悩める弱小卓球部のお父さん

2019.2.9(土)

小さい頃から卓球をやっている強者に勝てる方法とは?

こんにちは。ブログ運営統括本部です(謎)

 

気になってはいたのですが、なかなか書く機会がなくて取り上げていませんでした。決して忘れていたわけではありません。

 

昨年10月に読者の方からいただいたメッセージについて今回のブログに取り上げさせていただきます。。

 

メッセージをお寄せいただいた読者様は、中学1年生と小学5年生の男の子のお父さん
メッセージを頂いた時点で、お子様を卓球クラブに入れて半年ほど経過しているということでした。

 

お父様のお悩みは、

1、中学校の部活は弱小卓球部で顧問の先生の指導はアテにならないということ。
2、お住まいの地域には卓球クラブはひとつしか無いため、選ぶことができない。

 

しかし、そんな悪条件の中であっても、我が子には卓球が強くなって欲しいということでした。

 

随分前から当ブログをお読み頂いているようで、我が家のボウズの中学校の卓球部は強豪であり、素晴らしい指導者に恵まれていること。また、家から通える範囲の卓球教室が複数選べること、などなど、卓球が強くなる条件に恵まれていることを羨ましく思っておられるとのことです。

 

お父様の願いは、
我が子を強くしたい。小さい頃から卓球をやっている強者に勝てる方法を一緒に考えて欲しい。
ということでした。

 

このことについて、是非小生なりの感想を書かせていただきたいと思います。

 

随分前のブログ日記でも書いておりますが、お父様のおっしゃるとおり、我がボウズの卓球が強くなる環境には本当に恵まれています。
「おまえ、これで強くなれなかったらアホだぞ。」といつもボウズに言い聞かせているくらいです。

 

まず、我が中の卓球部は市内でもトップクラスの卓球名門校。名監督の指導によって中学スタートの卓球であっても、2年生になる頃にはほぼ全員がある程度までは強くなってしまいます。
そこからさらに強い選手が選ばれてレギュラーに入るわけですから、区大会では毎回のように上位入賞し、団体戦では市大会の常連校です。ただし、県大会レベルになるとやはり北九州や筑豊勢が強すぎて全く太刀打ちできないレベルの卓球部です。

 

まあ、いずれにせよ、市レベルでの「強豪」なわけですが、部員全員が卓球は中学スタートであることを考えると、やはり指導者に恵まれているということは間違いないです。
特徴的なのが、団体戦メンバーは確かに強いけれどもカデットや県大会などの個人戦で上位入賞するような飛びぬけて強い選手がいないということです。(ただし、春の大きな個人戦大会で「もしかしたら?」というレベルに到達している選手が現在3人ほど部員にいます。)

 

部活の顧問の先生も言われているとおり、個人戦で上まで勝ち上がるのは相当難しい。小さな頃からクラブで卓球をやってきた選手に勝たなければならないから。やっぱりそうでしょう。
メッセージをいただいたお父様はそれでも、小さい頃から卓球をやっている強者に勝たせたい。と望まれているようです。

 

その気持ちは良く分かります。
名門クラブに通っている卓球選手に勝てたら親としてはやっぱり嬉しいですよねー。

 

しかし現実には・・
やっぱり中学スタート組がトップレベルの選手に勝つのは相当困難です。経験値が全然違う・・・

 

まるで回答になっていませんが、結論から言うと、中学スタート組がトップレベルの選手に勝つのは現実的には相当難しい、と言わざるを得ません。
ただし。
これはあくまでも現時点でのお話しです。卓球は何も中学3年間だけしかできないというわけではありません。子供が本当にもっともっと卓球強くなりたいのであれば、中学校を卒業して高校に進んでも卓球部にきっと入って卓球を続けてくれるでしょう。
そこから先でもまだまだチャンスがあるはずです。中学でダメなら高校で、それでもダメだったら大学・社会人で小学校スタート組に「追いつく」。これなら可能性が見えてきませんか?
たくさん練習するほど、小学スタート組との実力差を縮めるチャンスが結構ありそうです。

 

過去ブログ日記に参照の動画をご紹介しております。
中学スタートで試合に勝てる6つの方法を大公開!

 

我が家のボウズの話しですが、現在中2。もうすぐで3年生になる時期なのですが、未だに試合で小学スタート組の有名選手には勝ったことがありません。
しかしながら、昨年12月の団体戦で他校の小学スタート組のトップ選手に対し5セットマッチの試合で3−2のフルセットまで戦い、負けはしたものの応援席を驚かせたことがあります。このような試合は1年生の頃なら絶対に考えられなかったことですが、2年未満の卓球経験でここまで実力差を縮められる事例もある、というのも事実です。ボウズには是非高校に進んでも卓球を選んで欲しいと思っておりますし、どうやら本人もそれを望んでいるようす。
でなきゃ、「俺高校は東福岡に行きたい」とか言わないでしょうからw

 

まあいずれにせよ、中学在学中に個人戦でトップクラスへ入賞するのはほぼほぼ不可能だと考えています。オヤジは練習次第ではイケる!と密かに思っているのですが、本人の卓球に対するモチベーションがイマイチ足りないのです。せっかく月5で通わせている卓球塾を、隙があればサボろうとしますから。卓球のセンスがあるのは認めますが、トップに登るにはセンスだけじゃ・・・やっぱ無理でしょう。

 

でも中学在学中にせめて市内ベスト16くらいには育ててあげたいと考えていますが、これでも相当高いハードルです。(区内ベスト8は既に入賞済み)

 

卓球上達させるために親として何ができるのか?

