回復の日

高校入学後、2か月余の長男。

 

朝早くに出かけ、夜遅くに帰ってくる。

「学校どう？」と尋ねても

 

「別に」とか「普通」とか。

「カネない」とか「カネちょうだい」

 

はよく言うけど

 

自分のことはほとんど話さない。

週末も遊びに出かけ、

 

家にいる時間が本当に少ない。



今週初めから体調が悪そうだった。

それでも、部活、球技大会、部活朝練…

と毎日通っていた。

部活は毎日ではないが厳しいようで

帰宅後「気持ち悪くてメシ食えない…」とポツリ。

普段帰りが遅いけど、

さすがにしんどかったのだろう

一昨日、昨日は早く戻って来ていた。

昨日は、「令和初の調子の悪さ」とも。

そしてついに、今朝ダウン。

いつもの時間に起きられない。

「鼻と咳がひどくてつらい。今日学校休む」

と言ったまま、寝てしまった。



次男と長女、次女を送り出し、

耳鼻科を予約し、午前中彼と出かけた。

アレルギー性鼻炎と蓄膿症で

 

薬を出され、帰宅。

薬を飲んで、自室で過ごし

昼食を一緒にとると、

 

リビングのソファで寝てしまった。

ずっとずっと。




たとえ、学校であっても

社会の中で、組織の中で

 

毎日を過ごしている。

若くても子どもでも、ストレスがたまったり、

 

心身がつかれたりすることもあるだろう。

ゴロゴロしている…

勉強しない…

スマホばっかりいじっている…　など

 

親としては気になるかもしれないが

家はくつろげる、ゆっくりできる

 

元気を回復できる場所でありたい。



ソファで寝てる長男を見ながら

「疲れてたんだね～。

　兄弟もまだ帰ってきていないし
　今日は1日、静かにゆっくり休んで」

と、心の中で声をかけた。

そして私も、

 

今日は一日ゆっくり休んだ。

 

ありがとう