スキー のコブ・不整地の苦手を克服し発展する コブ特別企画レッスン 発展クラスを担当


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

今シーズンは雪不足や新型コロナウィルスといろいろとありますが、、
できる限り滑って上達したいものです。

3月になりそろそろコブが面白いシーズンと
なります。

かたーいコブは歯が立ちませんが、
春の雪で柔らかい雪質のコブは練習には
もってこいだと思います。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
コブが苦手なスキー狂に
コブを克服して欲しいという思いから
コブに特化した特別レッスンを開催しております。

先日の実施でも15人以上の受講があり
レベルに合わせて3クラスに分けて実施しました。

初級・中級・発展の3クラスです。
先日は発展クラスを担当したので
その時のレッスンの内容を展開します。




コブの企画レッスン

コブの企画レッスンですが。。。
毎回大勢の受講者に受講いただいている
人気の企画レッスンです。

リピートの受講もすごく多いレッスンです。

クラス分けは滑りを確認してスクールの講師により
クラス分けを行う時もありますが、
先日は自己申告でのクラス分けを行いました。

発展クラスは5人での実施となりました。
発展クラスということで。。。
級別テスト2級以上からテクニカル保持者まで
の受講者でした。。。

ゲレンデ内にコブはあったのですが、
コブに行くまでのリフトの移動で時間も多くかかることから
今回はコブ&整地小回りに特化した形で
レッスンを進めました。

実施した内容を以下に示します。

1.基本ポジション

2.整地小回り

3.コブの滑り方

4.重要なポイント

以上の項目を展開します。




1.基本ポジション

基本ポジションですが。。。
コブの基本ポジション・・・といっても
整地 小回り と 不整地 小回り
で基本ポジションや板の基本の操作
が変わるということはありません。