お父様のメッセージについて話を戻します。
息子さんの通われている中学の卓球部が弱小である、ということであれば、やっぱりクラブに頼らざるを得ないというのは間違いなさそうです。オヤジもいろいろな大会を見学してきましたが、弱い中学校は本当に弱いです。卓球素人が見ても全然違います。
そのような環境の中で卓球を強くさせたいなら、やっぱりクラブがメインで部活の方がオマケとなってくるかと思います。
ちなみに、我がボウズの場合はあくまでも部活がメインで、卓球塾はプラスαの強化枠と捉えております。本当に環境に恵まれていてありがたいことです。

 

また、お住まいの地域に卓球クラブが一箇所しかないため選べない、とのことですが、これはもう物理的なことなのでどうしようもありません。それならいっそのこと、その卓球クラブでの練習日を増やすという選択はどうでしょうか。お金がかかることなので、そう簡単には決められないかとは思いますが。
後は、親が動く、ということですかね。お父様は息子さんを卓球クラブに通わせているという時点で、息子さんのために充分動いていると思います。

 

我が家の場合、両親がともに卓球未経験のため、オヤジが卓球の書籍を読んだり、卓球のサイトや動画、ラケット・ラバーなどの用具の知識を得たりして動いています。が、その程度です。トップに登る選手の親は我々が想像もつかないような努力をされているのだろうと推察されます。

 

今オヤジに出来ることは、
「こら!サボるな。早く着替えて卓球塾行け!」
「うるせー。眠いんだよ!」
といつものようにボウズとケンカすることくらいです。ホント弱小オヤジですがこれが精一杯・・

 

一方、ボウズが家でやっていること。
卓球の大会がテレビであれば、必ずハードディスクに録画してしっかり観ています。
卓球の動画も結構観ています。卓球のサイトなども良く見ているようです。

 

前のブログにも書きましたが、インターネットの活用は、どこに住んでいても地域格差が無いので大いに活用できますね。
あと、インターネットの知識だけでは得られない、一流の卓球選手が執筆もしくは監修した書籍を親が読むのもおススメです。
オヤジは実際に数冊の卓球本を読んでいます。

 

オヤジが読んだことのある本はこちらですが、まだあったような気がします。

負ける人は無駄な練習をする 卓球王勝者のメンタリティー [ 水谷隼 ]

卓球王水谷隼の勝利の法則 試合で勝つための99の約束事 [ 水谷隼 ]

卓球パーフェクトマスター 基本から応用まで一気に上達! (スポーツ・ステップアップDVDシリーズ) [ 秋場龍一 ]

うまくなる卓球 学研まんが入門シリーズ / 山口隆一 (ぐっちぃ) 【本】

 

これから読んでみたい本はこちら

続 卓球戦術ノート (卓球王国ブックス)

卓球メンタル強化メソッド (PERFECT LESSON BOOK)

卓球の鬼と呼ばれて。

 

親としてできることは、後はそうですね・・
随分前にアップしたブログ日記へリンクを貼っておきましょう。
有能なマネージャーなら卓球未経験者でも成れる
体調管理など、オヤジとしてできることはなるべくしてあげています。
今の季節になると、風邪をひかないように、手洗いについてはめちゃくちゃうるさく言うオヤジです。オヤジ、滅多に風邪をひきません(自慢)。
小柄なボウズには数ヶ月前からアスミール を飲ませておりますが、これがなかなかいい感じ。
最近背が高くなってきて、体つきも少しがっちりしてきたように思えます。
アスミールというのは、「セノビック」と似たような成長応援飲料なのですが、アスミールの方は体の成長だけではなく、アスリートに必要な「活力」もサポートしてくれるスポーツ少年向けの飲料と言えるでしょう。
定期購入で値段が高いですが、毎日は飲まないし、未開封の箱が溜まってきていますので、その場合は定期便をいつでも止められます。

 

アスミール
未開封が2個も溜まってきたので、そろそろストップしないといけませんな。もったいない!

 

話しがいささか脱線しましたが、いずれにせよ、中学スタートの卓球選手が小学スタート組の強者を打ち負かすことは非常に難しい。
ただし、それは中学在学中に限定したお話しであって、高校・大学と進み、経験と練習量を積むことでいつか逆転できる可能性は充分にあるので、あきらめず日々の練習を精一杯継続していくことが重要である。

 

・・と、もっともらしくまとめてみましたが、特にオチがなくてすみません。

 

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