家にも数日前にネズミがでたらしく、

「段ボールでトラップをしかけたらすぐに捕まったよ~ははは」

 

みたいなノリで話してきたんですけど、ぜんぜん笑ってられないから!という内心を隠して、そうなんだ~はははって返事した大人な私。

 

「ネズミはタダで飼えるペットだよ」

なんて嘘でも笑えないような冗談を言うロンドナーが多いくらいのネズミ大国。

 

ネズミがでたって言っても特別驚かれることもありません。まさに日常茶飯事の世界。

 

が、それも郊外とかの話だろ~さすがに家にでることはないだろ~

と完全になめきっていたわたし。ここでまさかこんなに悩まされるなんて思ってもなかった。

 

前に住んでいた家は3カ月だけだったけど、姿をみることどころか、気配も感じずフンもなかったから完全に自分とは無関係の話だと思っていました。

 

でもたしかにロンドンの地下鉄ではものすごく目撃情報があるし(そういうわけもあって私は普段あまり地下鉄にのらないようにしてるから見たことはない)

ロンドンに住むならネズミは諦めるしかないって言われているほどなのです。

 

 こんなに自分に向いてない国ってないんじゃない?

と、調べれば調べるほどロンドン滞在を悩んできた……。

 

 

なにはともあれ、とにかくなにかしないと!という使命感に駆られたので

仕事おわりにPound land (ポンドランド)にいってトラップを買うことに。

 

 

 

AMAZONとかでしっかりとしたやつが売っているみたいだけど

ねずみのために大金を払いたくないっていう貧乏ワーホリの本音。

 

ポンドランドはその名の通り、日本でいう100円均一的なもので。

初めて立ち寄ったけど、わりといろんなグッズが置いてあって便利だなーと思いました!おすすめ!

店舗もいくつかあるのでpound landでグーグル検索してくださいな!

 

 

で、お目当てのねずみ取りグッズはこちら。

1番定番っぽかった粘着テープタイプのもの。

 

ちなみに英語でねずみは

mouse(マウス)ですが、複数形だとmice(マイス)になります。

そしてフラットメイトたちと話すときはねずみってワードじゃなくて

rat(ラット)と言っていて、ねずみよりももっと汚らしいイメージ(どぶねずみ的な)になります。

基本的に会話で使うのはこのratって表現が多かったかな。

 

店員さんに売ってるかどうか聞くときは

Do you have rats trap? 」か「Do you have mouse trap?

で通じるので確認してみてくださいね~~~。

 

 

で、帰宅してからまずは棚に置いていた食料品たちに被害がないかの確認。

もう、想像でいたるところにネズミが見えちゃうくらいおびえてる私は

恐る恐る棚を開ける。。。(これだけで精いっぱい)

 

棚には基本的に買いだめした食品をおいていて

パスタ、お米、たまねぎ(ふくろにいれてある)、念のため調味料類もすべて確認。

 

とりあえず被害はないようで一安心。

1度目のネズミが現れたって聞いたときに棚の上の方に置いておいたのがよかったのかな?

 

ちなみに我が家のキッチンはこんな感じ。

 

 

日本人のいない多国籍ハウスにしてはみんなキッチンをきれいに使うから、普段からわりときれいな方だとおもいます。

 

 

で、その日の夜にフンを見つけたフラットメイトに、どこに落ちてたかを聞いて

「ここにフンがあったよ」って聞いた場所に

粘着シートをぽんっと置きました。

 

とりあえずまだ誰も姿をみてないし、本当はいないんじゃないかって期待を込めて、

とりあえず何か対策をしたことが大事だと、買った粘着シート2枚だけ設置。

 

それはもう超適当に。エサもとくにつけずに。

 

 

その日はもうネズミのことで頭がいっぱいだったから

とりあえず早く寝ようかなって部屋に戻って1時間くらい過ごしてから

トイレに行くためにお部屋をでました。

 

廊下の電気をつけてトイレまでいって、

隣のキッチンの方をふっと向いてみると……

 

ネズミが引っかかってる!!!!!!!!!!

 

ちょっとまって、まだ1時間だよ?!嘘でしょう?!ってか本当にいたんだね!!

と、もういろいろととにかくパニック。

 

しかもネズミ生きてるの!!!!!

暗闇の中にもぞもぞと動いてるの!!!!!!!

 

もう、思いだしただけで涙がでてくる。。。

 

とにかく一瞬で自分の部屋にもどって、もうそこからが地獄。

 

こんなときに限って家にだれもいない!!!

というか部屋の電気がついてないからすでに寝てるかも。とか考えたら部屋をノックすらできない超日本人なわたし。

 

ネズミがトラップに引っかかってる間に捕まえないと、もし逃げ出したらどうしようとか不安になってたけど、もうその姿を見ることすらできなくて。

 

 とにかくほかにどうすることもできないからもう寝るしかない!あしただれかキッチン通りかかって気づいてほしい!と願いを込めて寝ようとしたけど、

目を閉じるとネズミの姿が浮かんできてぜんぜん寝れない。

トイレに行きたいけど、トラップを目にすることになるから無理!

と、とにかくずっと寝れず。。。。

 

そのあと何人かからグループラインがきたんふだけど

フラットメイトたちもネズミが苦手なようで誰も捕獲できないと。

 

私の周りの日本人のともだちは割と平気な人が多くて、捕獲さえできたら袋にいれて外に追いやれるよってタイプの人たちだったから、こんなに怖がってるの私だけで、フラットメイトの誰かしらならできるでしょうと思っていたのが大きな間違い。

 

男の子2人もいるのに!!!!!

