はいこの続き。




2、の解説いきますよ!






で、




歯科アシスタントって

たぶん色々なことに慣れるほど、


無意識


になって


ある意味それがベテランって感じだったりする。







精密根管治療のアシスタントを10年以上やってきて、

その前にも一般歯科の経験あって思うのは、

精密根管治療アシスタントは

どれだけ


意識的



でいられるか、というのは重要ポイントだなと思っています。






で、まずもってコンセプトがあります。





それは・・・




ドクターのコンセプトを守る



ということですね。






もう、



守る
護る
衛る



マモリマクリです。








というのも、精密根管治療では、前回の記事でもお伝えした通り、




衛生レベルが違いすぎる





ので、ドクターが求める衛生レベルを

まず理解するところから始まります。







ドクターってほとんど洗い物もしないし、滅菌もしないし、



  • 実際器具が綺麗かどうか
  • 滅菌レベルが保たれてるか保たれていないか



はスタッフ次第



です。








衛生の管理レベルは、ドクターの治療の成功率に直結します。





顕微鏡買うより、器具の衛生管理見直した方が成功率上がると思う、みたいな状況見たことあるくらい・・・真顔




だから、

そもそも専門アシスタントは、



根管治療を正しく行うことに誇りがある口笛





自分の高い意識を持った仕事がないと、ドクターいくら上手くてもあなたその成功率出せないよね口笛




って思ってるw強気w

ん?それは私だけか?w







で、衛生レベルを保つべく勉強したりする。





で、勉強するだけじゃなくて、


実際に高いレベルで管理する。

↑ここ大事。







それから、

精密根管治療でラバーダムを使う理由の一つに、次亜塩素酸ナトリウムなどの危険な薬液を直接使える、というのがあると思います。





どういうことかというと、

キッチンハイターを歯に使えるってことですw


キッチンハイターは次亜塩素酸ナトリウムの他に色々混ざってるので実際使いません!!分かりやすく言ってるだけね!!




キッチンハイター、直接口の中で使ったら大事故も大事故、医療事故中の医療事故です。




でもキッチンハイター、めちゃくちゃ消毒してくれます。超強力{emoji:char3/088.png.キラキラ}

だから、キッチンハイター使いたいし、精密根管治療では、そういうの使う。

だからキッチンハイターって言うな!



ラバーダムしてるから使える。







で!


いくらラバーダムしてても、

薬液って超危険なことに変わりはないわけですよ。



例えばシーリング材が崩壊してて、その隙間から口腔内に薬液が漏れるなど許されない。



(それから、薬液で、実際に患者が被害を被ってしまい、本当に大変なことになってしまった事例もあります。)





だから、スタッフ・アシスタントでは、


危険のマネジメント



も 最重要事項 になってきます。




危険をマネジメントするには、

  • 知識
  • 広い視野
  • 冷静さ
  • 判断力



が本当に本当に必要です。

実際に、治療中は、薬液は普通に垂れるし、実際に飛びます。薬液を入れている容器が、こちらのミスではなく破損していたこともあって、それをいち早く発見して事故を防いだこともあります。




こういったイレギュラーなヒヤリハットは、そうそう短期間に起こるものでもなく、1年や2年に1回、などのペースで起こってきます。




その、1年2年に1回のインシデントにしっかり気づくためには、


毎日、毎回、同じように、同じことを、チェックし続け、目を光らせ、気を配り、慣れないで、確実に全てをこなす


必要があるのです。




だから、めっっっっっちゃ

崇高な精神が必要ですw

半分冗談、半分マジですw





根治で根管クリクリしてる時暇だなー

って一般歯科でたまに聞くとか聞かないとかw

まぁ、だから、全く違うものになります。





それから、



ラバーダム + 顕微鏡 + ミラーテクニック



の3拍子揃った状態って、

めちゃくちゃバキュームしにくいです。






左下も右下の大臼歯は、

精密根管治療のアシスタントは8割がた患歯が直接見えてないですからね。

これはドクターに声を大にして言いたいw

絶対気付いてないw

見えてないのに吸えてるとか、マジで評価しろって思うw

そこには確固たるメソッドがあるんですがね口笛







などなど、アシスタントするにも

あれやこれやと制限があるし、

衛生レベルの確保と

危険のマネジメント

も高いレベルでしなきゃだし、





あ、それから、



使う器具めっちゃ多いですw



根管の拡大とか、

手用ファイルでやったりするのかな?

あの、手でクリクリするやつ。

CとかHとかのやつ。


精密根管治療だと、手用ファイルで手で拡大するとか、あんまりないですかね。


機械を使って拡大するんですが、拡大用のファイル類の種類がめちゃくちゃ多いと思います。



それだけじゃなくて、単純に、使うものがめちゃくちゃ多いので、何に使って、どういう目的で、とかいうのを全部理解してないといけないです。









それから、治療のコンセプト、手技なども理解します。




例えば漫画を描くときに、

漫画家さんのアシスタントさんって、めっちゃ絵上手いですよね。

漫画のこと全く知らないですけどw

で、絵が下手だったり、漫画家さんの意図を理解できない人って、アシスタントにならないですよね

。かえって邪魔になっちゃう。


漫画家さんに相当近いレベルで絵が描けたり意図が理解できたりしないとアシスタントできない。



そう、もうお分かりですね。


精密根管治療をなさるドクターは、根管治療に対してやはり非常に意識が高いので、アシスタントも、それなりにわかっていないとアシスタントになりません。





歯の根っこにそれぞれ名前があるんですけども。


「〇〇根があーでこーで、〇〇根にはこれ使います」


みたいなことを普通にやるので、治療の内容も理解してます。





というか、あーこの根こうなってるからこれ使うかなーとか普通に考えながらアシスタントしてます。




石灰化してんなーとか、根尖開いてんなーとか、普通に思います。

そんで、これ使うかなーとか考えて、いつでも使えるように準備したりします。


根充の時のプラガーのサイズも大体モニター見てわかるので、言われなくても合った号数渡したりします。もちろん違うときもあるけどw








まぁそんな感じで、スタッフ側も、求められるものが普通の根管治療とは全く別物なので、やっぱり普通の根管治療と違います。


普通の根治だと、そこまで理解求められないということが普通だと思います。






それが、手を抜いているとかじゃなくて。

むしろ一般歯科では、ものすごい治療の種類あるのに、どの治療もある一定のレベルを保ち続けるって、めちゃくちゃすごいことだと思います。

どのスタッフさんも、めちゃくちゃ毎日いそがしく、意識高くもってやってるの知ってます。







「精密根管治療」

って何がどう違うの?ってなると、やはり違うものは違います、っていうだけ。




ということで、本日は

2 の

アシスタントコンセプトの違い



についてさらっとご紹介でした!




次回は

3 ドクターの話だけど、


これは私の話す話じゃないことが多すぎてすぐブログ書き終わる可能性あるw





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