のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

勝浦沖(大原港出船)  根魚五目  その9  2019年6月22日(土)  根魚五目集中講義

2019年07月08日 22時58分00秒 | 釣行記
またしても、大幅にアップが遅れてしまった・・・。

6月に入って以降、予想通り週末は雨、雨、雨・・・の日々。
またしても釣行間隔は1ヶ月近く空いてしまう事態になってしまいました。

それで、6月22日(土)の釣行ですが、・・・
こちらも当初は雨の予報。
それでも、直前になって何とか当日は保ちそうな感じになり、、、
意を決して、また孝栄丸の根魚五目に予約をいれました。

しかし、集合時間は3:45。
超早いですね。
正直、ちょっときついです。

6月22日当日。
1:00起床。
1:15出発。
3:25大原港到着。
速やかに準備をすませ、孝栄丸に乗船します。

この日は右舷4名、左舷3名(4名?)の大人数で(小型船なので)、
私は右舷のミヨシを指定されました。

4:00頃出港。
海は外房にしてはやや穏やかなれど、東京湾に比べれば、やはり波高し。
ミヨシはやり辛そうだなぁ。

5:00過ぎ、勝浦沖辺りに到着しました。
人数多めだったこともあったのか、船長は錘200号を指示。
水深は概ね135メートル前後くらい。
潮は前半やや強く流れる所もありましたが、全般に緩やかでした。
これは、やりやすい分、魚の食いつきという意味ではよくありませんでしたが。


さて、この日のタックルも前回までと同様です。
①竿:シマノ ディープチェイサー150-195(8:2調子カーボンロッド)
 リール:プレイズ3000XP
 道糸:PE5号(よつあみヴェラガス船×8)
②竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205(7:3調子グラスロッド)
 リール:プレイズ3000
 道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)

仕掛けは全長2.6メートルの二本針天秤。
針はムツ19号(夜光ビーズ付き)。
これに餌は前日に購入した生サバ切り身で、サイズは25×2センチくらいのビッグサイズ。
これに、タコベイト(ヤマリア、パニックベイトオニカサゴM、タカアシガニ夜光)
の半身を取り付けました。

まず、第一投。
底まで落ちたと同時に、アタリあり。
引きは強いが、鬼ではないのは明らか。
上がってきたのは、でかサバ。
ちょっとがっかりですが、新鮮餌としては有効。キープします。

その後、しばらくして本格的な70メートル、50メートル棚で暴れるアタリあり。

この日の船長は何時になく饒舌で、いろいろとレクチャーしてくれたのでした。
曰く、
「最近の鬼はアタリあっても、合わせないでそのまま上げて下さい。合わせるとバレます。」(講義その1)
という訳で、最初のアタリは聞き合わせもせず、そのまま上げてみることにした。
そして、水面まで上げ、天秤をつかんだ瞬間、船下に隠れた鬼が針から外れ、
そのまま海底にお帰りになりました。
最後の最後で、テンションを緩めてしまいました。
無念。良型を逃した~。
無理せず、タモ入れをお願いすれば良かった。

しかし、このバラシのせいかどうか、この後、祟られたように振るわず、の状態に。
底潮の速い場所では、お隣とお祭り。
たまに魚が掛かったと思ったら、大鮫。
道具が遅れないように気を遣って仕掛けを操作しているつもりでも、
ときには反対舷の人とお祭り。

「右舷(私のいるサイド)は仕掛けが船下に入り込む流れのときは、
底に入れっぱなしだと反対舷と祭りますよ。ちょくちょく入れ直ししないとダメですよ。」(講義その2)
と船長。
もちろん、私に対して言っている訳です。
もはや、個人レッスン。

お祭りは、多客の迷惑になる上、自分の機会も無にしてしまう。
お祭りは極力避けなければ・・・。

早くも時計は8:00を回りました。
いつの間にか後半戦突入。
釣果、未だゼロ(サバのみ)。
この日がダメだったのではなく、私一人がダメの様相。
あーあ。

この時点では、今日はダメ(禿)の日ではないか、と弱気に。
特にお祭りを避けるために棚切りの時間を多くしてしまい、
魚っ気が全く感じられなくなってしまいました。

そんな私の様子を見ていたのか(?)船長ここで3つめの講義。
「底ベタで狙って下さい。底切って待ってもアタリはありませんよ。」

なんか、さっきと言ってることが違ってないか?
が、冷静に考えれば、矛盾はないことに気がつきます。
要するに基本は底ベタで狙い、適宜入れ直して根歩きせよ、といっているのである。
そもそも私がここ数回の鬼釣りで行っていた、
「底ベタで10秒待ち、竿一本分上げて入れ直す」
という基本に返れば良いではないか。

9:00過ぎ。
ポイントは根の多いところに入りました。
自分の仕掛けもちょくちょく引っかかるようになります。
タックルはこの時点で、やや軟調子の②ディープゾーンGSにチェンジ。
タックルチェンジした理由は、アタリを弾きにくいように、
というよりは、気分転換の意味が大でした。
そもそも、アタリ自体がほとんど無くなっていました。

「ここの根掛かりはカジメにハリスが引っ掛かるタイプですから、根掛かったら、
一度上げて、ハリスを確認して下さい。」(講義その4)

船長の的確な講義は続きます。
根のあるところはチャンス有り。
のハズなのですが・・・。

連続して大鮫を掛けました(徒歩歩歩)。
隣の人にぼやいていると、船長、ここで最後の、
そしてこの日のターニングポイントとなる講義を授けてくださいました。
「餌が大きすぎるんですよ。サメが来てるときは、でかい餌は絶対ダメですよ。」
(講義その5)

(絶対ダメとまで言うか~)
とも思いつつ、実は自分でも少しデカ餌の弊害ではないか、と気づいていました。
もともと大鬼狙いでデカ餌にしていたものの、大鬼なんて言ってられない状況でした。
何でも良いから(ユメカサゴでも良いから)何か食える奴を釣らねば・・・。

でもって、10:00過ぎ。
いよいよラスト1時間を切りました。
ここで、仕掛けのハリス切れを機会に、
針に夜光ビーズを付けていないシンプルな仕掛けに交換。
もちろんタコベイトも外します。
サバ切り身をデカ版の半分サイズ(12センチくらい)にカットし、
針付して、投入。

例の基本動作で誘っていると、船長「上げて」の知らせ。
と、同時に微妙なアタリあり。
そのまま待って、引き込みと同時にリールオン。
70メートル、50メートルの暴れあり。
鬼だ。
今度こそ上げたい。

