食養生77 食物繊維で「腸」の戦意アップ ② | ジュゲン 小森社長のブログ

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創業67年、神奈川県 戸塚にあります
健康食品会社 ジュゲン(株)代表取締役 小森拓也です。
【食養生】を月に1回、書いています。

食養生とは、医食同源
病気にならないための食生活
日本人の体質にあった食と健康の話です。

小森です。

 
今日から9月。
これから一段と暑さも落ち着いていきますから、
行楽の秋に備えて体調を整えていきたいところですね。
 
今回も前回に続いて腸の話です。
 
「腸」といって私が思い出すのが、
新谷弘実先生の名著「胃腸は語る」
 
 

 
 
この本はジュゲンに勤めて間もない頃に読んだ本なので、もう20年近くも前になるんですよね。
 
 
この本では、手相のように
胃や腸には胃相腸相があって、胃や腸の状態を見れば健康状態の大体のことがわかり、
 
 
胃や腸がキレイな人は、例外なく肌もとてもキレイで、
 
胃や腸をキレイに保って、健康美を保つには
食事がとても大切であることが書かれていて、当時の私にはとても衝撃的だったのを覚えてます。
 
腸がキレイなピンク色をしている人は
肌もキレイな人です。
 
 
腸が黒っぽく鬱血している人や、ポリープがたくさんできている人は、肌だけではなく健康状態も良くないかもしれません。

 
 
ストレスや運動、遺伝や体質的な原因もあるかもしれませんが
 
毎日の食事によって、
胃や腸の相は変わり、健康美を保てるようになります。
 
食べ物で腸が健康でいられるのであれば、簡単ですよね。
 
では、どんなものを食べれば良いのでしょうか?
 
前回は「発酵食品」の話をしましたが、
発酵食品と並んで、腸がとても喜ぶ食材、
それは食物繊維です。
 
便秘をすると、体内に悪臭や老廃物が充満して悪玉菌も増え、腸が汚れ、それが肌荒れになって現れます。
 
便の8割が腸内細菌の死骸だそうですが、
出すべきものは、規則正しく出してあげないといけませんよね。
 
食物繊維は、そうならないように善玉菌のエサになって便を外に出し、腸内環境を整えてくれます。
 
 
それに食物繊維腸内の免疫バランスも整えてくれて、現代人に必須の働きをしてくれているんです。
 
 
詳しくは、
 
食養生65 花粉症対策には免疫の暴走を止める◯◯を?
https://ameblo.jp/jugen1957716/entry-12355645980.html
 

 

 

食物繊維が多い食材には、
「野菜」「豆類」「いも類」「穀物」「海藻」があります。
 

 
 
 
 
 

 
 
 
覚えやすい標語を考えてみました。
 
 

 
 
どれもまんべんなく摂ることをおすすめしますが
 
「豆類」の大豆は特に、女性の皆さんの健康美に貢献する成分があるとして、注目されていますよね。
 
注目の成分は「エクオール」
 
このエクオールは若返りの成分といわれて、抗シワの働きをしてくれるそう。
 
一時期流行ったイソフラボンよりも高い効果を持っていることがわかってきたそうです。
 
このエクオールは通常、腸内で作られるのですが、エクオールを作る腸内細菌は誰もが持っているわけではないそうです。
 
なんと日本人の2人に1人しか作れないそうです。
 
大豆をしっかり摂ることでエクオールを補えるわけです。
 
気になる方は大豆製品をしっかり食べてくださいね。
 
 
 
 
 
腸が元気になって身も心も健やかでいられるかは、日頃の食事次第。
 
 
身体の健康はもちろん、心もいつも前向きで戦意ある状態でいたいですものね^ ^
 
 
 
これからは沢山の海の幸や山の幸がでてきますが、沢山食物繊維もとって、絶好腸な秋を迎えましょう!
 
 
次回の食養生は9月15日にアップしますパー
それではまた。