スキーですから・・基本は同じです。

板の正しい操作、正しい乗り位置にのっていないと
整地だろうが不整地 コブだろうがちゃんと滑ることは
できません。

さらに上達や上の資格を狙っていくなら
基本をしっかり整えて進めるのが近道だと思います。

プライズテストの合格を目指している
スキー狂の中にはプライズテストの合格には
切れとスピードが必要!!!
ずれは必要ないというような操作をしている人もいます。

実は上級者になるほどずれを上手に使っているので
ずれを上手に活用するポジションからレッスンを開始しました。

ということで。。レッスンのスタートは
プルークスタンで板の操作や
制動するための概念をみっちり実施しました。

多くの人は左右差がありスキーの操作にも表れます。。

レッスンの中でもこの操作が顕著に出るので
苦手と思われる側を指摘して
苦手側と思われる側の改善にも取り組んでもらいました。

左右差なんですが。。。
身体の動きが板の操作、板の軌道に顕著に表れます。

ターンをする時にターンをするために素直に
ターンをするための板の操作を行えばいいのですが、
器用に別の先行動作などの操作でターンしてしまう
場合もあります。

この操作により左右の操作の不均等が発生している場合
もあると思います。

感覚の面から考えると
器用に動く側がターンを行うために
自分なりに楽にターンを間違った方法で
行っていて、

やりにくい無器用な側が正しい動きを
行っている場合があります。

やり易い、やりづらいでどちらが
正しくターンをしているかは判断はできないと
思うのでビデオで確認や誰かに滑りを
確認してもらうのが良いと思います。

レッスンではこの点をしっかり
確認して受講者に伝えました。

正しい動きをしていないと左右差が
滑りに影響を与えます。

上体や腰を先行してターンをしていくと
正対に近くなるのでづれにくく
切れたターンになると思います。

正しい操作をしている側は
板をしっかり押しずらして制動を
かけてコントロールができる。

できていない側では制動ができないので
正しい操作をしている側に負担がかかります。

コブなどでは顕著にこの影響が出ると思います。

正しい操作、動きが 左右均等に
できることでコブも滑りやすくなると思います。




2.整地小回り

整地小回りですが。。。。
級別テストやプライズテストでの小回りは
山回りで止めてしまう動き・・・板を横方向に
使う動きでは高得点は出にくいと思います。

常に板がトップ方向に進む要素を
保ちながらターンをする。

このためにプルークボーゲンから
洗練された小回りに展開していきました。

プルークボーゲンは
進む方向に対して板のトップの向きが内側を向いています。

スピードを抑えるにはトップの内側への絞り込みを
多くして進行方向に対して板の横向きの要素
を多く活用して制動します。

進む方向に対して
板の縦と横の要素を調整して
制動をしています。

この制動方法を小回りに展開しました。

最初はプルークボーゲンのターンを小さくしていき、
プルークボーゲンの外脚の軌道は
そのままに内脚をパラレルスタンスとします。

言葉では簡単ですが
実際やってみると結構難しい。

板の縦と横の要素を活用して
制動して板を上手くずらして洗練された
小回りとします。

エッジへの意識や板の横方向への押し出し、
山回りでいつまでも谷脚を踏み続けることを
さけて、面でづれ続け常に斜面下方向に
落ち続ける滑りを練習しました。




3.コブの滑り方

コブの滑り方ですが。。。

発展クラスの受講者なので
コブの更に上達を目指す受講者でした。

滑り方によってコブのどのラインを通るのか、
コブの種類によってどのような滑り方を
すればいいのか、
プライズテストの合格に向けて
洗練されたコブの滑り方をレッスンしました。

コブでは板を脱いでコブを間近で
みてもらい、
滑り方による滑るラインを確認しました。

どこを通って、どこを削るか
そのためにはどこで吸収して板を回す必要があるか。

ズルドン とか バンク とか
コブの滑り方は聞いたことがあるが。。。
実際にどこをどうやって滑るかを確認しました。




4.重要なポイント

重要なポイントですが。

実際にコブを滑るためのいくつかのポイントを
意識して滑ってもらいました。

①吸収

②板を回す

③雪面を削る

コブを吸収する。。
コブに当たったときに吸収するのではなくて
コブを越えるときに吸収する。

吸収と一緒に切り替えも行う。

吸収は自分が想定しているより
過剰に。。

伸ばすより曲げるという動作は
行いにくいので、、、
吸収して脚を曲げている姿勢をスタートとして
またこの姿勢に戻るイメージで。。

吸収した後は板を回す。。
板を回すためには、、回しやすくするためには
閉脚で同調する必要がある。

基礎練習で行ったピポットの
操作で同調して板を回す。

同調して板が回せないとなると
交互操作となり板が閉脚で滑ることが
難しくなる。。同調そして閉脚で
板を回す。

板を回した後は削る。。

脚を延ばして削るのだが
積極的に伸ばして削るのではなく
横滑りの要領で身体がついて行きながら
削っていく。

そして常に意識することとして
足首が緩まないようにロック!!!!




まとめ

リフトの繋ぎが悪くて
コブを多く滑ることが沢山できなかったが、
整地小回りも含めて発展させるレッスンで進めた。

スキーなので基本は同じ。

発展クラスでもあり
コブは少なからず滑れる受講者なので
応用できる知識をレッスンすると
直ぐに反映してもらえた。

みっちり、がっつり行った
基本の動きを見直すことでコブの滑りを洗練できる思う。

そして整地小回りも。。

レッスンの中では何度も
レッスン前の滑りに戻らないように!!
と繰り返し。。

滑りがレッスン前に戻り再度スクールを
受講するスクールにとって良い受講者でなく、
一度レッスンした内容は2回は不要といえるような
受講者になってほしいと。。。

滑るときには理解した内容を意識して・・
そしてできなかったことは引き続き練習、取り組んで
発展してもらうことをお願いした。

でも・・・またの受講をお待ちしてます。。

コブが苦手なスキー狂にばっちり・・がっつりの
企画レッスンです。。

http://takasu-spss.whitesnow.jp/category2/entry14.html

苦手なスキー狂は要チェックです!!!!

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