東京大神宮で伊勢神宮と同じ御利益をいただけるのか? | 神様が見えない人でも、御利益をしっかり いただける方法

神様が見えない人でも、御利益をしっかり いただける方法

私たち「神様癒し隊」が八百万神の御用人としてやっていることや、ほんとのほんとの神様の本音、そしてみんなができることなどをお伝えしていきます。

ここのところ、あらためて御利益を

いただける伊勢神宮の参拝方法を、
書いていますが、
ちょうど東京のお伊勢さんと呼ばれる
東京大神宮の七夕祈願祭のお話を

書きました。



伊勢神宮へお参りしたいけど、
今は事情があって参拝できない。
代わりに、東京大神宮でも

御利益はいただけるのか?
先日、そのようなご質問をいただきました。


答えは、YESでありNOでもある、
ということなのですが、
同じような疑問をお持ちの方も
多くおられると思いますので、
少し詳しく書かせていただきたいと
思います。


御祭神が同じならば、わざわざ遠方に
行かなくてもいいとか、逆に、
何が何でも1年に1度は伊勢に行くべきだ
と書かれているようなサイトもありますが、
ともに、ちょっと違いますねぇ。

まずは、
ご近所の神社さんや生まれたところの
近くの神社さんである氏神様や産土様は
常日頃あなたの日常を見守って下さる
担当
みたいな感じですので、

こまめに顔をだして、

近況を報告することがとても大切ですし、

仲よくすればするほど目をかけていただき、

お守り導いてくださいます

月参りが理想的ですね。

その上で。。
伊勢神宮というのは正式には神宮といい、
全国各地の神社を取りまとめている
ホールディングカンパニーの最高峰
といいますか、本社みたいなものです


内宮の御祭神は天照大御神
全国各地におられる八百万の神々の
会社の代表取締役社長さん
ですね。



ですから、多くの神社で

天照大御神の御札がありますし、

神棚にも、地元の神様の御札とともに、

天照大御神の御札も祀りましょう、

という説明をされていますね。


江戸時代には、お伊勢参りブームがあり、
「一生に一度はお伊勢さん」と憧れられ、
「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕様(山)
へは月参り」
というもあるほど。
(※月参りのところはお多賀さまとか
いろいろありますが。)

体が弱いなどの事情で、伊勢神宮に参詣
できない人は、自分の代わりに、

犬に代理でお参りをしてもらうのが

おかげ犬」ですね。

いずれにしても

伊勢神宮は、ちょっと別格

だったんですね。

ということで、
東京大神宮に行っておけば、
伊勢神宮に行かなくてもよい、
ということはありません。



いろんな事情から、
今はお伊勢まではうかがえないので、
今回は東京大神宮さんでご挨拶をさせて
いただきますので、お伝えくださいませ。
状況が整いましたら必ずご挨拶に参ります。
というような気持ちで、ご挨拶されること
が大切です。


そうすれば、
東京大神宮“支社”にいる受付担当の神様
本社の天照大御神様につないでくださいます。

もちろん、伊勢にいけないから、
どこの神社にも行かない、というよりは、
はるかに意義があります。

現代の私たちは、江戸時代よりは、
よっぽど交通の便もよく、お参りしやすく
なっていますから、

当時の「一生に一度」は、
今では「一年に一度」くらいの感覚ですね


それくらいのサイクルで、
神様に伝わる敬を込めて礼儀正しくご挨拶を
していただきたいところです(^^♪。



それから、
伊勢神宮は参拝できるだけで御利益

なわけです。
ですから、おみくじもおいてありません。
お参りに来れたこと自体が大吉なのです。
そんなハッピーな状況ですから、
何かをお願いするというよりは、
ありがとうございます!来れました!
おかげ様です!ありがとうございました。
みたいな気持ちがあふれているはずなんです。


なので、
お伊勢さんは自分の願いごとを
ああだこうだ言うところじゃなく、
感謝を伝えるところ、

といわれているんですね。


お願いごとや御利益をいただきたいことは
氏神様や普段仲良くさせていただいている
神社さんに日々御挨拶で伝えていれば、
その様子は、きちんと本社に伝えて
くださっているはずです。


だからいざお伊勢さんに行った時には、
基本は日々の感謝を伝え、
荒御魂の宮で、自分の決意を申し上げる
のみ
なんです。
お願いするとしたら、お伊勢さんに見合う
世界や宇宙規模の大きな祈りやご挨拶に
なる
んですね。



また、
伊勢神宮は内宮に天照大御神様、
外宮には豊受大御神様をはじめ、
天照さまのおそばに仕え、
神宮を護っている神々がいらっしゃいます。


簡単に社長室には行けず、
受付や秘書さんを通して面会をする構図に
なっているんです。

なにせ八百万の要ですから♪

というわけで、
東京大神宮さんや芝大神宮さん、
さらに各地の神明宮など、天照大御神様が
祀られている神社は、あくまでサテライト
オフィスというか、出張所です。


神社ごとに天照様以外に祀られている神様も
違います。

本社の伊勢神宮さんより、気軽にいろいろ
お願いもできます。




東京大神宮には、倭姫様や造化三神様
いらっしゃいます。むすびの神々ですから
何かを創造することに関して、意がしっかり
のっていれば、御利益もいただけますし、
お願いごともOKです。


その場合でも、これこれの事情で
お伊勢様まで伺えないので、
こちらで失礼します

という謙虚な姿勢は気持ちをもって
きちんと伝えてくださいね。


どちらの神社さんでも敬をこめて
気持ちを込めてご挨拶をすることは
とても大事。


逆に御利益をもらうためだけに
神社参拝をする
とか、
どんな神様か、お名前も知らない、
というのであれば、本末転倒
そんな人が、突然伊勢に行って
お願いごとなんていうのは、
御利益なんてあったもんじゃない
ですよね。



普段から崇敬と行いを整え、そして
その一区切りの集大成として伊勢神宮
参拝、という繰り返しが確実に御利益に
つながっていきます


私たちの塾でも、毎月講座で学び、
そして毎月神社参拝会を実施して、
1年の最後に伊勢奉納参拝会を実施している

のはこのような流れからなんです。

ぜひ、皆さんは神様たちと仲良くなって、
そしてお伊勢さんに挨拶にいって
ステージアップの徳をつんでくださいね。