なんて男女差別的なことを思いながらも仕方ないからその日は諦めるしかない。

 

こんなときにネズミが苦手じゃない人がいたらよかったのにと10000回くらい思った。

 

トラップに引っかかったことを喜ぶどころか、なんでこんな単純な罠に引っかかったの?!馬鹿なの?!と捕まったネズミに対して怒りの気持ちすらうまれたよ。

 

で、最悪なことに壁の薄い海外のおうちは、隣の部屋の音もよく聞こえるんだけど、

まさかのネズミの鳴き声が聞こえるの涙。

 

それはもう、助けてくれ~って感じの高い音で、でもこの音がするってことはまだ逃げてないってことかと安心もする反面、とにかくもう頭おかしくなるのかなってくらいずっと聞こえてきてて。

 

何時間か後に聞こえなくなったときは、逃げ出してわたしの部屋にはいってきたらどうしようって妄想で本当に涙がでました。

めったに涙がでないタイプの人間なのに、世界一苦手なものを前にしたら泣くしかできないのね、と実感。

 

こんなときに頼れる人がいたら気持ちもぜんぜん違うのに!

旦那さんや彼氏がどうにかしてくれるっていう人たちがうらやましくてたまらない!

だれかが隣にいるって、それだけで安心できるものなんだなってこのときほど切実に実感したことはありませぬ。が、もちろん一人で耐え抜くしかない貧乏ワーホリの私。

 

さすがに心細過ぎて頭おかしくなりそうだったから、夜中にもかかわらず電話で話を聞いてもらいましたけどね。ほんとに感謝ですわ。

 

 

寝不足のまま今朝。

 

とにかくもうそのネズミがいるかいないか見ることすらできず

でも洗顔したりさすがにトイレも限界だと覚悟を決めてお部屋をでました。

 

コンタクトをつけないまま薄めでちらっとキッチンのほうを向くと

なにやらグレーの物体がある。

よし、逃げずにそこにいたんだね、と納得して一瞬しか見ずに部屋に退散。

 

このときほど自分の視力が悪いことを感謝したことはない。

 

で、仕事にいかなきゃいけないから、

このネズミの処理はだれかしてくれ~って超絶他力本願なことを思いながら出勤。

 

出勤途中のバスの中でフラットメイトからのグループトークが。

「朝これをみて吐きそうだったぜ!」

で、またもやご丁寧に写真つき。

 

見ないようにしたのに!!!!!!見ちゃったし!!!!!!!

しかもそこにはなんと、

ネズミシールに張り付いたネズミが2匹!!!!!!!

 

え?!なんで?!!!!

1匹じゃなかったの?!2匹もいたの???!!!!

 

それはもう衝撃で。しかも写真がぐろいのなんのって。

だめだ、書いてて思い出してきた、、、、

 

これはもうトラウマレベル。

ぜひここに載せてこの気持ち悪さを共有したいけど、そんなことしたら見てる人全員に嫌われそうだからやめます。ってか私もここに載せるのにもう1度見なきゃいけないなんて苦痛すぎる。

 

 

そして追い打ちをかけることに、写真撮る余裕があるくらいなのに、なぜかそれを処理することができないって言われるという地獄。

や、私もできないけどね?!いくらお亡くなりになられてても見ることすらできないから袋に入れてぽーいなんてできないけどね?!じゃあなんで写真撮ったの??!!

と、もはやいろいろパニックで迎えた朝。

 

ねずみの捕獲って苦労するって聞いてたのに

あんなに適当に設置した1枚の粘着シート(しかもエサなし)に

2匹も引っかかるなんてそんなバカなことあるの…???

 

ロンドンのネズミってお馬鹿さんなのかな……

 

 

このあと誰か知らないけどお亡くなりになられたネズミたちを外へだしてくれたひとがいたようで。

フラットメイト私を含めて5人いるけど、男の子2人ではないことは確実。

(だって、誰か処理してくれた人ありがとうって連絡きたもん)

 

フランス人の女の子かなって勝手に思ってるけど、その子からの返信はないままだったから本当にだれが追い出してくれたかは謎につつまれたまま。

でも本当にありがとう。

仕事おわって帰るときにまだ放置されたままかもって思ってたら、ぜったいに今日は家に帰れなかった。涙

 

 

と、これでひとまず家の中のネズミはすべていなくなったと信じて喜ぶしかない。

 

が、問題はキッチンの壊れた扉。

そこが開けたままだとまた入ってくる可能性が高いよなと思って、とりあえずエージェントに早急に直してもらうように連絡。

 

「あした見に行くね」とか悠長なこと言ってるけど、今日の夜にまた侵入されたらどうするの?!と内心めちゃくちゃイラついた私。

 

現地エージェントの対応なんてこんなもんですよね。

 

とにかく今はもうもうネズミが潜んでないことを信じて、

とにかく食べかすを落とさないように!キッチン使い終わったら気をつけて掃除すること!を徹底してこれから新たに侵入してくることがないことを祈るしかない。

 

あとはネズミが入り込まないうちに扉が修復するように毎日メール送ろう。

 

 

以上、プチパニックになってかなり意味のわからない文章でしたが、

これも数年後は笑い話の思い出になるだろうと信じて。

 

こんな感情にまかせたままの意味のない愚痴と泣き言みたいな記録を読んでくれてる人がいたらありがとうございます。

 

ロンドンでネズミにお困りのみなさん、

ポンドランドの粘着シートをぜひ活用してみてくださいね~

 

このあとどうなるかはまだ帰宅していないからなんとも言えませんが

もうこんな苦痛で涙が止まらない時間を経験しなくて済みますように。

 

 

では

Good day !!

 


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