上がってきたのは、良型鬼。
船長手が離せず、お隣さんにタモ取りしていただく。
無事、リフトオン。
やった。



お礼を言って針を外そうとしたら、勝手に外れました。
危なかったです。タモ取りしていただかなかったら、
最初の1尾目同様、間違いなく帰還していたことでしょう。

次投。
オーラス近い感じになってきました。
仕掛け、餌は先ほどと同様。
そしてアタリあり。
連発です。
慎重に巻き上げて、親切なお隣さんにまたもタモ取りしていただき。
さらに、サイズアップ。



良型連発。
最後の最後で、まとめることができました。
感無量。

そして、タイムアップ。
しかし、なんだかんだで、船長の講義もあり、釣りに集中できた一日でした。

この日も釣りの途中から雨は間欠的に降ってきましたが、
帰港途中から本降り。
もしボウズだったら、惨めだっただろうな、と想像しながら、
帰りの一時間程のクルーズをほっとした気分で過ごしたのでした。
というか、疲れました(いろいろと)。

帰港後は、タモ取りしていただいたお隣の方に、あらためて丁寧にお礼を言いました。
しかし、帰り道はあまりにも疲れたので、途中の道の駅で少し仮眠しましたよ。

肝心のオニカサゴですが、刺身はもちろん、夏なのに鍋にして堪能しました。
ふわふわ唐揚げも超絶。

次は船長の講義も無用で行けたらいいなあ。

御宿(?)沖(大原港出港) イサキ  その2  2019年5月26日(日)  残念だったけど十分・・・

2019年06月04日 22時30分01秒 | 釣行記
大原のイサキが好調の様子。
一週休んで、根魚の次は今季初イサキにトライと決めました。

船宿はいつもの臼井丸。

出船時刻は4:00過ぎ・・・。早い。
・・・遠い。

1:15起床。
このところ、睡眠不足気味で、少し辛い・・・。

ともかく。

1:30に出発して、3:40頃到着。

すでに船は準備して居て、少し急いで自分の用意。
釣り座は、左舷トモが空いていたので、そこを取り、受付して乗船。

この日は総勢6名とのことで、かなりゆったり。
5時前に釣り場到着。

到着時に少しもやっていましたが、この後、次第に周囲は白世界に変化。

第一投。
指示棚にきっちり合わせる。
も、アタリ無し。

この日のタックルは
竿:カイメイスペシャル30-210
リール:プレイズ400(道糸:PE2号)
電源は自前のバッテリー。

仕掛けは腕長30センチの片天秤に、
クッションゴム(1.5ミリ径×30センチ)をつけた
カラー針三本(3.5メートル)。
カゴは指定のサニービシFL60。
窓は上1/2~1/3、下は全閉。
これで、三回シャクリ+誘いを二回やると、大体空になる調整です。

しかし、一投目アタリ無し。二投目もアタリ無し。
で、隣の胴間では若船長がやっていて、いきなりトリプル。
群れは確実にいるので、少し指示棚とは違うところも探ってみる。

すると、ようやくアタリ。
少し追い食いさせてみるが、付いてきそうになかったので、上げる。



今年初イサキ。

一番下の針に食ってきたから、棚のやや上を狙っていたのかも知れない。


その後も、ぽつぽつ。
なかなか一荷で掛けられず。

棚が微妙にずれているのか、追い食いさせられない。

いや、コマセを播いた後の「待ち」が少し足りなかったのかも。
せっかちにコマセを播きすぎ、この日は結局二杯お代わりしてしまったのでした。


中盤になり、ようやく一荷が上がりました。
しかし、結局一荷はこの日二回のみ。
他はすべて、一転掛け・・・。

バラシも多かった。

後で気がつきましたが、仕掛けを一度切られ、交換したときに、
クッションゴムを装着し忘れておりました・・・。とほほ。
最後まで気づかず。
寝不足が・・・。

結局、この日はトータル26尾(ケツの方?)。
トップ47尾だから、割と良い日だったみたい。

あーあ。
まあ、しょうがないか。
まだ二回目だし(ということにしておきます)。

上手な人のやり方を、少し見学してみるべきかな。

ま、そうは言っても、26尾は我が家では十分量(お裾分けし損なった・・・)。

一週間毎日イサキでした。

勝浦沖(大原港出船)  根魚五目  その8  2019年5月11日(土)  大物競演

2019年05月20日 21時49分31秒 | 釣行記
令和初の釣りは、大原港は孝栄丸の根魚五目。
孝栄丸の根魚釣りは、オニカサゴが中心のようなので、
まあ、ほぼオニカサゴ船と言っても良いような。

準備もオニカサゴ用のものを揃えます。

前日に魚屋で生サバ2尾を購入し、20×2センチくらいの切り身を作製。
仕掛けとして、全長2.6メートル及び1.8メートルの二本針天秤仕掛けを
それぞれ4組程作っておきました。

前夜21時就寝。
翌1時起床(ねむ~)。
1:20出発。
3:30頃、大原港到着。
4時集合とのことでしたが、すでに船は来ていて、
3:45に乗船、4:05には出港しました。


大原港出港直後の様子。

この日は私の他、常連師2名の合計3名。
常連師のお二人は先にミヨシの方に座を構えていたので、
私は大ドモに入ることができました。

船は大原港を出て、南下。
1時間以上かけて、勝浦のさらに南の小湊沖あたりでようやく停まりました。

この日の外房は、私が今まで見たことない凪。
風もほとんど無く、非常に釣りやすい天候ではありました。


移動中。海面は外房とは思えないベタ凪。


タックルは、洲崎でのオニカサゴ船と同様、
①竿:シマノ ディープチェイサー150-195
 リール:プレイズ3000XP
 道糸:PE5号(よつあみヴェラガス船×8)
②竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205
 リール:プレイズ3000
 道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
の二種類を用意。
そして、最初は①の8:2調子の硬い竿を使います。

さて、第一投。
錘は150号、水深125メートルくらい。
べた凪で風もなく、潮は流れているのだろうか?

