今日は

アーユルヴェーダの料理実習。

 

今回は

バイシャジャ(薬草)カルパナ(工程)について

学びました。

 

よい品質の薬剤を入手するだけでは、どんな病気でも治療を成功させる治療者にはなれない。治療者は薬草の基本的な知識とその製薬法に熟達しているべきである。


チャラカサンヒターより

 

アーユルヴェーダの聖典

チャタラサンヒターには

このように書かれています。

 

さらに

 

 正しい製薬法をとれば、

 猛毒の植物でも

 最高の治療薬になる

 

としています。

 

 

今日の授業は

ヒングアシュタカチュールナ

という消化薬を

スパイスに利用したお料理作り。

 

ちなみに「アシュタカ」は

数字の8を意味します。

 

 

 

製薬法
 

以下の8つのスパイス各1(同量)に対し、ヒングを1/8量を合わせ、ふるいにかけます。シード類については乾煎りしてからプロセッサーで粉末にします。

 
  1. ヒング(アサフェティダ
    芋料理などで発生するガス対策のスパイス。ちょっとニンニクっぽい香りです。
  2. 乾燥しょうが
  3. 胡椒
  4. 長胡椒
  5. クミン
  6. 黒クミン
    今回はキャラウェイシードを利用。
  7. アジョワン
    今回はセロリシードを利用。
  8. 岩塩

 

 

作用

  • 食欲促進
  • 消化力増進
  • 腹部膨満感の解消
  • ヴァータ性疾患の改善
  • 腹痛、消化不良の改善
 
 
服用方法
 
1日1〜4g、ギーと一緒に摂取します。
 
 
ということで
 
柿のサラダにも
蒸かしたジャガイモにも
ギーで炒めたキャベツにも
バターミルクにも

ヒングアシュタカチュールナ

を振りかけて。
 
どれもピリッと味が締まり
身体中がポカポカしました。
 
これからの冷える季節の
鍋料理やスープなどにも
いろいろと合いそうでした。
 
 
 
 
アーユルヴェーダで語られる
医療や健康に対する考え方には
本当に感心することばかり。
 
同時に
 
日本の医療は
日本人の健康に対する意識は
 
 これでいいのか?
 
と疑問が深まるばかりです。
 
食のこと
体のこと
自分のこと・・・

今回そうしたことを
学ぶことができて
本当に有意義でした。
 
そして
 
いよいよ来週が
卒業試験です。きゃー叫び
 

 

 

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