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イライラの原因はスマホによる脳過労だったかも!?話題のデジタルデトックスに挑戦

2021/02/05
 
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ライターMAY
子育てと仕事の両立に悩んだ末、フリーのママライターに転身。大変・辛いと思っていた日々の育児・家事は、ライター目線で見るとネタの宝庫!?子育ても仕事も自分らしくマイペースで。そんなわがままなライフスタイルを叶えてくれるママライターの日常を記録していきます。

こんにちは。2018年の春にそれまで勤務していた会社を退職し、フリーランスのライターとして開業したMAYです。(より詳細な自己紹介はこちらから

2019年2月19日(火)に放送されたNHKクローズアップ現代「“スマホ脳過労” 記憶力や意欲が低下!?」が話題を呼んでいます。スマホ脳過労とは、スマホへの依存状態によって脳が情報を処理しきれない状態になり、脳機能が低下すること。それによって判断力や意欲が低下する危険性があるというのです。

平日の夜10時の番組。いつもは子供たちの寝かしつけで寝落ちしている時間でしたが、その日はたまたま起きていたので、スマホ片手にぼんやりとテレビを眺めていた私。しかし番組が進むにつれ、段々と自分自身に当てはまる症状が多いことに気が付きハッとなりました。特に、ここ半年ほど常にイライラしていた原因が、もしかしたらスマホ依存による脳過労だったのかもしれないと直感。番組で紹介されていたデジタルデトックスを早速試してみる事にしました。

番組内で紹介されていたデジタルデトックスはデジタル機器から完全に離れた状態で2泊3日を過ごすという極端な例でしたが、私が試したのは日常生活の中で少しずつデトックスを意識するというやり方。これなら特別な場所に行かなくても今すぐに始めることができます。今回は私が試しているデジタルデトックスのやり方とその効果について、さらに在宅ワーカーこそデジタルデトックスをやるべきだと私が考える理由について書いていきたいと思います。

こちらのブログを初めて訪問してくださった方へ:「これからライターにチャレンジしたい!という方にまず読んでいただきたい15の記事」

デジタルデトックスとは

デジタルデトックスとは

デジタル機器を手放して、スマホ依存から脱却するきっかけを作る体験のことで、最近、これを売り出すホテルや旅行会社も登場しています。

(NHKクローズアップ現代「“スマホ脳過労” 記憶力や意欲が低下!?」より引用)

クローズアップ現代の番組内では、ニュースキャスターがデジタル機器を完全に触らずに2泊3日を過ごし、その前後の脳の血流検査によって脳機能の状態を比較するという実験が行われていました。結果は脳機能回復の兆しあり。ほんの数日の体験でも効果を実感できるということが分かりました。

普段の生活の中でも出来るデジタルデトックスのやり方とは?

家族や友人との連絡や仕事上のやり取りなどでスマホを日常的に使用している現代人にとって、2泊3日間の間、デジタル機器から完全に離れるというのは難しいこと。そこで、私がチャレンジしたのは以下の8項目です。(いずれも番組内で紹介されていた方法)

  1. トイレ・寝室ではスマホを使わない
  2. 調べものの前に1分考える習慣をつける
  3. 調べものをしたら、ノートにメモをとる
  4. 散歩や日光浴をする
  5. 没頭できる作業をする(皿洗いなど)
  6. 朝起きてすぐスマホを見ない
  7. 食事中や会話中はスマホは触らない
  8. 季節感を感じる食事や行事を大切に

上記のデジタルデトックスを初めてまだ数日しか経っていませんが、既に効果を実感しています。

考えることによって記憶が定着する

ただ単にスマホから距離を取るというだけでなく、2や3のように実際に「自分の頭で考える」という習慣を取り戻す体験は新鮮でした。

ウェブライターの仕事をしていると、「あの言葉、なんだっけ?」という疑問がよく湧いてきます。手っ取り早く仕事を片づけたいので、ついキーワード検索で言葉を探すということをよくやってしまいます。先日も原稿を書いていた時に「自立の反対の意味の言葉ってなんだっけ?」となりましたが、試しに1分間(くらい)考えてみました。しかし結局思いつかず「自立 対義語」で検索。「依存」という言葉が出てきて「あー!!!」となりました。

しかし、その後ふとした瞬間に「自立の対義語は依存」と思い出すようになり、記憶が定着しているのを実感できました。あの時1分間「考える」という体験をしたからこその効果。少しずつですが、こうした体験を増やしていって脳機能を回復させていくことができれば万々歳です。

