８月８日は○○の日

８月８日は、

台湾で何の日でしょうか？

今日は、父の日なんです。

中国語で数字の８は、
バー（Bā）という発音です。

８が２つならんで、

８８（BāBā、バーバー）。
 

中国語のお父さんの発音も

爸爸、Bàba、バーバ

になります。

 

台湾で父の日は、

爸爸節（Bàba jié）と呼ばれます。

 

台湾の人は家族第一！

 

家族や親せきなどの

 

血のつながりを

とても大切にしています。

 

日本よりも

 

親族や家族の

結束力が強いように感じます。

 

特に田舎や地方にいくほど

それはより強く感じられます。

 

夫は、

 

台湾の中部の田舎の

農村地帯出身です。

 

台湾にお嫁に来た当初、

 

夫の家族と

同居した数年間は、

 

習慣や食べ物の違い、

 

言葉も通じず、

 

環境の不便さにも慣れず、

 

コンビニもない、、、

カフェもない、、、

 

見渡す限りの田んぼや畑。

 

聞こえるのは、

家畜と鳥の鳴き声ばかり。

 

とんでもない所にきてしまった。。。

 

なんでこんな所にきちゃったんだろう。。。

 

と打ちひしがれる日々でした。

 

また、

 

都会育ちのもやしっ子であった

私にとっては,

 

台湾人夫の祖母、両親、

義兄、兄嫁や子供たち、

 

そんな大勢の人達と

一緒に生活することは、

 

想像以上に大変な事でした。

 

その期間は、

 

家族同士の団結力に

圧倒されてしまい、

 

なかなか馴染めず

疎外感を感じてしまったり、

 

自分の殻に閉じこもって

しまうこともありました。

 

十数年の

月日は流れ、

 

今だから分かります。

 

言葉は通じなかったけれど、

 

そんな私を

 

お義父さんとお義母さんは

守ってくれていたんです。

 

家族というものは、

 

長い年月をかけて

育んでいくもの。

 

始めて台湾へ来た頃から

 

ずっと変わらない事が

一つあります。

 

それは、

 

義父さんとお義母さんが、

 

いつも

 

気にかけてくれること。

想ってくれることです。

 

お義父さんとお義母さんの

一番の願い。

 

それは、

 

家族みんなが

お腹いっぱい食べることができて

笑顔でいること。

 

ただそれだけなのです。

 

他に何も望んでいないのです。

今年８４歳になる台湾の義父。

 

５人の弟を食べさせていくために、

小学校１年生で学校を辞めて働き、

 

痩せっぽちの小さな体で

過酷な農業をして

 

自分の家族だけでなく、

 

兄弟の家族やその子供たちを

引き取って

 

総勢２０人以上を養い、

命がけで食べさせてきたのです。

 

子供たちが独立した今も、

 

子供たちには

迷惑はかけたくない！

 

そう言って、

 

８４歳、未だ現役で

 

畑を耕し

 

汗を流し、

 

炎天下の過酷な環境での中

 

農業で収入を得ています。

 

そんな台湾の義父母を

尊敬せずにはいられません。

 

この人たちが

私のお義父さんとお義母さんで良かった！

 

今は、心からそう思うのです。

 

父親節快樂！

Fùqīn jié kuàilè!

感謝您平日的付出!

Gǎnxiè nín píngrì de fùchū!
 

父の日おめでとう！

いつも頑張ってくれてありがとう！

 

普段は、

 

身近な人になるほど、

ありがとう！って

 

照れくさくって、

なかなか言えなかったり

しますよね。

 

８月８日に

 

お父さんに感謝の気持ち伝えてみませんか？
 

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