【北海道ツーリング2019】メルヘン厄介おじさん

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泣き声で目覚める朝

9/8
程よい気温。
近所のお子さんの泣き声で起きる。
子供は元気だ、もうこんな時間から泣いている。
耳栓もかなわないボリュームだ。
しかしまあ、子供は誰もが通る道。
おれも記憶に無いが子供の時はたくさんの人を困らせてたはずだ、我慢しよう。
蚊やハエ達も元気なようで、洗い物をしているおれの足をモーニングビュッフェよろしく刺しまくっていた。
大学生の団体さんももう行くようだ。
とりあえず今日も呼人浦に連泊なのでテキトーに貴重品だけ持って行こう。
テントの中に大したものも入ってないが一応鍵だけはして行こう。
小デブの全身から出る汁くさいキャンプ道具ややばい臭いを放つ洗濯物がどうしても欲しくてテントをやぶく人がいたら、それはもうどうしようもないが。
たった今ムヒが切れてしまった。
買いに行かねば。

テントにくっついてたイナゴと遊んでたら昨日仲良くしてくれたお兄さんが起きてきた。
携帯の充電が無いそうなのでソーラーパネルのUSBを貸す。


お礼にポテトチップス九州醤油味をいただく。

顔出しOKと聞いたので遠慮なく載せさせてもらう。

お兄さんと別れ、ワンコとたわむれた後おれも出発した。
今日は海沿いを少し北上してこようと思っている。
ただなんとなく寄りたくなったのでメルヘンの丘にまず向かう。

メルヘンの丘

去年来た時は麦が収穫前でキレイだったが、今年はもう刈り取られた後で丸坊主になっていた。

すぐ近くの道の駅でチーズソフトをいただく。
そこらの駄ソフトとは一味違ってうまい。

道の駅にある無理やりな顔出しやお店の人が頑張って描いたゴールデンカムイの看板を楽しんだ後、薬局に向かう。

厄介おじさん現る

薬局で靴下やムヒを買って戻るとなにやらおむずかりのおじさまが。
「バイク停めるのはいいけどさー、邪魔にならない所に停めてよね、自転車出しづらいじゃないの!」
とのこと。
こちらが先に停めてて、自転車置き場は空いてるので後から来ておかしな所に停めた人にとやかく言われる筋合いは無い。
しかしここはここは下手なこと言って刺激してはいけない。
こちらが大人になって、ここはひとつ穏便に済ませることにした。
「後から来て勝手にややこしい所に停めて何言ってやがる、ボケてんのかジジイ(すみませんねぇ、気をつけますね。)」
と下手に出てトラブルを避けておいた。
店から出る時すでにヘルメットは被ってたから道を歩いてても絡まれたりしないはずだ。
おじさまが半ギレで去った後、他のお姉さんから、
「これから暑くなるから水分補給忘れずに楽しんでね。」
という優しい言葉をいただいた。

とりあえず特になにも考えずに北上してみることにした。
海沿いを気持ちよく走りたかったのだ。
常呂のあたりでお腹が空いたのでgooglemapでやけに評判のいい鮨の安さんにてお昼を食べることにした。

鮨の安さん

カウンターのお寿司屋さん、大将がどっしりと構えているさまにいささかビビりつつメニューを見ると意外にもリーズナブル。
海鮮丼とおそばのセット1100円を注文する。

海鮮丼は新鮮なネタがたいへん美味しかった。
おそばは手作り感高い。
そば湯も程よい。
ちなみにイクラ丼も同じ値段だ。

出てからテキトーにまた北上する。

道中、どうしても食べたくなったので道の駅でかきカラをいただく。

カキって外れないよな~。まぁあたってもそれはそれで困るんだけど。

カーリングストーンは重いから触らないでねこっちは巨大クリオネではない。 おやつにたこトンビ燻製を購入。これすっごいうまい。  巨大かぼちゃコンテスト サロマのテーマソング鳴り響くなかなかに気合の入った道の駅。 

オホーツクとっかりセンター

ゾウアザラシ(多分)像がお出迎え。 味のあるアザラシのイラストが目印。

200円で入れるアザラシの施設。

行った時はちょうどアザラシのご飯タイムだった。  お姉さんの言うことをちゃんと聞くザラシ なんかシュールザラシ ごはんが終わると帰るザラシ
よその檻のごはんタイムを見るザラシ 集団で見るザラシ こういう資料見るの好き。

アザラシの周りは砕氷船やその類のものが展示してある。

ホバークラフト 砕氷船 船のスクリューがやけに怖く感じるのっておれだけ? このシャゴホッドみたいので流氷をゴリゴリやるらしい。

MGS3のヴォルギン大佐がこんなん乗ってたな~。いや、全然違ったけど。サーモンは土から生まれるんだよ、知ってた?

ちなみにここの周りのオートキャンプ場は嬉しいことに無料で泊まれるらしい。

今度はここに泊まろう。

厄介なおじちゃん登場

砕氷船なんかをぼんやり眺めてたらやけにテンションの高いおじちゃんが話しかけてきた。
砕氷船の魅力を身振り手振り、時には大袈裟なポーズ付きで教えてくれるおじちゃん、トレーラーの長距離運転手、愛車は新型プリウス、特技は氷上の運転。怖いものは鹿。
話が長い。離してくれない。
こちらとしては日が暮れる前に呼人浦に戻って夕日を見たいのだが、なんだかんだ予定時刻より40分オーバーで出ることになった。

途中、セコマで休憩していると例のおじちゃんがやってきた。
なんでも見覚えのあるバイクがいたから話しかけてみたらしい。
これは不幸中の不幸だ。
話が長くなりそうだったので適当に切り上げ、おじちゃんに別れを告げた。
おじちゃんは笑顔で見送ってくれた。
ただ、初対面の時にうっかり呼人浦にいると言ってしまったが、さすがにそこまでは追ってこないだろうと思った。
おじちゃんは標津に行くとか言ってて、通り道だとか言ってたから不安で仕方ないが。

おじちゃんと呼人浦で出くわすのはご容赦いただきたいのでコープで買い物してから帰る。
荷物を下ろしていたら聞き覚えのある声。
なんと呼人浦まで来たのだ!
この瞬間、おれの中でこの人は“厄介なおじちゃん”から“親友”にクラスチェンジした。
“親友”と語らい、固い握手を交わし、駐車場が埋まってたから路駐したけど、往来の邪魔になるからそろそろ行かなきゃとのことで“親友”は去って行った。
また会えるといいな。

念願のホタテ刺し

今年は貝毒や水揚げ量が少ないのでスーパーにホタテは出回ってないと聞いていたが、コープにあったのを目ざとく見つけて喜び勇んで買ったのだ。
久々に食べるとやっぱうまい。
これのために、外食するより高くついたが後悔はないさ。

くさうまジンギスカン(仮)

コープで羊肉が安かったので再び好きな野菜を適当に買い、ジンギスカンをした。
羊肉の独特の香りがたまらない。
多分苦手な人はダメなんだろーなぁ~とか強風と格闘しつつ思った。
さすがに多かったので残りの具材に火を通し明日の朝食にすることにした。
朝からジンギスカンとは贅沢な食事だ。

ブログを書いたら何故か何もアップロードしていないにも関わらず、大事に大事に使ってた通信量があっという間に倍以上に増えて嫌気が差したので寝ることにした。

次回【北海道ツーリング2019】絶景めぐり 宇宙展望台としじみ炭酸

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