【西条昇のストリップ史コレクション】吾妻京子の抗議文に対する伊吹まりの反論の生原稿
手元にある、昭和27年の三大スターの〝ストリップ廃業声明〟への吾妻京子の抗議文に対する伊吹まりの反論の生原稿「吾妻京子さんへの御返事」。
ストリッパーによるストリップ論争が巻きおこった経緯は前の投稿で触れた通りで、この二百字詰め6枚の文章は伊吹まり名義にはなっているが、日劇ミュージックホール運営委員の丸尾長顕の名前入り専用原稿用紙「長顕草稿」に書かれている。
〈私達はストリップそのものを軽蔑するのではありません。ストリップによって、低劣なワイセツ感をねらう舞台、その「低劣なワイセツ」を強いられる舞台を、忌避したのです〉〈私達は、ヌードによるエロティズムはねらいますが「ワイセツ」はねらいません〉。
ストリッパーによるストリップ論争が巻きおこった経緯は前の投稿で触れた通りで、この二百字詰め6枚の文章は伊吹まり名義にはなっているが、日劇ミュージックホール運営委員の丸尾長顕の名前入り専用原稿用紙「長顕草稿」に書かれている。
〈私達はストリップそのものを軽蔑するのではありません。ストリップによって、低劣なワイセツ感をねらう舞台、その「低劣なワイセツ」を強いられる舞台を、忌避したのです〉〈私達は、ヌードによるエロティズムはねらいますが「ワイセツ」はねらいません〉。
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