釣り方は前回の方法に準じ、まずはべた底で10秒待つ。
そして、聞き上げ。

ところが、かなり離れて釣っているミヨシ二番目のお客と早速お祭り。
潮はそこそこは流れ、船も動くので、底べたの時間を長くしすぎると、
自分のせいでお祭りが発生してしまいます。

他のお客の迷惑になってはいけないので、少し方針変更。
底をこまめに50センチから1メートル切り、また底を取り直すというやり方に。

アタリあり。
でも乗らない。
お隣は船長の操船で作られた流れに合わせ、早速オニを釣り上げた。
私も気合いが入ります。
チャンスは十分有り。

小さめのアタリ。
巻いてみる。
魚信もあり、上まであげると20センチ程のユメカサゴでした。
まあゲストとしては嬉しい魚。
そもそも根魚五目だし・・・。なんでも良いですよ。

さらに、次のアタリは、もっと明敏。
しかし、恐ろしい程の引き込み。
電動リール(プレイズ3000XP)が全く巻き上げられない。
どうもドラグの調整を甘めにしすぎたようです。
巻きあげ途中ですが、ドラグを少しずつ強くしてみる。
それにしても重い。

が、ようやくにして上がってきたのは、なんと1.5メートルを超えそうなサメ。
糸を切ろうとしたら、水面で暴れて勝手に切れてくれました。
やれやれ。

気を取り直し、仕掛けを結び直して再投。
すぐに強い引き込み。
ゆっくり聞き上げつつ、リールの電源オン。
すると、100メートル付近まで割と素直だったのに、
そこから暴れだし、すさまじい真下への潜り込み。
ドラグをやや強めに設定し直していたのに、
潜られるときは10メートルくらい糸が出されてしまいました。

上がってくるのか?

そして、またもジョーズかと思ったが、そこまで重重でもないし、
どうも違うようでした。
サメ君は重いですけど、その巨体や風貌に似合わず、
割と素直で、激しい抵抗はしないのです。
が、こいつはサメ程でかくないけど、抵抗は激しい。

ようやく水面まで上げたところ、黒褐色で一瞬カンパチかなと思いました。
船長にタモ取りをお願いすると、
船長、「サメですかー」とやる気のない返事。
でも水面の魚を見て、「あー、メダイだ」と叫びつつ、掬ってくれました。

人生初メダイです。
全長60センチくらいで、内幅50センチのクーラーには尾を折り曲げて入れました。
推定3キログラム以上。
我が家用の食料としては、もう十分な量です。




さらにその後、良型のオニとユメカサゴの一荷を釣り上げ、前半はまずまずの戦果。




後半戦。
しばらく釣果ゼロに。
洲崎での状況と同様、ペースが止まってしまいました。
どうも、前半と同じタックルでは難しいかな、と考え、
タックルチェンジを敢行。
②の7:3調子のグラスロッドに交代です。
①より重いですが、柔らかめなので、アタリも弾かず乗せてくれるかなと期待。

しかし、アタリの数自体がかなり減った感じ。
これでは柔らか竿を使用する意味が無い?

皮肉なことに、アタリがあっても例の巨大魚が・・・。
このあと、結局3回ジョーズが掛かり、2尾を水面まで上げました。
いずれも1.5メートル超級。
自作した仕掛けと道糸のノット強度を証明できたことだけが朗報(徒歩歩)。

残り1時間くらいか。
常連師がオニを上げていたので、チャンスは近いと思い、
基本に戻って集中します。
お祭りを警戒して封印していたべた底攻めを思い切って敢行。
聞き上げ & 底取り直しのところで、明確なアタリ。

引き込みを待って、聞き合わせせず、電動リールのスイッチオン。
どうもこの日のオニは、常連師曰く、
「アワセを入れない方が釣りやすい」とのことだったので。

かなり引き強いが、ジョーズにあらず。
そしてこの日一番の大物をゲットできました。
感無量。



そして、沖上がり。

この日の釣果はオニカサゴ2尾、メダイ1尾、ユメカサゴ2尾。
洲崎よりも数は出ませんでしたが、メインは大物で上等な戦果でした。
なにより、ダイワのディープゾーンGSで初めて鬼を獲れたので良かった。

メダイはでかかったので、会社の人に切り身をお裾分けしました。

太東沖(大原港出船) ショウサイフグ  その4  2019年4月13日(土)  修行、、、

2019年04月16日 22時50分50秒 | 釣行記
およそ40日振りの(船)釣りに行ってきました。
外房のカットウフグ。
軽装の釣りなので、リハビリにもちょうど良し。
ただし、大原港で朝4:30集合なので、当日の起床は1:30。
起床時は、夜中。
いつもながら、外房の釣りは気合いが必要。

高速を使って、4時過ぎに現地着。
いつもの荷捌所脇の駐車場はすでに一杯。
今回も船宿は孝栄丸。

準備後、すぐ船に乗り込みます。
本日の釣り座は、右舷ミヨシ。
大原でミヨシは、たぶん初めてかな。
お客は両舷3名ずつか。

集合即出船。
もう桜の散り始めですが、今週は少し肌寒く。
準冬型装備。
しかし、朝から好天で、日差し強し。
なんと、油断して顔は日焼けしてしまいました(右舷=朝日をたっぷり浴びた)。

出船直後、ようやく東の空が少し明るくなってきたあたりで、
海面を覗くと、薄暗いながら、あきらかに濁りが見て取れました。
苦戦の一日となりそうな予感。
ただ、大原にしては、波はさほど大きくなく。
特に日が高くなると、すこし穏やかな感じになりました。

さて5時頃、太東沖のポイント着。
水深は20~25メートルくらいか。

この日のタックルは、
竿:アルファタックル 海人カットウフグ150
リール:グラップラーBB201HG
道糸:PE2号(4本巻)、リーダー:フロロカーボン20ポンド

今回は前回までと違い、PE1号から2号に変更。
根掛りによるPEの高切れを防ごうという目論みです。

カットウ仕掛けは、ハリス12センチと22センチの二本針。
錘(最初は夜光グリーン)30号。
錘上にルミコ(根魚イエロー)装着。
餌は宿支給のアオヤギに、
前日にスーパーで購入したアルゼンチンエビの組み合わせ。

第一投。
値の少ないところで、べったり底付からのタイム釣り。
すると、早速中型のショウサイフグが掛かりました。
幸先良いです。



ただ、デジカメの充電を忘れ、電池エネルギーがごく僅か・・・。
結局写真はこの一枚のみ(久し振りでカメラのことすっかり忘れてた)。

そして、第二投後、船長、すみやかに場所移動。
他のお客はまだ型見ていない様子。
この日は朝予感したとおり、全体に不調日。
船はかなり頻繁に場所移動を行いました。

そして、私のペースも激遅に・・・。
最初の1尾は非常に早かったのですが・・・。
その後は一流しで1尾掛かるか、掛からないか、というペースに。
そして、半分はチビ。
4尾目を掛けた後は、しばらくゼロ状態。
下手すると、5尾目は無いか、と思った程。


後半戦。
ようやく5尾目が掛かりました。
思えば、昨年11月に初めて孝栄丸に乗ったときは、
ポイントについて開始20分には同じ数を上げたのに・・・。

釣り方は、当然の空合わせ主体。

反対舷のお客と話したとき、アタリを捕らえているかと聞かれ、
アタリは全く分からないと答えました。
アタリがある程度分かったのは1尾だけ。
それも最小サイズのやつでしたよ。

