少なくても、ピタゴラスが生きていた時代から続いていた数秘術。
数秘術のカバラのセフィロトの樹は、10で出来ております。
1と0を省けば、8の領域です。
そして、使われている進数は10。
人間の数5を2つ加えた数字です。
ただし、5とは自由と自我意志の構造が強いため、協調ではなく、自我を出す構造を示します。
10からなる進数に入り浸ったとき、自我は人としての自由となり、一人の人として自立する力を意味します。
しかし、社会ではなく、自分のためだけに留まります。
地球の365という基準も自由を意味し、自己主張が強く、物質に特化しやすい数値になっています。
地球の日にち計算は、30日を基準とし、12か月あるから360日。そこに5を足した数になります。
注目したいのは、30日と12か月に注目したこと。
これを360に注目して頂きたいです。
360を形にして表しますと、3,4,5,6角の図形が並べられます。
それぞれをかけ合わせます。
3X4=12
5X6=30
となり、最終的には360が生まれます。
カバラの構造から発想すれば、
現実世界を生み出し、形を作り、人が意志を持ち、全体がまとまるという意味を作り出せます。
また、12か月とは、13進法でキリストを裏切ったユダの数ですが、
これは忌み数ではなく、転生・次のステップへのスタートとなります。
最近の説では、キリストはユダを自分から嗾(けしか)けていたというものすらあります。
古典的な思考にとらわれたとき、数秘の13は悪いものと捉えがちですが、
全体性で見つめれば、社会性に訴えかける数字になります。
3と4の構成要素でカバラの深淵が乗り越えられ、確かめ合う意味での自由が生まれます。
この時点では、3X4X5=60の計算になります。
その後、
自由意志が人々を理解したところで、初めて6の要素が加わります。
60X6=360で、人々がまとまり、社会が一つに変わります。
この変数に5が加わったのが、現在の1年間の日数になります。
そう、まとまりがなくなり、常に動くことに視点を置いています。
365とは素因数分解では、5と73のみとなり、独りよがりになったり、独善的になったりする意味になります。
人々が騒ぎやすい形成がなされています。
また、閏年の366日。
こちらは2~9までの数で分解すると、2,3,6が抽出され、総括して「人と交流して楽しむ」ことでまとまりを得やすい数の集まりになります。
2000年に入り、新世代の子供たちが次々と他人のために生きる力を得られるようになりました。
1年、365日から見れば、自分が人の為に生きる世の中の到来です。
独善的に設定された生き方は、やっと1000から2000へ変わったことを経て、
人を愛することを独善とすると変わる時代ともいえます。
同時に、自分とは何かが重要になってくるため、なお一層、己を知る必要です。
心優しい数字『2』を持って生まれてきた人たちですので、心はナイーブになります。
脅迫的、強制的なことを仕向け、無理やり引っ張り出すことを仕向ければ、心を病んで、引きこもりやすくなったり、社会不安になったりします。
数秘術から見ても、昭和世代のイケイケドンドンな人間構成方法や教育は、ある意味『殺人』になったとも言えます。
時代は変わりました。
古い考えを一度捨て去り、新たな展開と心の気付きが必要になっています。
固定された自分に気付き、新世界へ対応する力を、これからの社会は求めてくるでしょう。
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