私たちヨガインストラクターは、ワークショップに参加するのが好きです。

 

いや、正確には「好き」なんじゃない。

 

危機感を持ってワークショップに参加しているという方が的確かもしれません。

 

そして、ワークショップや資格取得のための支出が、人によっては収入を上回ったりします。

 

そんな業種、ないですよね。

そんなことしてたら成り立たない、普通。

 

これも主婦の方々が副業を目指して・・・ん?本業を目指して?・・・ヨガを学ばれている率が高いからです。

 

ワークショップも資格取得も一定期間続き、土日も含まれたりするので、土日仕事がある私の場合はその仕事を休んで参加することが多くなります。

 

そうすると、実質、ワークショップの参加費用プラス「逃した収入」分を投資していることになります。

 

痛いです。激痛です。

 

私も、ひーひーいいながら、RYT500取得のために次々とワークショップを受けました。仕事をしながら3年かかって。

 

その費用も歳月もかなり重かった、けど、RYT500を取ったからって特に待遇が変わるわけでも仕事が増えるわけでもなかった。←ここ重要。テストに出ますレベル

 

つまり、自己投資が自己満足で終わる確率も高いということです。

 

そしてさまざまな種類の勉強を重ねた結果、どんどんヨガそのものから離れ、果てには、栄養士なのかマッサージ師なのかダイエットトレーナーなのか、なんだかわからないテクニシャンレベルになったりする人もたくさんいます。

 

それが悪いということではありません。

 

いろんな分野を付け足して新しいスタイルへと進化していくことで、お客様が増えるのは楽しいと思う、面白いしやりがいがあると思う、

 

お金と時間があれば。

 

私には、ない。それが問題だ。that is the questionです。

 

 

 

 

テクニシャンへの道。

 

その道を歩きたいならさっさと配偶者を見つけるか、油田を掘り当てるか(茨城沖にあるらしい)、宝くじを売り場かネットで買うしかない。

 

そもそも、油田を掘り当てたり宝くじに当たったりしてるのに、地味に、ワークショップや資格取得に挑むのかっていう疑問もあるけれど。

 

でも・・・どうも本質を見失ってる気がする。

 

 

 

 

そしてこのコロナ禍で、急に雨後の筍のように湧いてきた、「オンライン講座のやり方教えます」のポストの多さ。

 

ふだんITリテラシーを必要としない職種なので、パソコンがない人もいればガラ系のままの人もいるところに、ドカンとやってきた「オンラインの波」。

 

スマホでそのまま自撮りすればいいじゃんと早く結論を出せた人はすぐ始められたけど、そうでない人たちは頭の中の配線がダマになって絡まって抜け出せない。焦る。

 

「Zoomってなんなの?」

 

タイミングよく(?)Zoomにセキュリティ問題が浮上したり、なんとかつなげてカメラや音声をクリアしても「見せ方」みたいなものもあったり。

 

 Zoomの使い方、教えます。

 

飛んで火に入る夏の虫と言いますか、これは朗報です。無料?なんて親切な!とみんな飛びつきました。

 

でも、そこからが、急。

 

「貧乏は病気です」とかなんとか、“マーケティング戦略のススメ”みたいな方向に完全素人衆を強引にナビゲーションするヨガティーチャーの方々。

 

えっ?えっ?えっ?


 そっちのテクニシャンにもなれってか。

 

って、なんか、違いませんか?

 

 

長くなるので続きます。

 

 

 

 

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