『仙台巡り』で『週末仙台』憧れの女性

2019年04月21日

夢よ叶え!



昨日の新モニュメントデザイン発表式では、1か月ぶりに結弦君の笑顔を見ることができて嬉しかったです。

スリムなスーツに桜色のネクタイで桜満開の仙台に帰還出来て本当に良かったですね。

故郷の桜を観たり、ご家族ともゆっくり過ごす時間が取れますように!


仙台 モニュメント発表式 5



発表式の後に行われた記者会見の一問一答では、”羽生結弦”としての今の気持ちを語ってくれています。

記者会見では、いつでもその時の自分の本音を語ってくれて、それを聞くたびに益々結弦くんが好きになってしまいます。


一番詳しく伝えてくれたスポニチさんの記事2本を自分の記録用として、全文お借りしました。


Sponichi Annex (4月20日 15:35)

Sponichi Annex (4月20日 12:55)

羽生結弦と一問一答




仙台 モニュメント記者会見 1  小海途
photo:小海途良幹


フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪金メダリストの羽生結弦(24=ANA)が20日、仙台市内で行われた「フィギュアスケートモニュメントデザイン発表式」に出席した。五輪連覇の偉業を成し遂げ、被災地で復興に励む人々を勇気づけた羽生の功績を顕彰するため、同市内の地下鉄東西線国際センター駅南側広場に増設。そのデザインが平昌五輪の「SEIMEI」ポーズに決まった。発表会後の記者会見の一問一答は以下の通り。

――仙台に帰ってきてどうか。

 「実は、昨日(19日)に帰ってきて、あまりまだ仙台だなという実感がなかったんですけど。こうやって、地元局の方とか地元紙の方とか、そういう方に会うと、ちょっと帰ってきたなって。凄く地元だなっていう温かい気持ちになりました」

――お披露目されたモニュメントの率直な感想は。

 「やはり、自分が2連覇したということで、その2枚分の活躍をできたということはすごく誇らしいことだなという風にも思いましたし。それが残るということに関しても、自分の演技はあの場、あの場所でしかなかったかもしれないんですが、それがちゃんと形としてずっと残るというのはすごく自分がやってきて良かったなというか、やっぱり五輪の金メダルは特別なものだったんだなというのを改めて感じました」


仙台 モニュメント発表式 20


 ――モニュメントが増え、被災地、宮城、そして東北への観光客が増えると思う。その効果については。

 「そうですね、ちょっと違う話になっちゃうかもしれないですけど。先日、ノートルダム大聖堂が燃えてしまって、それの募金の話とか、凄くもうたくさんのお金が集まっていてすぐに再建、修理への気持ちというか、機運というのがしっかり動いている。あとは台湾も先日、地震があって、被害があったみたいで、そういったいろんな地域でもそうなんですけど、やっぱり一人一人の凄い小さな力かもしれないですけど、人間っていう一人一人の力が集まって、やっと復興だとか新しくなっていくということにつながっていくと思う。その一人ずつが何かつながるきっかけになるのであれば、自分という媒体を通してつながってくださるのはとてもうれしいことですし、仙台だからこそ、仙台にこのモニュメントがあるからこそできることじゃないかなとも思うので。やっぱり自分が仙台市民で良かったなと思うのと同時に、これがきっかけになって、もちろん仙台だけじゃなくて、宮城県、東北、東日本、そういった大きな目で復興っていうものが進んでいったらいいなという風に思っています」


仙台 モニュメント記者会見 3  小海途
photo:小海途良幹


平昌オリンピックの頃から、結弦くんは個人としての羽生結弦と「媒体としての」”羽生結弦”を区別して考えているように感じます。

否応なしに社会的存在になってしまった”羽生結弦”としての責任を負って行くんだという決意が背中を押しているのかなと感じます。




 ――時代は令和になる。平成で伝説を作ってきたが、令和ではどんな伝説を。

 「やはり4回転半に挑戦したいなという気持ちは凄く強いです。実際にまだ跳んだわけじゃないので、そんな強いことは言えないかもしれないですけど。ただ、これから戦っていくに向けて、やっぱり自分の武器となる何かをさらに付け加えないといけないなという義務感が凄くある。何か武器を改めて作って、これから令和に向けて頑張っていきたいなと思います」

