アンティークシルバー、ティーポット、シュガーポット、クリームジャグ、ティーケトルがお揃いの、珍しいセットをご紹介いたします。

 

 

イギリスの純銀製品にはすべてホールマークと呼ばれる、制作年(正確には、純銀製品としての登録年)を表すデートレターが刻印されていますが、シルバープレートにはその刻印がありません。 

 

なので、通常は作り方や、スタイル、メーカーの刻印の形などから大体の制作年を割り出すのですが、このお品は、デザイン登録されたおり、その登録番号から、大体の制作年を割り出すことができ、それによると大体1894年ごろに制作されたものだということがわかります。

 

作られてから100年以上も経っているものだと、セット物が一緒に保管されていることはとても珍しいことになります。シュガーポットやクリームジャグは単体であまり役に立たないので、ティーポットと一緒になっていることはよくあるのですが、ティーケトルはそのまま一つでも人気があるので、別々にされてしまいがちです。 ヴィクトリア時代の銀器の宣伝ポスターなどを見る機会があるのですが、ティーケトルはセットのことが多いのですよね。 でも、現在、イギリスでもティーケトルがセットになっていることは、とても珍しいです。

このセットは、スクロールやお花の打ち出し彫刻が素敵な、ヴィクトリア時代後期の逸品です。

水に強い木を使っているため、100年以上たっていてもハンドルや摘みはとても良い状態に保たれています。

バチェラーサイズに近い、小さめのティーケトルは日本のご家庭のテーブルにピッタリのサイズです。

薔薇や、スクロールの手彫り彫刻が素敵なデザイン。シュガーポットや、クリームジャグももちろん、お揃い。 

 

ところどころ、シルバープレートのロスがあるため、すべてのお品に純銀のかけなおし、リプレートをして、お色直しをしてからの発送となります。

 

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