記述力アップをめざして①~AO入試に向けて | 「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

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「国語教室 Hey Ho」代表の安藤が、思ったこと・考えたことを綴ります。「文章力をつける」教室を開いているのだから、自分も文章を鍛えないと、と思って書いてます。

学校が夏休みに入ると同時に、

「国語教室 HeyHo」には、夕方の通常授業に加えて、

午前・午後にも生徒さんがやってくるようになりました。

 

今週は、AO入試のために「志望理由書」を書いているMちゃんが

2日連続でやって来て、合計5時間くらいかかって何とか完成させていました。

原案は自分で書き、大まかな構成はできていたものの

約3000字のボリュームに悪戦苦闘プンプン

家では徹夜して頑張ったそうです。

 

普段は週1回、志望大学への入試対策として

小論文の勉強に通ってきているMちゃん。

ある事項についての興味が深く、

新書や専門書を読んだり、

また留学経験もあるため、ネット上の英文の情報もチェックしたり、

志望大学の教授の講演会にも聴講に出かけたり……

とても熱心に勉強していました。

その知識をさらに確実なものにして、

世界の中で自分の意見を主張できるようになりたい、と

その大学・学部への進学を熱望しているのです。

 


こんなふうに、何かを探究していて、

それを学ぶことに明確な目的を持っている人は、AO入試向きです。

そういう何かを持っていることが、

志望理由の「記述力」には必要です。

けれども、その思いを、読みやすい構成で、自己アピールをしつつ、

約3000字もの文章でまとめるのは、とても難しい。

何に興味を持っていて、そのことに対して今まで何をしてきて、

大学で何をどう学び、将来につなげたいのか。

一本筋の通った流れの中に、そういった内容を盛り込めむことができれば

自分らしい「志望理由書」が完成です。

 

興味関心・これまでの経験・その大学その学部でしかできないこと……

それを大学のパンフレットのようにしか書けなかったら、

いくら飾った言葉で、きれいに整えていても、よい「志望理由書」にはなりません。

それならAO入試よりも、指定校推薦や公募推薦・一般入試を狙った方がいいのです。

 

逆に、せっかくPRすべき点があり、

その大学その学部を目指す理由がはっきりしているのに

それをうまく表現できていない場合はもったいない!

上に書いた内容を、誰が読んでもわかるように書いてみましょう。

 

そろそろ願書提出が始まります。

「書き方がわからない」

「書いてみたけど、伝わるかな?」

「客観的な目で、一度見てほしい」

そんな場合は、ぜひ早い目にご連絡ください。

 

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