お久しぶりです。

季節は流れ早6月。

緑は色濃く日差しは強く、初夏を感じる今日この頃です。

 

新型コロナ関連で激動の2ヶ月を過ごして参りました。

なんとか乗り切って新しい日常に慣れようと頑張っていた矢先の出来事です。

 

バレエのレッスン中に右膝を痛めてしまいました。

む、む、無念です・・。

 

右膝負傷

 

特に転んだわけでもないのです。

バーレッスン中片足プリエから足を伸ばした時に、軸足だった右側の膝関節の中でミシッと音がしたように感じました。

しばらく足を回したり座って冷やしたりして様子を見てみましたが、右足を真っ直ぐにして床につけると明らかに違和感があり少し痛みもあったため、以降のレッスンは断念して早引きしてきました。

 

右膝を負傷するのは2回目です。

1回目は今から1年半くらい前、2回目の発表会の3週間前のことでした。

その時は明らかなきっかけはなく、発表会前で少し練習しすぎたのが誘因という感じでした。

 

当時はもう真っ青でした。一緒に発表会に出る人たちに迷惑をかけずになんとか乗り切らなければと。

膝の腫れと痛みに対しては痛み止めの塗り薬とサポーターで対応し、リハーサルではできるだけ膝の負担を避けて、だましだましなんとか乗り切りました。

 

でも無理をしたので治りは遅く、今後のためにもきちんと治そうと整形外科に通いました。2ヶ月ほどリハビリをして完治した後は、とにかく足を冷やさないように、膝を捻らないように気をつけてきました。

レッスン後にはきちんとストレッチやマッサージを習慣化して、再発防止に努めていたのですが・・。

 

頑張りすぎ?

 

緊急事態宣言でバレエ教室がお休みになり、その間は”おうちでバレエ”を頑張ってきました。

この期間を無駄にせずに、むしろプラスに変えようとバレエ動画もたくさん見ました。

でもそんな気合の入った状態は長くは続かず、だんだんとモチベーションが下がっていきました。

グランバットマンすれば家具に当たるし、ポワントを履けばつるつる滑るし、先生のご指導がなくてはどうしても集中を保てないし、苦手な部分はサボってしまいます。

 

だからレッスンが再開になったのはとにかくうれしくて、マスク着用だろうが15分短縮だろうが、レッスン後毎回掃除をさせられても、滑らない広いところで先生のご指導を受けられるのなら、何でもどんとこいという気持ちでした。

 

 

マスクでレッスンは想像以上に苦しかったです。暑いわ息苦しいわで、熱中症寸前。

こまめに水分をとって、その時だけでもマスクを外してしのいでいます。

 

怪我をした日は、いつもよりも張り切っていました。

最近よく注意される背中が落ちる、反っているという指摘に対して、自分なりにここを意識すればいいのかもという答えを見つけていたからです。

 

みぞおちの中に胃をしまって、背中を広く使い、両腕で体の前側に空気を押すような感じです。

今までは下側に押して上に上がることばかりを考えていて、なかなか背中が使えなかったんです。

この意識で、いつもより背中を使ってみるつもりでした。

 

もう一つ、膝のお皿を上に引っ張るという感覚もだいぶつかめてきていたので、そこも気をつけて。

 

あとアンドゥオールも。骨盤を真っ直ぐ立てて身体に芯を作り、細い軸を保って伸びやかに上下に伸びつつ股関節から足全体を回す。

 

・・とか思っていたら、怪我をしてしまいました。

 

1ヶ月半のブランクがあったのに、いやブランクがあったからこそ、かもしれませんが、自分への期待が大きすぎました・・。

 

今回は発表会前でもないし、とにかく早く治すために大事をとりました。

痛みや怪我なくレッスンできる幸せを、前回痛感したのに忘れかけていました。

早く治りますように!

 

皆さんもどうぞお気をつけて!

 

以上、大人バレエの体験談でした。