11月から新型コロナウィルスの感染者が増加しています。
日々変わる政府に「Go To ナンチャラ」に対する対応や自粛時短要請、専門家委員会から投げられる"提言"の数々…。
こうした動きが発せられると、婚礼もすぐに、延期・縮小の数が増えてきます。
そうなると増えるのがオンライン結婚式。
この動向を喜ぶべきか嘆くべきか…はさておき、オンライン結婚式を受注するようになって、あらためて結婚式をしっかり見るようになりました。
そこで、当たり前のように歌っていた讃美歌312番「いつくしみふかき」とは、どんなものなのか調べてみました。
「いつくしみ深き」(原題: What A Friend We Have In Jesus)
作詞したのはアイルランド人ジョセフ・スクライヴェン (1819年 - 1886年)
アイルランドのシーパトリックに生まれ、ダブリンのトリニティ・カレッジを卒業して、25歳の時にカナダに移住し、オンタリオの学校で教鞭を。
プリマス・ブレザレン派に属して、一生を不幸な人や貧しい人への奉仕活動に捧げた。
この歌は闘病生活をしていた母親を慰めるため、自らの婚約者を事故、病気で2度も失った絶望の中でもイエスを信頼する気持ちを綴った詩と言われている。(一部、Wikipediaから引用)
作曲者はチャールズ・コンヴァース。 (1832年 - 1918年)
この人は、アメリカの弁護士だすです。1855年から1859年まで、ドイツのライプツィヒ音楽学校で作曲法を専攻。米国に帰国後はアルバニ大学法学部を卒業し、弁護士に。そしてペンシルベニアで弁護士をしながら作曲をしたという異例の経歴を持っています。(一部、Wikipediaから引用)
歌詞
いつくしみ深き 友なるイエスは
罪とが憂いを とり去りたもう
こころの嘆きを 包まず述べて
などかは下ろさぬ 負える重荷を
いつくしみ深き 友なるイエスは
われらの弱きを 知りて憐れむ
悩みかなしみに 沈めるときも
祈りにこたえて 慰めたもう
いつくしみ深き 友なるイエスは
かわらぬ愛もて 導きたもう
世の友われらを 棄て去るときも
祈りにこたえて 労りたまわん
もし認識が間違っていなければ、この日本語の歌詞は、1931年に日本基督教団讃美歌委員会が訳したとされています。
讃美歌というと教会で厳かに歌われるイメージがありますが、世界に信者がいるだけに、さまざまな国、ジャンルの曲調にアレンジされて歌われています。
ゴスペルと相性のいいR&B
カントリー
デキシーランドジャズ
こうして聞くと、一般の市民生活に普通に溶け込み、なじみの深い曲だということがわかります。
決して特別な音楽ではないということですね。
勉強になりました。
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