情報を発見するのはスマホの中だけではない

ランチのために近所のカフェに行った時のこと。普段は席についてすぐスマホを取り出してしまうのですが、その日はスマホはテーブルに置いたまま、カフェの店内を見回していました。そうすると、今まで気が付かなかった本棚を発見。面白そうなタイトルの本を手に取り、食事までの時間、その本に没頭することができました。

今までスマホに気を取られていたせいで、こういった新しい景色を発見する機会を失っていたのだと猛省しました。

声を上げることがなくなった

一番の効果はこれです。デジタルデトックスを心がける前までは、子供たちに対して常に大声を張り上げていた私。毎日イライラしていて、子供たちの言動一つ一つが気に障るという状態だったのが一転しました。喜怒哀楽の「怒」の感情だけを一気にトーンダウンしたような、そんな夢のような感情の変化を実感しています。

特に効果的だと感じたのは朝起きてすぐスマホを見ないようにしたこと。起きて一番に見るのがスマホではなく子供たちの寝顔になったことで、布団の中で子供たちとゴロゴロしたり抱っこしたりする時間を取り戻すことができました。そのおかげかどうかわかりませんが、息子の朝のお支度もなんとなくスムーズ。登園時も元気いっぱい走って行っています。少し大げさかもしれませんが、全てがうまく回り出したような感覚を覚えています。

在宅ワーカーこそデジタルデトックスを心がけるべき3つの理由

私がスマホ依存(デジタル機器依存)の症状を感じ始めたのはいつからだろうと考えてみたのですが、やはり勤めていた会社を退職してフリーランスになったというのが大きなきっかけだったのだろうという結論になりました。その理由は三つあります。

周りの目線がないから歯止めがきかない

会社に勤めていると、嫌でも周囲の目線が気になります。基本的に仕事中にプライベートのメールやSNSは控えるというのがマナー。堂々とスマホをピコピコできるという人は少ないですよね。

しかし誰の目線も気にせず家で仕事をしている場合、メールもSNSもやり放題。そういった状態が続くと、やはりスマホへの依存状態が加速していってしまうのも自然な流れです。

他人とのコミュニケーションもデジタル機器に頼ってしまいがち

会社では同僚やクライアントとのコミュニケーション方法は様々。実際に会って話す事もありますし、電話もします。メールを送る際も慎重に考えてから時間をかけて送信する場合が多いですよね。

一方でフリーランスのコミュニケーション手段はデジタル通信が基本です。特にスピード感を重視するので、メールよりもより簡単なメッセージ機能を使ったコミュニケーションを取る場合が多いです。そういったコミュニケーションでは、深く考えるよりも先に「とりあえず聞いてみよう」という感じでコミュニケーションを取ることも多いのではないでしょうか。

メッセージ機能の特徴としては、一度のメッセージで送信する内容が短く、返信も早いこと。そのため、コミュニケーションのためにデジタル機器を使う頻度も時間も圧倒的に増えてしまうのです。

SNSにハマりがち

在宅ワーカーは孤独感を解消したり、自分自身の評価を高めるために、ツイッターやインスタグラムなどのSNSにハマりがちです。私も「ツイッター?インスタ?ライターならSNSをこうやって使い分けたい!」の記事で書きましたが、SNSによって様々な恩恵を感じている一人。フリーランスになってからSNSを使う頻度はグンと上がり、ツイッターもインスタグラムも一日に何度もチェックしてしまうほど熱心にやるようになりました。

ただでさえ朝から晩までパソコン相手に仕事している在宅ワーカー。自分で意識してデジタル機器と距離を取るようにしないと、スマホ(デジタル機器)依存は時間の問題です。

スマホ依存を経験したからこそわかる!デジタル機器との距離の取り方

今回スマホ依存を実感してデジタルデトックスを心がけた生活を始めた私ですが、実はスマホ依存になって良かったと思っています。それは、自分自身の体験としてスマホ依存を実感できたことが、今後の人生においてデジタル機器との付き合い方を見直すきっかけになったと感じているからです。

我が家の子供たちはまだ未就学児。「スマホがほしい」と言い出すにはまだ時間がありますが、いずれそういう時期が来るでしょう。またAIの発達に伴い、私自身、今後もっとたくさんのデジタル機器に囲まれる生活がこの先待っているかもしれません。

そんな時に今回の私自身の経験がきっと役に立つと思うのです。節度を持って使えば便利なデジタル機器。その機能を最大限活用しつつ、うまく付き合っていく方法をまずは私自身が模索していきたいです。

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