――発表式は600人に対して応募が2万113件あった。この倍率についてと、来られなかったファンへのメッセージは。

 「やはり、自分が入った時に歓声だとか、拍手の大きさとか、そういうものでたくさんの方がここに来て下さったんだなという気持ちも凄くありましたし、逆にその方々が代表でっていうのもちょっと変ですけど、2万をこえる応募があったということは、自分が滑るわけでもないので、フィギュアスケートのファンではない方もいらっしゃったかもしれないですけども、そういった方々が自分のことを凄く応援してくださったというか、このモニュメントのことについても楽しみにしてくださっているっていうのが、改めて数で、というのも変ですけれども、凄く伝わったなという風に思います。また、残念ながら足を運べなかった方々に対しても、やっぱり、その先ほども言ったように、一人一人ちっぽけかもしれないですけど、僕も含めてすごいちっぽけかもしれないですけど、1人から2万とか3万近くとか、そういう風に数が大きくなっていくにつれてすごく大きな力になると思うんですよね。やっぱり、そういった大きな力を改めて、その数字ということから感じさせていただいたなと、あらためて感謝したいなと思います」

 ――デザインはどうか。

 「まず、写真からそのまま使われているという点に関して、すごく自分で気に入っていて。やはり、自分は滑っている時、瞬間が一番、羽生結弦になれているなと思うので。やっぱり、その、滑っている瞬間を切り取ったものとして、デザインが残されるというのは、凄くうれしいなという風に思っています。またなんか本当に細かいんですけど、ソチ五輪から平昌五輪に向けてブレードの色が変わったりとか、そういう細かいところまで繊細に作られているものだなと改めて感じたので、そういった細かいところも見ていただけたらな、と。せっかく、ソチ五輪と平昌五輪と並んでモニュメントが建てられるということなので、そういう細かいところもちょっと気にして見ていたけたら楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」

仙台 モニュメント発表式 24_Fotor_Collage

(イラストよりも実際はもっと足が長いんだね!)



 ――荒川静香さんの隣に2つの羽生選手が並ぶのは恐縮と言っていた。少年の頃(の自分)に声をかけるとしたら何と。また、スケートを頑張っている子供たちへのメッセージ。

 「僕も実際に小さい頃にテレマサさんに特集していただいて、本当にちっちゃかったなと思うことも何かフラッシュバックして、色々思い出しました。あの、荒川さんの隣に2つ並ぶっていうのは、自分がしてこられたことに対して、やっぱり胸を張っていられるなという風に改めて思いますし。逆に小さい頃からこうやって仙台から頑張ってきて、こうやって荒川さんの隣に建てるっていうのは、やっぱり仙台の縁というかそういうお力を感じるなと思います。また、今、フィギュアスケートを頑張っている子たちに対しては、そうですね、もしかしたら僕の演技を見て始める選手とかもこれからいるのかなとか思ったりもしていて。そういう意味では、その子たちがやっぱりこういう風になりたないなという人間で常にありたいなと思います。また、そういった僕が感じた仙台の力とか、ちょっとでも感じられるような貢献を僕もこれから荒川さんに助けられたように、これから僕も仙台に対して、色んな力を使っていけたらなと思っているので、頑張る環境を作っていきたいなと思います。

今や仙台のみならず、日本のみならず、世界中に羽生結弦に憧れる若いスケーターがたくさんいますね。
いつかそんな志を持つスケーター達が”Yuzuru Hanyu”を中心に集まる場所が仙台にできるといいなと、心から思います。



 ――羽生選手自身の夢は。

 「実は、1年前までは、自分の夢は4回転半のジャンプだったと思っています。それをやれば、夢は達成されるという風に思っていました。ただ今の自分の気持ちとしては、4回転半は夢じゃなくて、しっかりと習得してマスターしたいものだなと。近い、具体的な、挑戦するべきものみたいなものに思えているので、夢ではないかなと。だから自分の夢は、そうですね。4回転半を初めて公式試合できれいに決める人になりたいっていうのが、今の夢かなと思います

仙台 モニュメント記者会見 8


4回転半のジャンプは今や「夢ではない」、既に現実になっているということを言っているわけですね。

つまり、最早現実となっている、または限りなく現実に近づいている4回転半を「初めて公式試合できれいに決める人になる」というのが「今の夢」、ということですね!

これは、来シーズンは成功させたい、ということと受け取りました!


