僕がいなくなったら悲しい?

最愛の息子が逝ってしまいました。

ダークな内容も含まれるので
苦手なかたはご遠慮下さい。

うちのお盆

2018年08月14日 | 自死遺族


新盆
私の母は昨年亡くなりました。90才を超えての大往生ではありましたが
最後は、大腿骨が骨折しているにもかかわらず、手術できる体力がないとの事でそのままでした。
なのでとても可哀相でみていられませんでした。。
医師は認知症もあり、あまり痛みは感じていないはずと仰ってましたが
痛そうな顔をしていたのはわかるので私としては本当にいたたまれなかったです。
変な話、早く楽にしてあげたいと思っていました。

昨年は母の所へ息子と一緒にお見舞いに行っていたのですが
はたして息子は何を想っていたのでしょうか…。

そして、今年の4月に息子が旅立ちました。
私は冷静になっていたつもりでも やはりパニックだったと思います。
考えたり行動したりする事ができなくなってしまいました。
息子を失った事は母の死をはるかに越え
それを忘れてしまうほど衝撃的でした。
「新盆」と聞いても息子の事ばかりで暫くは母の事を忘れていたくらいですから。

うちは、私の父親の考えで昔から特別なことはしてきませんでした。父は
得てして「仏作って魂入れず」的な日本の慣習はさけていて
心のどこかでずっと忘れず想っていることがご供養になるという考え方でした。
お正月も虚礼廃止(形だけで心のこもっていない意味のない儀礼はやめるという意味)な人だったので
私も知らず知らずそんな部分を継いでしまったようです。

新盆に何をしたらよいのかわからず
「新盆」でググると「ご先祖様の・・・」といった羅列に目をとられます。
息子はご先祖様ではないので逆縁の哀しさが身に沁みます。

母と息子の新盆は父の意向通り、うちらしくささやかに心を込めておこなうことにします。
娘が帰って来たときにしようと思っています。
本当はもう来ていたはずなのですが
お盆のことで旦那さんといろいろあったらしいので、深くは聞かず日にちだけ変更としました。
ただ、娘の気持ちは、もう”うち”にあると思います。
自分の想いだけで動けずできないのは辛いと言っていました。

娘も息子と同じようにとても繊細なところがあるので心配です。
彼女が帰ってきたらいつも通りに接するつもりです。
とは言え、相続の事もあるので弁護士や税理士に会わなければならず忙しい日程になりそうです。

一昨年くらい前だったと思います。

息子が「生きてる人を優先にしなければだめだよ」と言っていました。
私はそれをどんな気持ちで受け入れ、実行していったらいいのかわからずにいます。



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