投げて、底取って、タイム釣り。
集中力を切らさぬよう、シャクリが大きくなりすぎないように、
ひたすら丁寧に竿を操作します。
でも、魚信は1時間に2回も無いのですから、
これはもう、修行さながら。
精神力の勝負ですね。

船長は、前回10時には沖上がりしたのに、
今回は絶不調だったせいか、11時まで延長して粘りました。

が、結局、トータル8尾(前回と同数)で終了(竿頭は11尾)。
今回は中盤以降、船は根を攻めましたが、
根掛かりでの仕掛けロストは2個だけで済みました。
道糸も前回PE1号から、今回2号に上げたため、高切れを避けられました。
道糸を太くしたのは、奏功でしたね。

また、餌食いは悪かったのですが、肝はそこそこ取られ、
用意したアルゼンチンエビも良く食われていたことから、
特餌のアルゼンチンは今後も有効ということが分かりました。
これは朗報です。

帰港後、渋かったからか、お土産に鮭の切り身をいただきました。

あ~、疲れた~~。

小さめのフグは翌日唐揚げ(激うま)。
大きめは、鍋(ふぐちり)と刺身でいただきました(激うま)。

館山(白浜沖)  オニカサゴ  その2  2019年3月2日(土)  洲崎にて・・・

2019年03月07日 22時50分31秒 | 釣行記
館山は洲崎西港にある船宿、勝丸のオニカサゴ船に乗ってきました。

実は2月9日に同じ勝丸のオニカサゴにエントリーしていたのですが、
当日は悪天候(雪)のせいで、出船中止に見舞われました。

今回は満を持して、準備を整え、再び予約。
しかし館山、しかも千葉県最南端のエリアは沖釣りを始めて以来、
最遠のところです。
当日は起床してすぐに出発できるように、完全に準備を整えて就寝しました。

さて、2時に起床。
2:15出発。
千葉市辺りまで下道を使い、その後は高速にのり、
富浦ICを経て、5時頃現地着。

目的地の洲崎西港は、小さな漁港で、なんとものどかな雰囲気のところ。
少し早く到着したためか、勝丸の停泊している辺りにはまだ誰もいません。

早めについたので、さっさと準備して、船宿の人の来るのを待ちます。
すると、5:30過ぎに他のお客が現れ、
さらに少し遅れてようやく勝丸の軽自動車が到着。
すぐに受付し、乗船。
早めに来たので、一応右舷トモの席につけました。
もっとも、お客も右舷で3名(左舷は1名?)だけだったので、
あまり釣り座は関係ない感じでしたが・・・。

さて、この日は、
①竿:シマノ ディープチェイサー150-195
 リール:プレイズ3000XP
 道糸:PE5号(よつあみヴェラガス船×8)
②竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205
 リール:プレイズ3000
 道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)
の2タックルを用意してきました。

①は軽量で、8:2調子のやや硬調なもの。
一方、②は前回(1月4日釣行)でも用いたグラスソリッドの7:3調子で、
やや胴に乗るタイプ。

最初は①で攻めていき、乗せにくければ、②にチェンジするという作戦。
前回全くオニの姿を拝むことができなかったので、
道具にも現段階での万全を期してきたのでした。

もっとも、実はこの日、結局②の出番はなかったのでしたが・・・。

餌に関しては、前夜にスーパーで購入した生サバの切り身と冷凍サバ餌を、
念のため持ってきてはいました。
が、宿の仲乗り氏から、一応念のため(保険として)サバ餌をもらっておきました。
他のお客を見ると、どうも皆自前の特餌を持ってきているようでした。

そんなこんなで、6時頃には少し明るくなり、河岸払い。
この日は、すこし北東の風強く、船は南東側の白浜沖を目指しました。
風裏ということなのでしょうか?
初めて来た場所なので、そのへんはよく分かりませんでしたが。

30分程走って、ポイント到着。(白浜の岸から5キロほどの地点か?)
錘は150号。
50センチの片天秤に自作の二本針仕掛けを取りつけ、
最初は持参のサバ切り身(2×20センチくらいのもの)に、
タコベイト(オレンジと赤)を取りつけて、第一投。
水深128メートル。

前回のオニカサゴ釣りでは、初めてとはいえ、悔しい本命ボーズだったので、
今回ふたたびオニカサゴを狙うにあたり、ネット等で十分に情報を得、
予習しておきました。
そして、以下のような戦略を立てました。

①投下後、すぐ糸ふけを取り、10~15秒間ベタ底で待つ。
②アタリなければ、竿一本分聞き上げ、10~15秒間待つ。
③底を取り直す。
④①→③をもう一度繰り返し、アタリ無ければ、50メートル程巻き上げて再び落とす。
⑤①に戻る。

だいたい、上記のようにやってみました。

すると、第一投でアタリらしき反応有り。
ゆっくり聞き上げてみます。

ところが、魚信はありません(感知できません)。
さらに、誘いを継続してみます。
何度か聞き上げ、なんだか少し重たくなっているような気もするので、
念のため、電動リールのスイッチをオン。

すると、巻きあげ途中で断続的な魚信が。
そして、なんとオニカサゴが一荷で上がってきました。



1尾は極小サイズだったので、写真を撮ってすぐリリース。
のっけから、オニカサゴの姿を拝むことができました。

どうも、魚信が分からなかった理由は、
掛かった魚のサイズが小振りだったことに加え、
130メートルもの深度で、
かつ150号という重い錘を強靱なブランクの竿に背負わせていたせいであり、
ちょっとした魚の動きはほとんど感知できないということのよう。

ともかく、一度釣れてみるとなんとなく要領が分かった気になり、
第二投以降は、ちゃんと魚信を捕らえ、聞き上げ、抜き上げることができました。






少し型の良いユメカサゴも上がった。


ただ、どうも小振りなものが多い。
場合によっては、全てリリース、というサイズかも?
しかし、そうしていたら、キープゼロという事態。
うーん、悩ましい。

移動途中、左舷にいた仲乗り氏に状況を尋ねられ、
小振りだけど数はまずまずと言うと、
左舷でも小物ばかりとのこと。
隣の胴の間のお客のバケツを見ても、同様でした。

しかし、直後、うれしいことにまずまずサイズのオニをようやくゲット。



そして、小物をはさんで、





この後、この日最大のアタリ。
しっかり合わせて、スイッチオン。
ドラグ調整したプレイズ3000XPが悲鳴をあげ、水深150メートルから、
なかなか上がってきません。
途中、水深70及び50メートル付近ではスプールを逆回転させる引き込み!
電動リールで逆回転を拝んだのはこれが初めてでした。

