～金田利之瑞穂区長逮捕～
８月１２日、名古屋市瑞穂区長の金田利之（６０歳）が知人の女性（３９歳）への恐喝未遂の疑いで逮捕されました。金田区長は、「脅してまで金を回収しようとしたことは記憶にありません」と容疑を否認しているそうです。政令指定都市である名古屋市の区長は、名古屋市長が選んだ区長で、選挙で区民が選んだものではないそうです。
ということは単なる市役所職員である公務員ということになります。６０歳ですから、来年３月には定年退職して、退職金をもらえる予定だったはずです。有罪になれば懲戒免職になる可能性もあり、そうなれば退職金も貰えない可能性もあるわけですから否認するのは当然でしょうね。
～被害者は風俗嬢！～
金田区長は、「今年２月に３０万円を風俗嬢に貸し、返済要求のメールを数十通送っている」という報道がされました。なぜ市役所職員がしかも区長という立場の人が風俗嬢に大金を貸したのか？それだけの仲だったということなのでしょうが、風俗嬢と深い関係になるというのはよっぽど風俗通いしていないと難しいんじゃないかな？それともお金をちらつかせて関係を迫ったりしたのでしょうか？それとも、風俗嬢の身の上話を聞いて、可哀そうで金を貸したとか？
名前 金田 利之（かねだ としゆき)
年齢 ６０歳
出身 長野県
住居 愛知県清須市
最終学歴 中央大学法学部卒
～返済金要求でも恐喝になるって分からなかったのか？～
借りた金を返さない風俗嬢が悪いのは間違いないですね。しかし、この区長は、相手の女性の携帯電話にメールで、
- 「大金借りといて踏み倒す？やれるもんならやってみろや」
- 「男をなめとったらあかんぞ」
そして、５月には、
- 「暴力団に依頼した。きつい取り立てがいく。自業自得じゃ」
などと繰り返しメールを送っていたのです。メールを送れば、相手が消去しない限り証拠となります。区長は、貸した金を返してもらうためにした行為だから恐喝にはならないと思ったのでしょうか？一応、法学部出身なのに？
恐喝とは...
刑法第２４９条１項 人を恐喝して財物を交付させた者は１０年以下の懲役に処する。
と規定されています。「自己が貸与した現金は除く」という除外規定はありません。単純に恐喝して、財物つまり、現金などを交付させた場合に恐喝罪の既遂となります。財物を交付させる前に女性が被害届を出したので恐喝未遂罪となったのでしょう。
貸した金でも包丁を示して返済を迫れば恐喝罪になるのです。大学でちゃんと勉強してたら分かると思うんですけどね。もし、恐喝罪になることが分かってやっていたというのならば本当に馬鹿ですね。
～しっかり証拠残して否認？～
本日、１３日には、金田容疑者は犯行を否認していて、「金田容疑者の携帯電話から、女性に送信した脅迫内容のメールデータが削除されていた」との報道がされました。自分の携帯のデータを消しても、既に送信してるのですから、相手の携帯電話に金田区長から送信された脅迫メールは残っているでしょう。自分の携帯電話のデータを消しても意味がないことくらい分からないのかな？それなら否認しても仕方ないって分からないのでしょうかね。証拠隠滅罪までついちゃうんじゃないですか？
～馬鹿市長河村たかしが区長にした！～
金田区長を選んだのがあの名古屋市長の河村たかしですからね。あの「ミャーミャー弁」のおっさんですからね。
８月９日に河村市長を乗せた公用車が信号無視して警察に検挙されたという報道があったばかりです。この河村市長は、「市長の報酬カットをすることが立派な市長だと思っている人」ですよ。そして、「名古屋城の天守閣を木造で作ると息巻いていたのに、文化庁の了解を得られずに断念した」あの人ですよ。
今年５月には、「ヨーロッパ視察に行く前にパスポートを紛失したと言って騒がせた後、背広のポケットにあったと言った」あの人です。
「自分の給料を減額して日本一少ない市長給与をもらって、『立派な市長だろう』と思っている」あの人です。今回の金田区長の逮捕を聞いて「どえりゃーびっくり！」とか言ってるんでしょうね。この市長が選んだ区長ですからこんなもんでしょう。
金田市長は、瑞穂区について、「安心で安全な街」と宣伝しているんですが、区長自ら恐喝しておいて、何言ってんの！