前回の記事は実践で使えねえと意味ねえだろうが~自分に衝撃を与えよでした。

 

今回も前回に引き続き、絶賛放映中のアニメ『ケムリクサ』からの引用です。今更ながら、軽く『ケムリクサ』のあらすじを紹介しておきます。

あらすじ

薄暗く赤い霧が立ち込め、廃墟が広がる世界。りん、りつ、りなたち姉妹はムシ(あかむし)と戦いながら水を探して生きていた。ある日、姉妹は記憶喪失の青年わかばと出会う。りんたちはわかばがムシではないかと疑いつつも行動を共にする

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

これからさわることあれこれ考えるのが楽しいんじゃねえか(ケムリクサ)

わかば「あの、最後にこのあたり、っていうか世界について教えてもらえませんか?むかし、人がたくさんいたんですか?」

りく「知らねえよ、生まれる前とか興味ねえし。りょくじゃねえんだから。これからさわることあれこれ考えるのが楽しいんじゃねえか。まっ俺の場合、おわり方っつうか、最後何するかっつうか、つか、りょくに訊きゃいいのか」

「お~い、ちっ、寝てるか」

アニメ『ケムリクサ』第6話

 

多くの人は、過去の自分に捉われています。

人はみな過去に生きています 過去の色々な想いの中に生きています
きのうや今日 一年前十年前と 過去を積み重ねそれが人格となっています

ジョージ秋山『弘法大師空海』第6巻

 

しかし、過去の自分にばかり捉われていると、過去の自分をなぞった生き方を続けることになります。それは人生を変えてていくのではなく、昨日と同じ自分が同じ毎日を繰り返す生き方になるということです。自分を成長させたい、自分を変えたいと思っているのであれば、昨日と同じ自分が同じ毎日を繰り返す生き方を変える必要があります。

 

しかしながら、今までの習慣やホメオスタシスや善意の第三者が、あなたを過去に縛り付けようとしてきます。「そんなのあなたらしくない」「今まで通りでいいじゃない」「おまえには無理だよ」「どうせうまくいくはずがない」、そのような声があなたの中で響いてきます。

そんな時、あなたを過去に縛り付ける声に対して、キッパリとこう言ってあげましょう。

「知らねえよ。過去の自分とか興味ねえし」

 

今のあなたを創り上げたのは確かに過去の積み重ねですが、これからのあなたを創り上げるのは今から未来のあなたです。「今この一瞬から新しい自分になる」ということを積み重ねていくことで、過去の繰り返しではない新しい自分になるのです。

 

「今この一瞬から新しい自分になる」ことが自分を書き換えることであり、これを意識して繰り返し続けることで、意識しないでも無意識で出来るようにまでなれば、書き換えがひとつ成功したということになります。

 

自分を変えたいということは、その根本には毎日を今よりももっと楽しく生きたいという部分が含まれています。そして、今よりも楽しく生きたいのであれば、単純に「どうしたら楽しくなるのか?」を考えればいいことです。

 

これからさわることあれこれ考えるのが楽しいんじゃねえか

 

「自分が楽しめること」「自分がやってみたいこと」を考えるということは、思考が未来を向いていることになります。そうすると、過去の繰り返しが現在になるのではなく、未来が現在のあなたの現実世界を創ることになります。

 

なので、自分を書き換える時の大前提として、ゴール設定があるのです。

 

俺の場合、おわり方っつうか、最後何するかっつうか

 

「自分がどうしたいのか」「自分がどうなりたいのか」、そのゴール設定が、あなたが心から本当に望んでいる未来の世界であるならば、今の自分をその未来の自分に書き換えるだけです。それを意識することを無意識で出来るまで書き換え続けるのです。また、ゴールに向かう気持ちが本物であれば、細かいことは意識しなくても自然に変わっていくこともあります。

 

やることはとてもシンプルです。シンプルですが、時間がかかる場合が多いです。それを続けられるかどうかは、ゴール設定が本当に心から望んでいるかどうかと、あなたがそれを楽しめるかどうかにかかっているのです。

※引用内容と本文の意味合いがずれているかもしれませんが、細かいことはあまり気にせずに読んでください。

ケムリクサ 1巻 [Blu-ray]

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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