水面まで上げると、なかなかサイズのオニカサゴ。



自分でタモを使って、抜き上げました。
感無量。

この直後にも、オニとユメカサゴの一荷も上げましたが、



それから2時間、沖上がりまで、
何故かアタリあっても釣り上げる事ができなくなりました。
途中でばれてしまっていたのか?
分かりません。
疲労のせいで、集中力が途切れていたのかも知れません。
思えば、このときせっかく持ってきた二番目のタックル(軟調子)に
チェンジすれば良かったと後で気づきましたが・・・。

結局12時前頃、沖上がり。


沖から白浜付近の様子。この日は波はきつかったが、まずまず好天に恵まれた。

後半は不調でしたが、それでも良型2尾を加えた
オニカサゴ9尾(内リリース2尾)、ユメカサゴ2尾
という、初級者としては十分過ぎる成果。
前回のていたらくを思うと、地獄と天国。
まあ、これが釣りというものなのでしょう。
とはいえ、やはり洲崎くんだりまで遠征した甲斐はありました。

帰港後は自前の釣果が十分あったにもかかわらず、
親切な仲乗り氏より良型ウッカリ、オニ、ユメの
カサゴ三役そろい踏みプレゼント攻撃。
とても我が家だけでは食べきれず、会社の同部屋のみんなにお裾分け。
超美味魚だけに、喜んでいただきました。
女将さんからは、雛祭りということなのか?
沢山のお花をいただきました。

オニを中心とする三役カサゴは鍋、刺身、唐揚げで堪能しました。
超絶美味だったことは言うまでもありません。

洲崎、近いうちに、また訪れたいと思います。


真ん中に頂き物のウッカリカサゴが鎮座。

横浜本牧沖  メバル・カサゴ  その3  2019年2月16日(土)  親子で撃沈?

2019年02月25日 22時56分03秒 | 釣行記
1月のアマダイ釣りから、およそ1ヶ月ぶりの釣り。

ただ、今回は息子の面倒を見るついでの釣り。
ということで、子供の面倒を見ながらやりやすそうな釣り物として、
2月からスタートしたメバル・カサゴ船に乗ってきました。

船宿は湾奥の須原屋。
初めての宿でしたが、船長はじめ、宿の人たちは気さくで好感が持てました。


出船前の江戸川の風景。対岸は浦安吉野家。

湾奥での釣りは、外房や南房などと比べると朝の時間に余裕があるので、
割と気楽に当日を迎えることができます。

ただ、メバル・カサゴ船というのは前回の釣行記でも述べましたが、
どちらをメインターゲットにするかによって、釣果が変わってくることがあります。
今回は、カサゴはあまり釣れなくてもいいから、
メバルの釣果にこだわりたい、という気分で臨みました。

この日のメバル・カサゴ船は、出船7:30と少し遅め。
その分、沖上がりは13:50と延長されました。

タックルは
私が
竿:リーディングメバルS-300
リール:ステファーノSS101HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
息子が
竿:アナリスターマゴチ215
リール:スティーレSS151HG
道糸:PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
です。
息子用の竿は7:3調子で、メバルを釣るにはやや張りが有るのですが、
6:4のライトタックルは持っていなかったので、マゴチ用のロッドを貸し与え。
でも操作性含めて、特に問題なく使えたようです。

さて、現場(たぶん横浜本牧埠頭辺り)について、第一投。
自作した胴突三本針にモエビを付けて投入します。
息子には、一投目だけモエビの付け方を教え、以降は自分でやらせました。

すると、開始早々、同時にそれぞれカサゴを上げることができました。


息子のカサゴはチビだったので、残念ながらリリースしました。

ところが、幸先は良かったのですが、
その後はイマイチな展開。
カサゴの活性も少し低かった様なのですが、
自分はメバルメインで、カサゴに目もくれず、
ひたすらメバルを追っかけていたせいか、
中途半端な状況に?
カサゴは私と息子でそれぞれ前半2尾のみ。
メバルは1尾も上がりませんでした。

そんなこんなで、すでに後半。

自分が投入後、隣の息子が手前祭りしてしまっていたので、
これを処置していると、
自分の仕掛けの方が根掛かり。

ムーチング竿を使った釣りでは、
意外と根掛かりは楽に外せる事が多いのですが、
このときは放置していた時間が長かったせいか、
なかなか抜けず。
仕方なく、諦めて道糸をつかんで緩やかに引っ張っていくと、
運良く外すことができました。

そして、なんとこの日初にして、唯一のメバルが掛かっていました。



放置竿に掛かっていたので、釣った感ゼロ。
嬉しいけど、少し悔しい1尾。

予定通り13:50沖上がり。
私はリリース含めてカサゴ9尾、メバル1尾
息子はリリース含めてカサゴ5尾
といった結果でした。

次回はもう少し暖かくなったら、またメバル狙いで再戦したいですね。
今回持ち帰ったメバルとカサゴの良型は刺身に、その他は唐揚げにして、
翌日完食してしまいました。
どちらも上等なお味でした。


勝山港  アマダイ  その1  2019年1月19日(土)  基本を守れ!

2019年02月18日 23時07分36秒 | 釣行記
千葉県勝山港は利八丸のアマダイ船に乗船してきました。
アマダイは冬の釣り物の中でも、オニカサゴと並んで垂涎のもの。
昨年から機会はあったのですが、いろいろと都合が付かなかったので、
今回は満を持してのエントリー。

勝山港も、内房とはいえ、ほぼ南房なので、自宅からはかなり遠く。
当日は2時起床。
2:25出発。
自宅から千葉市の穴川インターまで下道で1時間20分ほどかけて行き、
穴川インターからは勝山港近くの鋸南富山インターまで1時間程度。
5時前くらいに現着。
周囲はまだ暗し。

ところで、初めて来た勝山港ですが、どうも現場にトイレはなく。
一旦県道まで戻って少し北上し、コンビニのトイレを借りて、
再度港に戻った頃には、お客が集まりつつありました。

準備しつつ、受付場所に行くと、
受付前に先に乗船して釣り座で準備していても良いとのことだったので、
釣り座ボードの右舷トモ4番目を取って船へ。
船長に案内していただくが、この日は右舷4名、左舷5名のようで、
要するに右舷のミヨシということになりました。

さて、予定では6時出船ですが、実際には6時はまだ暗かったからか、
6:30に出港しました。


出船前の勝山港。

ポイントは港を出てすぐの、浮島という小島の近くでした。
水深50メートル弱。
予想していたよりも近場で、しかも浅いところ。
こんな近くにアマダイのポイントがあるとは。

