こんにちは、翻訳担当のEikoです。

 

オークランドは春らんまん。私は季節に追い付こうと(いつも置いていかれる)、種まきを楽しんでいます。もちろんガーデンセンターには苗が売っていますが、種類が限られていて、種でしか育てられないものがたくさんあるのです。
 
じゃん!
今年は、ニュージーランドで大手の種屋さん、Kings SeedsEgmont Seedで、はりきってあれこれ購入しました。日本で言うと、タキイとサカタのような感じで、ちょっとずつ品ぞろえが違います。どちらの会社も立派なパンフレットがあって、無料で送ってもらえます。注文はネットが簡単で、種類がそろっていて、確実です(あれこれ悩むから)。どちらの会社の対応も、迅速かつきちんとしています。
 
今年はシシトウや枝豆、ヘリオトロープ(バニラの香りがする花らしいです)なんかに初挑戦。さらに、去年までの古い種もあって、これをできればぜーんぶ蒔こうと思っています。どこに定植するかは、芽が出てから考えることにします。

 

たかが種まきですが、種によって、土を上から掛けたほうがいいか、掛けるなら厚さはどれぐらいか、移植はいつ、どうやったらベストか、などなど、それぞれの種の情報を検索してからなので、なかなか時間が掛かりますが、私にとっては至福の時間です。Kings Seedsのラベルのインストラクションはちょっと簡単すぎるのですが、Egmont Seedはかなり丁寧です。あと、日本にも親切で充実したサイトがたくさんあります。

 

永遠の初心者ですが、ちょっとだけ積んだ経験からのささやかなコツをご紹介します。

 

まず、土はできるだけいいもの(=高いもの)を使いましょう。私は通常は、「Potting Mix」という、肥料なども入っているそのまま使える土をコンテナに入れて使っています。種によっては、種まき用の「Seed Raising Mix」を上からかぶせるのに使う方がいい場合もあります。あと、地植えの場所には「Compost」をすきこみます。Compost Binで、台所の野菜くずや芝刈りで出た芝などを入れていますが、全然足りないので、土はしょっちゅう購入しています。肥料は、日本だと鶏糞ですが、こちらでは「Sheep Pellets」です。土の話しはなかなか奥深く、きりがないので、この辺にしておきます。

 

種まきは、風が強い日には外でやらないようにしましょう。「この日しか空いてないから」と無理をすると、当たり前ですが、飛んでいきます(これは私)。特にオークランドの10月は強風が多いので、ご注意ください。

 

それから、必ずラベルはきちんと付けるようにします。どんなに大丈夫と自信があっても、いくつか蒔くと、「あれ、これには何を蒔いたっけ?」と分からなくなります。イギリスの著名な園芸家で、私のあこがれの庭を造っておられるMonty Donさんも、種を蒔いたら、必ず、蒔いた種の名前を書き込んでおられます。

 

あと、これは私が去年、ようやく気づいたささいな、でも大事な「袋の開け方」です。Kings Seedsの袋は、下から開けます。上から切ると、折り曲げた時に名前が隠れて分からなくなります。

こんな感じで下から開けて、余った分は密封して、私はお菓子が入っていた缶に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れています。期限が切れる前に使い切ることが理想ですが、割と大丈夫です。

 

オークランドでは、毎年、10月最終月曜日のLabour Dayが過ぎると、やっと気候が安定して、暑くなってきます。

このため、この3連休にガーデニングにいそしむ人が多く、ガーデンセンターはにぎわいます。

それでは、Happy Gardening!

 

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