猛暑が続く中、職場庭(結構広く、ボランティアの人がたくさんの花を植えている)の花々は枯れ、現在生き残っているのはミニひまわりとアサガオだけ――やはり夏の花だけあって、これらは強い!
出勤するたびに玄関わきの花壇で私を癒してくれています(*^ω^*)
アサガオって園芸用の花として不動の人気を誇る花ですが、実は薬として日本に持ち込まれたという事実を知っている人は少ないでしょう。
日本への到来は、奈良時代末期。
遣唐使がアサガオの種子を薬として持ち帰ったものが初めだそうです。
アサガオの種には下剤効果のある成分がたくさん含まれていて、「牽牛子(けんごし)」という生薬名で中国では知られています。
粉末にして下剤や利尿剤として使用するそうですが、毒性が強く、便秘に悩んでいる人は素人判断で服用してはいけません。
江戸時代に朝顔ブームが起き、品種改良が大きく進んで観賞用植物となったようです。
八重咲き・花弁が細かく切れたもの・反り返ったりしたもの――などさまざまなバリエーションの花が生み出され世間の注目を浴びたそうです。
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朝顔と同じ花壇に「夜顔」も植えられていて、白いツボミがついてます。
咲くの楽しみ!
夕方になったら咲く――ヨルガオ。
7月から10月ごろに開花します。
白いロート形の大きな花で、夕方から咲き始め翌朝にしぼむ。
日本には明治の始めごろに渡来したそうです。
なおヨルガオのことをユウガオという人も多いそうですが(植えたボランティアの人も、そう言ってた)、ユウガオはウリ科の野菜で「かんぴょう」の原料となる。
花は似ていますが、まったく別の種だそうです。