利八丸の船長は、なかなか面倒見の良い人で、
アマダイの初心者向けに、釣り方をかなり細かく指導してくれました。
曰く、
①錘着底後、すぐに底をトントン10回ほどやって、土煙を上げる。
②すばやく1メートル仕掛けを上げる。
③4、5秒待って、アタリ無ければさらに1メートル仕掛けを上げ、10秒程待つ。
④それでもアタリ無ければ、また1メートル下げて、1分程待ってみる。
⑤①→④をもう一度繰り返し。
これでアタリ無ければ、一旦回収して餌(オキアミ)のチェック。
というものでした。

さらに、リールのドラグはしっかり調整しておくように。
船長が上げを指示したとしても、いきなり電動リールをオンしたりせず、
必ず聞き上げ動作をしてからオンする癖をつけるように。

そうしないと、アタリに気づかないうちに実は掛かっていた大物
をばらしてしまうことが結構ある、
など、実践的なアドバイスが続きました。

船長によれば、これらの方法が最新のアマダイ釣法であり、
最も釣果の望めるやり方とのこと。
ネット等や書物を見ると、いろいろな釣法が紹介されている訳ですが、
要は釣法自体も進化しているのであり、巷の情報はどれが古く、
どれが最新のものかは、なかなか分かりにくいので、
このような現場情報は、とても貴重なものと思いました。

さらに、仕掛けについても、こまかい情報提供がありました。
曰く、
a)フロートはタナから上ずってしまうので、付けている場合は外した方が良い。
b)先針のハリス部分には、かならずガン玉を打つ。
c)夜光ビーズは無くても良いし、フグが多いときは外した方が良い。
ということ。
要は、宿でも販売しているYAMASHITA製の仕掛けにすればよい、
という事のよう。
念のため受付時に購入していた同仕掛けには、確かにガン玉が打ってありました。

ところが。
最初のうちはガン玉が打ってないと勘違いして、
船長の放送を聞いてあわてて仕掛けにガン玉を打って投入してしまい・・・。
一つの仕掛けに2個のガン玉を打つという失敗をいきなりやらかしました・・・。

この日のタックルは
竿:海明スペシャル30-210
リール:プレイズ400(電源:自前のバッテリー)
道糸:よつあみヴェラガス船×8(PE2号)
錘は80号。
天秤は40センチのもの。
船長によると、アジやイサキ同様、
アマダイにもクッションゴムを付けた方が本当は良いとのことでしたが、
持ってこなかったので、仕方なく天秤に仕掛けをダイレクト接続しました。

そして第一投。
船長の言う基本通りに誘ってみます。
底トントン×10、すばやく1メートル上げる。
アタリ無し。
2メートルに上げ、、、
アタリ無し。
また1メートル下げ、、、
アタリ無し。
底取り直して、トントン & リフト。
すると、次に2メートルに上げたところで小さな当たり。
上げてみると、予想通り小さなクラカケトラギスでした。
当然にリリース。

自分と反対舷の人が、開始早々47センチの良型アマダイを上げた模様。
ということはチャンス。
気合いが入ります。

第二投。
愚直に同じ誘いを繰り返すと、今度は明敏なアタリ。
聞き合わせて、巻き上げると、25センチくらいのホウボウでした。



ちょっと残念。でも出だしは好調か。

このような感じで、その後それなりにぽつぽつと釣れました。
ホウボウは、小振りも含めて3尾。
イネゴチ2尾。



しばらくして、25センチの良型カワハギ。



35センチくらいのイトヨリダイ。



といった感じで、お土産はゲットできました。
途中、小鬼も釣れましたが、チビだったので慎重に針を外して、リリース。
しかし、本命のアマダイがなかなかこない・・・。

最初にガン玉を2個打ったと書きましたが、
どうやらそのせいで、ホウボウやらコチやら底物が来てしまった模様。
その後は余計なガン玉を外して、攻めたのですが・・・。

後半。
ちょうど別の釣り方、攻め方に変えてみようかと考えていたとき。
船長、皆の釣り方を見て曰く、
「だんだん皆さん、最初に教えた方法から外れてきてますけど、
やっぱり、基本に忠実な方が釣れますから」
との忠言。

なんだか、見透かされたような感じ。
しかし、「基本に忠実に」という言葉には重み有り。
アマダイは、基本を外して簡単に釣れるような、
甘い魚ではないらしい(甘鯛のくせに)。

そんなこんなで、とうとう本命がこないまま、沖上がり直前。
船長に残り時間尋ねると、あと10から15分とのこと。

そして、ラスト一投が宣告されます。
親切なことに、準備中で未投入の人には、餌を付けて投入するよう、
促してくれていました。
しかし、私はすでに投入済みでしたので、上げたら終了という状況。
最後まで諦めず、来ることを信じて、愚直に基本動作を繰り返しました。

すると、2回目の底トントンの直後、特徴的なアタリが。
聞き合わせて、手巻き。
乗っています。
上げてくると、最後の最後で、20センチちょっととチビですが、
ついに初アマダイをゲットすることができました。


うれしいけど可愛すぎるサイズ。

諦めなければ、果実を得られることもある。
感無量。

最終的に、上記の通りアマダイは1尾のみでしたが、
美味しいゲストもそれなりに釣れ、型もまずまず。
さすが南房は海が豊か。
十分に楽しむことができました。



とはいえ、次回は良型アマダイを2尾以上ゲットしたいものです。

佐島(相模湾)  船カワハギ  その8  2019年1月12日(土)  初の二刀流も返り討ちに・・・

2019年02月04日 22時10分30秒 | 釣行記
1月の釣行は、当初金曜日に余っている有休の権利を行使して、
オニカサゴとアマダイに行こうと思っていたので、
その最初の一回目を11日(金)にしようかと考えていました。
が、12日(土)に三浦半島は佐島の深田家が釣船予約サイトの釣割で割引プランを出していたので、
カワハギにすることにしました。

今後のカワハギ釣りの方針の一つは、「宙釣り」訓練。
そのため、年末に大特価で売られていたシマノ「ステファーノ攻HH165」を、
衝動的(という訳でもないが)購入。
今回の釣りで、ステファーノ攻HH165をデヴューさせることにしました。
なにより、超硬竿による宙釣りがどのようなものなのか、
是非とも実感してみたかったのでした。

さて、そんな訳で今回のタックルは
① 竿:ステファーノ180
 リール:ステファーノSS 101HG
 ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
② 竿:ステファーノ攻HH165
 リール:スティーレSS151HG
 ライン:デュエル ハードコア×8 PE1号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)
と、カワハギ釣りでは初めて2タックルを用意。
仕掛けは自作のフロロカーボン製の他、
1組だけPE幹糸仕掛けも自作して持っていきました。

いつもどおり、2:50出発。5時前に現着。
しかし、宿の灯りはまだ点いておらず。
少し早過ぎたようです。
冬場は出船をだいぶ遅らせているので、宿も遅めの開店なのでしょう。

