子供の教育に「将棋」が幅広く使える理由は?

子供への習い事で将棋を考えてみてはどうでしょうか?

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最近の将棋業界

ここ数年で14歳でプロ将棋棋士になった藤井 聡太さんの活躍や羽海野チカさん作の漫画『3月のライオン』の人気によって子供に将棋を習わせる人も増えております。

将棋の参加人口は2017年時点で700万人となり、前年2016年の530万人から170万人増加と年々増えてきております。
『レジャー白書 2019 余暇の現状と産業・市場の動向』参照

また、若い人の参加者が増えているようです。
おそらくですが、藤井プロの活躍をみて子供に習い事として将棋を選ぶ親が増えているのだと推測しています。

将棋で学べること

そこで子供の教育に「将棋」が良い理由をまとめてみました。

忍耐力

・将棋の真剣な勝負の場では相手の考えている時間に邪魔をしたり野次を飛ばしたりしてはいけません。ましてや何も考えずにしていると負けてしまうのでじっと相手の番が終わるまで我慢して待つ必要があり忍耐力が身につきます。

逆算思考力

・試合中に相手がどのような展開をするのか先を予想する必要があります。それも状況がどんどん変化していくので常に考えながら試合をしなければいけません。さらには何手先までも予想する必要があるので逆算思考力が身につきます。

状況把握力

・将棋盤全体を見て現在の状況把握や戦略をたてていく必要があります。また自分の動かせる駒の部分だけ見ることも必要なので全体と部分でみる力が身につきます。

組織力

・将棋で使う駒は全部で8種類で合計40個の駒があります。それぞれの特徴のある駒を使い分けることによって試合を組立て進めて行く必要があるため組織力が身につきます。

問題解決力

・将棋の試合中に予想外の展開になる事は頻繁にあります。そんな問題が発生した時でも柔軟に対応する必要があるので問題解決力が身につきます。

課題発見力

・試合が終わった後に振り返ってみてどのようにすればもっと良かったのか、なぜこのような結果になったのかを考察することによって今後の課題を発見できる力が身につきます。

規律性・慎重性

・一般的にボクたちのやる将棋の試合は一対一で審判がいません。
つまり自分自身が審判の役割も担う必要があります。
セルフジャッジなので相手や自分がズルをしない、ごまかさないように行動する力が身につきます。

礼儀

・勝ち負けを争う試合において負けを認めることは大切です。
負けたことをきちんと認めることによって相手を敬う礼儀が身につきます。

ざっとまとめただけでもこんなに身につくことがあるとは驚きです。
将棋をあまり知らないという人はぜひ一度勉強してみるのも良いでしょう。

今回、紹介した子供の教育に将棋を勧める理由についてはこちらの本を参考にしました。
もっと詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。

こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」 – 「負けました」が心を強くする – (ワニプラス)

“将棋が好きな子供は頭が良い理論はあると思います。”

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