――ファンの存在は。

 「つらいことも、うれしいことも、もしかしたら自分よりつらくなったり、自分よりも喜んでくれる存在じゃないかなという風に思っています。やはり、直近この2シーズンで2回も大きなケガをして、その時に自分よりもつらいような方もいらっしゃったりとか。その中で、苦しい状況の中で、凄く前に向かってというか、上に向かって立ち向かっている方。そういうメッセージや手紙をたくさん頂いた。そういう方々の思いが自分に還元されて、最終的に自分の演技になっているんじゃないかなという風に強く思う。一言でいうと、自分のスケートの源みたいな感じがしています。これまで平昌五輪前、の前のシーズンくらいまでは、勝たなきゃいけない、強くならなきゃいけないとか、いろいろ考えたときに、凄く自分主体だった。でもそういう時でも応援してくださる方の力は感じていたけど、平昌五輪が終わって改めて、こういうモニュメントの場を設けてもらって、改めて皆さんの力、思いの力が凄く自分のスケートに役に立っているというか、凄く直接的に皆さんの思いが伝わっているんだなと改めて感じているので。そういう方々に逆に僕から感謝したいですし、スケートではない機会なので、しっかりと、発表式の時も皆さん一人一人の顔を見て、ありがとうって風に思っていましたし、たくさんね、テレビやインターネットで見てくださる方もいると思うので、この場を借りて感謝したいと思います。ありがとうございます」


仙台 モニュメント記者会見 5


ファンのことを「自分のスケートの源」とまで言い切ってくれるとは、本当に嬉しいですね。
ここまでファンの気持ちを汲み取ってくれるアスリートは他にいないと思います。

これからも勿論ずっとずっと応援していきます。


 ――モニュメントのデザインへの思い。

 「このモニュメントのデザインの中に写真というのが印象に残っていて、自分が滑っている瞬間を切り取った物だと思っているので、そのモニュメントを見ることによって自分の演技だとか、演技全体でもなくてもいいけど、この瞬間が少しでも思い出されるようなものになっていたらうれしいなと思います」


―モニュメントのポーズ「SEIMEI」への思いは。

 「これは何て言えばいいのかな…。最初の冒頭のジャンって鳴ってから、縦笛が流れているところのシーンなんですけど。最初のポーズで天と地と人と全てを司っている風に感じている。野村萬斎さんと話をさせていただいた時に改めて色づけしてもらって、それを凄く大切にしてこの演技をしていました。これはそこのポーズから動きだしているシーンなんですね。だから、司っているシーンから、それを支配しながら、周りの状況というか、この時はリンクなんですけど。そのリンク全てを自分の支配下に置くみたいに、そういう強い気持ちで意味を持って滑っています」

狂言 16_Fotor


18 OP SEIMEI cap 3_Fotor


このSEIMEIだけでなく、結弦くんがリンクに現れた途端に、そのリンク全てを支配下に置くのを、私達は何度も見てきましたね。


――モニュメントへの率直な感想は

 「(平昌、ソチ五輪での金メダルが)記録として残るだけでなく、モニュメントとして歴史に刻まれるのは本当に凄いこと。形として残るということは、これからもつながっていく、残されていくということ。(五輪連覇を)66年ぶりに自分ができたことに誇りを持ちたい。これをきっかけに『自分もモニュメントを建てたい』と思う、仙台でフィギュアスケートをやっている子どもが1人でも増えればうれしい」


19 4 20 デザイン発表式 5


 ――昨年4月の祝賀パレードについて

 「皆さんの応援の声、そしてありがとう、おめでとう、という声をあらためて間近に感じられたことは大きな経験。(声援を)あの時いただけたからこそ、今もスケートを頑張れている」


18-4-22 パレード 8


私もこの大勢の中の一人でいられたこと、本当に嬉しくまた誇らしく思っています。


 ――地元・仙台への思いは

 「復興の道半ばといっていい地域も数多くある。そういう中で、祝賀パレードをやっていただけたのは本当にうれしかった。また、それをきっかけに、仙台の地に足を運んでくださったり、募金をしてくださった方もたくさんいらっしゃったと思う。今回のこのモニュメントに関しても、自分ができる最大限のことをしていきたい」


 ――仙台でフィギュアを学ぶ子供たちへのメッセージを

 「とにかく夢をもってほしい。夢がなかったら、何か目標を作ってほしい。純粋な自分の気持ちを忘れずに、未来の自分が見ても気持ちよく思えるような自分を目指して、これからもやってほしい」

18-9-2 SPARK 20

幼い日の夢をここまで叶えた人はなかなかいません。


「始めに夢ありき」
そこから全てが始まりました。


結弦くんの現在の夢、「4回転半を初めて公式試合できれいに決める人になる」ことを是非とも叶えてほしい!


それが私の新たな夢になりました。





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withgoldenwings at 17:46
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