しかも、今シーズンはカワハギ不調(トップでッ抜けできるかどうか、という状況)の年のようで、
土曜日だというのに結局この日のお客は私をいれて3人のみ。

そして、この日の船長は、いつもの船長とは違いましたが、話好きなのは共通していて、
出船前に今年の状況や、ポイントの狙い方など、いろいろ話を聞くことができました。
どうも今回は、やや深いところを攻めるようです。

さて、予定では6:30出船でしたが、まだ周囲は暗く、出船は6:50頃に。
さすがに薄暗い中では、カワハギ用の小さな針に生アサリを上手に付けるのはしんどいので、
遅めの出船は歓迎です。

出船前に、宙と底の釣りについて状況を船長に聞いてみたところ、
どちらが良いとも言えない、とのことでした。
とりあえず、第一投は宙を攻めることにして、早速②の新型機を投入します。

第一投。
錘はシマノの投棚(棒状)夜光25号。
UVライトを照射して投入。
仕掛けは、宙の釣り専用に自作のPE仕掛けをいきなり投入。

すると、宙で誘うと、底1メートル付近でアタリあり。
ワッペンですが、幸先良く掛けることができました。




その後、2尾目も宙で上げます。

今日初めて使用した「ステファーノ攻HH165」ですが、
「ステファーノ180」と比較すると違いが明白。
とにかく、極めて硬調でハリがあります。
が、意外にしなやかでもあり、魚を掛けた後もそれほど神経質にならなくても良い感じ。
アタリはさすがに鋭敏で、カワハギ特有の初期のアタリである(シマノの飯田さん曰く)
「ざわざわ(カイジ?)」とした感じも、なんとなく分かるような気が・・・。

しかし、その一方、この日の宙はやたらキタマクラが多く、
優しい誘いでは、ことごとくアサリを強奪されます。
そして、その感覚は、攻HH165をもってしても、全く感じ取ることかなわず。
ツンツルテン多発。

2尾目以降が続きません。

このとき、本当はもっと素早く誘うなど方針変更すれば良かったのですが、
厳冬期の渋さを念頭に置きすぎ、誘いは一貫して緩やかにしてしまった。
おかげで、三浦半島くんだりまで、カワハギを釣りに来たのか、
アサリを撒きに来たのか、分からなくなってきました(徒歩歩)。

そこで、中盤以降は主に①のステファーノ180を使用。
宙から底の釣りに切り替えます。

ここでもキタマクラは避けられた一方で、トラとかベラの系統に攻められます。
叩いても叩いても、その後のアタリはトラ・ベラー。

それでも、なんとか終了までに25センチ含め、良型を3尾追加。


25センチ。ワッペン10尾釣るより価値あり(と個人的には思っている)。

結局13:30、最少記録タイの5尾で終了となりました。

この日の水温は1月だというのに高め(測り忘れたので、不正確な情報ですが)。
外道が活性高く、上述しましたが、もっと積極的に竿を動かして、
えさ取りを追っ払わないと、釣りにならない感じでした。

うーん。今シーズン4回目のカワハギはあるかなぁ?


東京湾奥  オニカサゴ  その1  2019年1月5日(土)  表の本命、現れず

2019年01月28日 22時56分48秒 | 釣行記
2019年初。
平成最後の年の始めは、湾奥の老舗船宿、吉久のオニカサゴにエントリーしました。

いよいよ初の鬼狩りである。
楽しみである。
思えば、昨年秋から何度かオニカサゴにエントリーしたものの、
海況や船宿の都合でことごとく袖に振られ・・・。
年初からオニカサゴをスタートさせた吉久のプランにようやく乗ることができたのでした。

さて、当日は4:30に家を出て、6時前に現場着。
自分的には、驚異的に楽楽な朝でした。
思えば、最近は外房で朝4時集合みたいな釣りにずいぶんと慣れてしまったものです。
4時過ぎに家を出るなどというのは、ここ最近無かったもので。

吉久のお店の前の駐車場に車を入れ、受付します。
吉久では、係の人にエントリーしている(もしくは、予定の)釣り物を告げた上、
車には必ずキーを差したままにするよう、指示されます。
宿入り口のオニカサゴ船のボードを見ると、
すでに両舷でそれぞれ8名くらい埋まっていました。
やっぱり、新春のオニカサゴは、人気があるのだな。
と、感心しつつ外の駐車場に出てみると、なんとさらに車が増えて、
私の車もすでに店員によって別の場所に移動させられておりました。

船着場に行き、荷物をオニカサゴ船の自分がキープした釣り座に置きます。
が、隣とどの程度離して置けばよいのか分からない。
隣の人に挨拶して、聞いてみますが、やはりよく分からないらしい。
すこし、不安になってきました。
結局この日は片舷10名くらい入って、満席。
席は、左舷トモ3番目にしていたのですが、この判断が、この日の明暗を分けました。


6:50頃出船。
漁場は、東京湾口で、現着まで2時間以上かかりました。
爆走だったので、当然にキャビンで休憩待機。

この日は快晴で、うねりも少しありますが大して強くなし。
錘は120号。
50センチ片天秤に自作した二本針仕掛けを付け、
配られたサバ短(1.5×8センチくらいの小さなもの)と、
半割にしたタコベイトを付けて早速投入します。

この日のタックルは
竿:ダイワ ディープゾーンGS150-205
リール:プレイズ3000
電源:自前のバッテリー(12V、15Ah)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)

竿は、オニカサゴ用に購入して半年近くも蔵で眠らせていた代物。
ようやくお披露目の機会を得ました。

水深は100メートルくらい。
底潮はそれほど無く、静かな感じ。
アタリも無し。
底上50センチくらいを流すつもりで竿を操作しますが、
船が舷側に傾くたび、錘が底を打ってしまう。
底に当たらないようにすると、少し高くなりすぎるか。
なかなか難しいです。

何度か操作して、アタリもないので、餌を確認しようと電動ON。

すると、上げてくる途中で竿先を叩く魚信が。
上げてみると、なんと25センチくらいのやや小型トラフグが掛かっていました。
まったくアタリが分からなかった。
船長曰く、裏本命とのことですが・・・・。
まあ、鬼ではないが、幸先良いです。
単純に、トラフグは初めてだったので嬉しい釣果でした。




ところが。

その後、肝心の鬼は、姿はおろか、魚信すらもなし。
左隣のベテラン師も、開始早々に1尾上げたものの、その後しばらく沈黙。
その一方、反対の右舷と、ミヨシ側でときどき歓声が上がる。

