いよいよ退院の日。
相変わらず朝イチで授乳、これが最後かなって思いながらやった。
結果的には最後じゃなかったけど(笑)。

最後の朝食
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しめじと長ねぎの味噌汁にほうれん草、玉ねぎ、鶏肉のバター炒めで、和洋折衷って感じ。
そういえばパンは出ないのね。
不思議な甘いタイ味噌と納豆で米を稼ぐ。
フルーツは初めてリンゴ、カットフルーツでは最もメジャーだと思うのだが、今まで出て来なかったのが不思議。

ボクは産科だから、母乳を出すために米が山盛りなのかと思ってたら、骨折で別病棟に入院した方も、やっぱり米は山盛りだったらしい。
そして同じく、全部食べなくてもいいですよって言われたらしい、なんじゃそりゃ。

帝王切開組はやっと水がオッケー出てたみたい。
なんか一人食べてるのって気が引けるな…って思いながら過ごしてました。

朝食後に書類の確認、薬の受領があって。
隙を見て院内1階のコンビニに降りて行き課税証明を取る。
書類ブルーの序章…だけど、持っててよかったマイナンバーカード、コンビニで証明書が取れるなんて感動。
人生で、ちょっとコンビニに出ることもままならないなんて経験初めてだからさ、不自由なもんだな~と思った。

部屋に戻ると助産師さんが来て、退院後の不安について聞いてくれる。
授乳が不安って話すと、やっぱり近くの産院に行くか、こちらの母乳外来を活用してもよいってことで。
とりあえずは母乳にミルク量を80程度まで増やして足し、その後は缶に書いてある量で1ヶ月健診まで様子を見て欲しいとのこと。
体重計で母乳量測定してもよいが、赤ちゃんの体重を測ることがストレスになる人もいる。
母乳外来に来てもらえれば、体重計レンタルのお金で母乳量も測るし指導もするって話で。
なるほどと思ったけど、最初の1か月は外来に行くのが難しいので、痛しかゆしって思って聞いてました。

それから、看護部長のバッチをつけた、気合の入った、という表現が適切かはわかんないけど、カッコイイお姉さまが来て。
実習生さんを受け入れたことのお礼を言われ、その他に何か気になる点がなかったか確認されました。
実習生についてはこちらも勉強になったし楽しかったと伝えると、そう言っていただけるとと安堵されて。
でも本当にそうだったので、win-winでよかったなって思ってます。
他に気になることもなかったし、むしろみんな親切だったなって改めて思いました。
助産院とかだったらもっとアットホームでいいのかなって思うけど、実感を持って比較できないので、ボクには十分でした。

あ、あと、母乳を出すために、夜も間食とかするといいって話で。
ん?病院食って午後6時から翌朝8時まであくじゃん?それが健康的だと思って守ってましたがって話したら、それは配膳の都合上で、そんなにあくと母乳にはよくないとか。
今まで節制してたと思うので、おやつタイムを楽しんでください、だって。
最後の最後まで、病院食には「?」がいっぱいでした。

そして、病院のボランティアさんが作ったというクリスマスカードと
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新年のカードを頂きました
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あ、ミッキーってねずみ年ってことね、ありがとう。 

それから会計の人が来て。
概算として聞かされていたのよりだいぶ安くてびっくりでした、これなら公立病院と変わんないかも。
概算は帝王切開が多い前提で出されてた平均値?と思うほど。
平日だったので1階会計の自動清算機で支払えば終わりで便利でした。

片付けを済ませ、むむみをお迎えに行って、この時最後にミルクをあげました。
授乳用の服じゃなかったので、母乳はパス。
むむみに初めて、自分で買っておいた肌着と外出着を着せ、ナースコールで担当者を呼んで忘れ物チェック。
問題なかったのでここでさようなら、もう帰っていいですって、なんかあっけない。

赤ちゃん本舗でセレモニー用の服とか売ってて、退院時の記念撮影にとか書いてあったけど、そんなことする雰囲気の病院ってあるの?
助産院だったらそうなのかもだけど、大きい病院だとスタッフさんもバッタバタなので、お見送りとか儀式めいたものは無理だと思うし、こっちもない方が楽だなって思いました。

とはいえ、せっかくなので面会室で、勝手に記念撮影しました
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ちゃんと抱っこした写真も撮りました。
結局、クリスマスはお家で迎えることになったんだよね、退院後に。

病棟を出るところで「ありがとうございました」って声をかけると、その場にいたスタッフさんがみんな笑顔で見送ってくれました。
彼らにはこの日常が続くんだ…戦場だわ。
って、彼らの方も、退院する人は子ども抱えてこの先戦場だわ…って思ってるのかもしれないけど(笑)。

親に来てもらって、自分はむむみだけを抱えて、残りの荷物は全て任せて。
病院前のタクシー乗り場からタクシーで帰ってきました。
タクシーはチャイルドシートなくても乗せられる特例があるらしい。

帰ってきてむむみをベビー布団に寝かせたら、もう違和感ありすぎてたまらない、全然慣れる気がしない。
部屋の中での授乳やおむつをどこでやるかと言った、ポジションが決まらなくて苦労しました。
事前に決めとくといいって確かテキストに書いてあったけど、なんせ自分の家ではないので、イマイチピンと来てなかったんだよね。
なんだかんだで、それなりにおさまって行ったけど。

家に帰ってみると、入院中にこうしようと思ったこととか、3時間ごとの授乳とか、瞬く間に時間が過ぎてしまって全然守れない。
肩の力抜いてやるしかないかと頭では思うけれど、凝りまくりです。
退院日は処置してあるので、お風呂に入れなくて大丈夫ですよと言われていたのがかなりの救いだった、ホントやれる気しなかった。


入院中振り返ってみると、子どもがかわいいって感覚よりは、むむみを見慣れてきたって感覚だったように思います。
ああ、この顔、もう他の子と取り違えられてもわかりますわ、みたいな(笑)。
だんだん家にいる姿にも慣れてくるのかなと思うけど。
この先どうなるやらな門出でありました☆


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