留学していたエガムは大学関係者以外は

地元の人しかいないロンドン郊外の小さな町ですが、

唯一の観光名所があります。

それがRunnymedeの草原です。

 

 

ここはイギリス民主主義の嚆矢とされる

国王の権限を制限したマグナ・カルタが調印された記念の地で

現在はナショナルトラストが管理しています。

 

 

 

エガムのハイストリートからウィンザーへ続くA308の道路の

向かって左側の草原です。

右側はテムズ川の下流でどちらを歩いても楽しめます。

ウィンザーまでの船下りもあります。

 

 

ただただ、だだっ広い草原が続いております。

犬の散歩をされている方や親子連れがたまにいるぐらいで

あまり人も多くありません。

 

 

 

途中で牧場があり、馬や牛がいます。

道路をひたすら真っ直ぐ進むと

 

 

 

このような椅子が草原の中に突如現れます。

そしてこの椅子の向こう側には

 

 

 

マグナ・カルタのモニュメントがあります。

私は訪れたことはありませんが、ティールームもあります。

歩くのが早い方でしたら、

ハイストリートから往復一時間ほどです。

ピクニックやウォーキングにぴったりの場所です。

気軽に行ける草原があり、気分転換や自然に触れられる所が

私がエガムの町を好きな理由の1つです。

特に大学院生活は、部屋や図書館に籠ってエッセイを書いたり

文献を読む日々を過ごしがち。

買い物に出た時にでもついでに少しウォーキングすると

良いリフレッシュになりました。

日本では全く知られておりませんが、駅からもすぐですので、

ロンドン観光のついでに足を伸ばしてみて下さい。