ベテラン師によると、左舷のトモ寄りはどうやらスカのようだ、とのこと。
(もっとも、当のベテラン師は最終的に3尾釣りあげ、2尾お持ち帰りになられたのだが)。

さらに、これに輪を掛けて大人数の中深場釣り恒例のフェスティバル大開催。
底潮が少しでもあると、船下にかき込まれて反対舷とお祭りするが、
ときに左右ともお祭り。
ひどいときには、船底のキールに引っかかっていた他の仕掛けに絡め取られ、
買ったばかりの天秤とスカリーのセットもボツに・・・。
おそらくは過去のお祭り騒ぎで犠牲になった仕掛け達が、
まるで船幽霊(註:「マンガ日本昔話」参照)の如く、
新たな犠牲者(仕掛け)を地獄に引きずり込んでいる様相・・・。
こりゃ新年早々、徒歩歩ですわ。

結局、朝一のトラフグ以降、アタリもなく(怪しいのはあったが・・・)。
14:20に沖上がり。
帰港は16:10頃。

この日の教訓:次回は、来るとしても平日にしよう・・・。

湾奥出船は、高速代も安く、朝も楽でよいのですが。
釣果を考慮するなら、やっぱり現地(南房あたり)に行くしかないか。
真夜中に家を出て、夜明け前に現地入りして・・・。

大原~御宿沖  根魚五目  その7  2018年12月22日(土)  2018年の幕引きは金魚で

2019年01月07日 22時41分09秒 | 釣行記
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

実は1月5日(土)に初釣りに行ってきたのですが、
根っからの無精もので、昨年末の釣行期を未だアップしておりませんでした。
かなり今更ですが、まずは古い方から紹介いたします。


大原は臼井丸にて、昨年末の12月22日に午後の根魚五目がプランされたので、
半年ぶりにエントリーしました。
その1週間前にも根魚五目がスポット的に出船していたようなのですが、
釣果情報が出ていないので、様子がわからず。
根魚五目は春から夏場しかやったことがない。
冬の状況は、どんなもんなのでしょうか。

大原での船釣りは、朝が早いときついですが、
臼井丸の根魚五目は、午後(今回は集合時間11時)に行われることが多く、
朝普通に起床すれば間に合うので、楽なのがいいです。
12月22日(土)当日も、現地に10時過ぎに到着。

この日は雨模様で、到着した直後から、ぽつぽつと降ったりやんだり。
振り返れば、2018年秋以降の釣りは、
ともかく本当に雨と相性が抜群に良かったですね。
結局この日も出船以後、釣りの時間のほとんどは本格的に降られたのでした。
(しかも、帰港とほぼ同時にぱったりと止んだ・・・。)

さて、根魚五目船は午前ヒラメ船と入れ替わりで、11時半ごろ出港。
総勢10名。
結構入りましたね。
土曜日というのもあったのでしょう。
女将から、この日の錘は100号使用と伺ったので、
沖の深場を目指すのだろうと予想しました。
だいたい100メートル水深か。
人数がそこそこ入っているので、少しお祭りする可能性があるな。

この日の釣り場は、予想通り大原と御宿の中間の15キロメートルほど沖でした。
大原ですから、うねりは多少ありましたが、
さすが臼井丸は大型船なので、大して揺れを感じず。
非常に快適です。

この日のタックルも定番装備。
竿:海明50-270
リール:プレイズ3000(電源は船)
道糸:PE4号(よつあみヴェラガス船×8)

また、仕掛けはメインターゲットがキントキということで、
それ専用に考案した胴突四本針仕掛けを自作してきました。
構成は、一番上にスイベル4号、80センチ下に上針、
枝間100センチ、捨糸部80センチでスナップスイベル4号に繋いで、
錘はスカリー100号。
幹糸はフロロカーボン6号、ハリスは同5号でハリス長35センチ。
針は丸セイゴ17号(またはムツ16号)。
各ハリスの結束はダイワのDビーズマーキングLを用いました。

全長約4.6メートルの長仕掛けなので、手前祭りを避けるため、
ダイソーで購入した強力マグネット付きクリップ3個を船べり下に挟んでおき、
針はマグネットにつけておきました。

さて、12時過ぎ。最初のポイントに到着。
大原港を出港して小一時間ほど経ったでしょうか。
水深は100メートルとのアナウンス。
早速、上記の「キントキ用仕掛け」に塩イワシを取りつけて、投入します。
長仕掛けが絡まないよう、上針から順番に海中投入し、
「の」の字を描くように仕掛けを入れて最後に錘を投入。

第一投目は、潮流もさほどきつくなく、仕掛けはほぼ鉛直に落ちていきました。
船長のアナウンス通りの深さで着底。
底はガチガチでなく、根もきつくなさそう。

着底後は例によって底立ちをすぐに取り直し、50センチほど底を切ります。
その後、ゆっくり竿を上下させて、底上50センチでステイ。
アタリなければ、最初に戻って同じ事を繰り返し。
割と、頻繁に底を取り直す。
これが、根魚釣りの要諦だと考えます。


すると、第一投での底取り直し直後に、早速アタリ。
コンコンときて、食い上がるような手応え。
わざと少し待って、追い食いさせつつ、手巻きで10メートル程巻きあげます。
巻いている途中も食い上がってくる。
電動リールのスイッチをオン。

途中、なんども激しく暴れて、プレイズ3000は悲鳴を上げます。
すこし、ドラグを緩めにしていたせいか、スロー巻きあげとはいえ、
なかなか上がってこない。
ようやく上がってきたのは、本命チカメキントキ。
良型の一荷。



非常に幸先良いです。

私は調子よかったのですが、臼井船長は、いつも通り、すぐにポイント移動開始。
しかし、海況が良くないときはアブレもあり得る根魚五目で、のっけから2尾なので、
気楽につぎのプレイに向かうことができる。

第二投目。

一投目と同じように誘い、またも良いアタリ。
同様に上げる。
ところが、水面まで上げたところで、良型キントキを痛恨のバラシ。
キンさんは、悠々と海底に帰って行きました・・・。
あーあ。
が、20センチ程度のウスメバルが一荷でゲット。



キントキをばらさなければ、トリプルだったのに、、、
残念。

しかし、この日は全体的にこのような感じで、順調に釣果を重ねることができました。
ただ、キントキはこの後も海面で1尾、海中で2尾バラシ。
アワセが足らんのでしょうか・・・。
でも、ラス前にこの日二度目の一荷を達成。

最終釣果は
キントキ8尾
ウスメバル2尾
ゴマサバ(40センチ弱)1尾
沖上がり直前は、底潮がきつくなり、最後大お祭りで幕引きとなってしまいましたが、
2018年の締めの釣行は、まずまず満足できる結果となりました。



帰港後は追加の氷と、女将からはホットお茶缶と2019年カレンダーをいただいて、
帰宅の途につきました。