ABBAの名曲再び!映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』レビュー

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マンマミーア

こんにちは!
カズ()です。

 

ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』最新作の試写会に当選したので、一足先に映画館で本編を鑑賞してきました。

 
 
今回はこの映画『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』について解説していこうと思います。

 
 

※ネタバレはありません。

ミュージカル映画『マンマ・ミーア!』とは

マンマミーア

2008年に全米公開されたハリウッド映画で、ブロードウェイの大ヒットミュージカルの映画化作品です。

 
 

シングルマザーである主人公は、メリル・ストリープ演じる”ドナ”
 
 

物語はそのドナと、ドナの一人娘でアマンダ・セイフライド演じる”ソフィ”
 
 

さらにそのソフィと青春時代にそれぞれ関係を持った三人の”父親候補”たちである
 
ピアース・ブロスナン演じる”サム”コリン・ファース演じる”ハリー”
ステラン・スカルスガルド演じる”ビル”の五人を中心に展開していきます。

 
 

20歳になった一人娘のソフィが「ヴァージン・ロードを父親と歩きたい!」という思いから、母親には内緒で自身の結婚式に母親の元恋人たちを招待し・・・というストーリー。

 
 

ちなみにこの記念すべき第一作目、公開当時のミュージカル映画史上世界NO.1の興行収入記録を叩き出したんですね、スゴイ!

『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』見どころ

マンマミーア

シリーズ二作目となる今作は前作から10年後の公開で、
映画の設定としても前作から10年後を描いた作品となります。

 
 

一人娘のソフィが、母との夢だったホテルの完成を祝うために、
友達や親族を島に呼んで盛大なオープニングパーティーを開くまでの現代パート。

 
 

そして、リリー・ジェームズ演じる”若き日のドナ”が、どのようにして三人の父親たちと巡り会ったのかを描いていく青春時代パート。

 
 
ギリシャのエーゲ海を舞台に、過去と現在二つのストーリーを交互に行き来しながら話は進んでいきます。

 
 
どうして父親が三人もいるんだ?」といった、前作での数々の疑問が徐々に明らかになっていくんですよね。

 
 

そして、今作は娘のソフィを中心に話が進んでいき、
前作で主人公だったメリル・ストリープ演じるドナの登場は、今作のストーリーの設定上あまり多くはありません。

 
 
というかもう「チョイ役か!?」と思ってしまうぐらいに、ほとんど出番がありません(笑)

 
 
ただし、そのほんの少しの出演シーンがこの映画最大のクライマックスシーンでもあるので、

 
 
アカデミー女優であるメリル・ストリープが「ええとこ持ってった」といった感じでしょうか・・・(笑)

ただ僕の率直な感想としては、ABBAの選曲の方は前作の方が好みだったかも。

 
 
前作はABBAの往年の名曲を「これでもか!」と網羅したような選曲でしたが

 
 
二作目となる今作は前作となるべく選曲が被らないようにしようとしたのかどうかは分かりませんが、

 
 
「知ってるABBAの曲は有名どころのヤツだけ」レベルの僕のような人間からすると、
何曲かチラホラ聞き覚えのない曲が使われていたりもしていたので・・・(笑)

 
 

ただ、この辺はABBAの曲のほとんどをよく聞いていたような人たちなら全く問題ないのかもしれませんが。

マンマミーア

それとこれは前作もそうですが、同じくブロードウェイミュージカルの映画化作品で
 
 

舞台版のオリジナルキャストがそのまま演じたミュージカル映画『RENT(レント)』などとは違って、
 
 

メインキャストはいわゆる舞台が本職というような人たちが演じているわけではありません。
 
 

なので、正直そこまで「歌うまっ!ダンスうまっ!」という感じでもありません。

 
 
 

ただ、この映画の見どころはそこではないんです!

 
 
 

恐らくこのシリーズ通してのテーマであろう”母から子への無償の愛“が、
ABBAの名曲たちに随所に彩られながら丁寧に描かれていて、最後まで自然とストーリーに没入できてしまいます。

 
 
親友との友情、三人の”父親たち”との触れ合い、たくさんの島の人たちとの交流、

 
 
そして何より自分を女手一つで育ててくれた、世界でたった一人の母親とのかけがえのない思い出の数々・・・

 
 

“人と人との絆というものがいかに大切か”ということを優しく教えてくれる、

個人的には間違いなく楽しめた作品でした。

 
 

ちなみに映画本編にはあの横澤夏子さんも出演されているそうですが、全く気付きませんでした(笑)

『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』前作を見た上で見るべきか

マンマミーア

結論から言うと、

 
 
僕自身は前作は未視聴で試写会に行ったんですが、それでも全く問題なく楽しめました。
 
 

「未婚の母が立派に一人娘を育て上げたところに突然三人の父親がやってくるお話なんだってさ」

 
 
程度の知識されあれば大丈夫だと思います(笑)

 
 

ただし、もし前作を見てから続編を見るのであれば字幕の方で見てください。

 
 
僕は試写会の後に吹き替えで前作を見ましたが、登場人物のセリフで字幕と吹き替えで一部意味合いが異なる部分があって混乱するシーンがあったので。

 
 
もし見るのであれば、物語の設定的に正しい意味合いの字幕の方で鑑賞することをお勧めします。

『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』予告編映像

こちらは日本版の予告編映像になります。

 
 
この短い予告編ですら、素晴らしくてつい何度も繰り返し見てしまいます(笑)

『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』おわりに

『ラ・ラ・ランド』や『グレイテスト・ショーマン』など、ミュージカル映画全般が好きなタイプの人であれば間違いなく楽しめる作品だと思います。
 
 

もちろん、前作を思いっきり楽しめた人やABBAが好きな人なら、それだけで見に行くべき理由になりますよ!

 
 

見終わった後にちょっぴり前向きな気持ちになれる映画でした♪

 
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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