Twitterで発見しました。
女性参政権運動の活動を記録するためのプロジェクトです。
Warwick大学などがパートナーとして参加しています。
オンラインで講演やレクチャーなどの
イベントも開催されています。
時差の関係もあり、なかなかリアルタイムでは観れませんが。
このサイトではblogに色々な人が
女性参政権運動に関する記事を書いています。
その中にドーラ・マーズデンに触れている記事がありました。
「Sex & Suffrage: Sexual Revolutionaries」
written by Dr Gillian Murphy (The Women's Library, LSE)
雑誌、The Freewomanに関しては、
生殖を性交渉から切り離し、
生殖についての記事が多かったとありました。
またマーズデンについては、下記のように述べています。
“ She also separated the ‘love problem’
as ‘human and spiritual’
from the ‘parenthood problem’
which was ‘the animal prosaic side’ of sex”
(Bland, cited by Murphy,
website:「Mapping Women's Suffrage」)
マーズデンが性交渉における
精神的な面を重視しているというのは
これまでの研究でよく述べられています。
マーズデンが性交渉と生殖を切り離して考えている理由は
彼女の性交渉に対するスタンスと関連していると思われます。
参考文献に挙げられているBlandの論文を私も読みましたが、
その点をもっと修論で引用しても良かったと思いました。
他の記事も、これからもっと読もうと思います。
またレクチャーなどは後日Youtubeにアップされており
オンタイム以外でも観ることができるものもあります。
イギリス女性史やフェミニズムに興味がある人間としては
このプロジェクトで学ぶ機会を与えられ嬉しいです。
Twitterで更新情報を得られるのも便利でありがたいです。