8月に入って梅雨明けしたとたん、猛暑が続いています。

 

昨年8月は猛暑の中、母まさこの告別式と初盆供養とで

慌ただしい日々を過ごしていました。

 

今年は法事も無く、静かなお盆を過ごしました。

 

お盆前の週末には、兄とともに農協の選果場へ行き

まさこの妹・弟へ送る果物を買いました。

 

果物は去年も送っています。

遠くで暮らす母の兄弟へ。名産品とともにお手紙を送りました。

 

開店前に着いた選果場には、行列が出来ていましたが

皆さんマスクをして、距離を置いて静かに並んでいます。

 

7月の雨続きで、贈答用の果物は数が減っているようでしたが

何箱も買い求める方々がいて、行列はなかなか進みません。

 

係の方は、いま販売している品種や大きさを案内したり

お昼休みや休憩時間にはいったん販売を中止することなど

並んでいる私たちに説明してくれました。

 

私たちの買いものが終わった頃、選果場の休憩時間になりました。

 

従業員の皆さんは日陰で水分補給しています。

水分補給よりもおしゃべりに夢中な女性陣もいて、

休憩の仕方は人それぞれなのね、と微笑ましくなりました。

 

果物と一緒に、お手紙や地元の広報誌を添えて送ると

まさこの妹・弟たちはとても喜んでくれました。

 

2人からは、初めて聞く話もあって

一緒にまさこを供養しているような感覚になりました。

 

お盆には、まさこが大事にしていた畑で

きゅうりとナスが収穫でき、こんなものを作ってみました。

 

去年はこういう余裕が無かったなぁと、

あらためていまの生活に感謝する気持ちになります。

 

今はコロナ渦で外出を控えているせいもありますが、

自宅と畑を往復する日々は静かでおだやかながらも充実しています。

 

まさこの畑ではいろいろ育てていて、

うまくいかないことも多いですがめげずにトライしています。

 

ここ1か月は、収穫した野菜が食卓を彩っています。

 

最近、久しぶりにスーパーに行き野菜の高騰ぶりに驚きました。

 

畑作業は地味で面倒な一面もありますが、

自分で育てた野菜を食べられるのはある意味贅沢かも。

 

介護をきっかけに生活環境はガラッと変わりましたが、

そのおかげで得られたものかもしれませんね。

 

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