2019年8月3日(土)芦屋市立青少年センターで「秋の食養生 ほっこり養生カフェ」が開催されました。
私と娘はスタッフとしての参加だったんですが、スタッフ入れて15名と賑やかな会になりました。
今までは開催時間が午後で、お菓子つきの薬膳茶のみでした。
しかし今回は「あしや健康倶楽部」代表者の提案で、「お粥を何種類か、参加者全員で作って食べる」という試みになりました。
副菜も何種類か作り、想像していたより立派な薬膳ランチになりました(*^ω^*)
いろいろ至らぬ点はありましたが(次回の反省材料)、参加者の皆さまには楽しんでいただけたようで安心しました。
8月8日(木)は立秋ということで、少しずつ秋の気配が漂ってきます。
なので今回の養生カフェは「秋の養生」がテーマでした。
まだまだ暑さは続きますが、秋分(9月23日)を過ぎると、日に日に空気は冷たくなってきます。
同時に空気は乾燥していきます。
乾燥は「燥邪(そうじゃ)」となり、五臓の中で肺に影響を与える。
中医学では、次のように治療します。
*滋陰清熱潤肺(じいんせいねつじゅんぱい)⇒体に水分を増やして、肺に潤いを与え、肺の熱を冷ます。
*益胃生津(えきいしょうしん)⇒胃の調子をよくして、体内に水分を生じさせる。
秋の薬膳粥として、今回は2種類作りました。
・白キクラゲのお粥
・クコの実のお粥
それぞれ白キクラゲやクコを水で戻して、お米と水と共に鍋に入れ、1時間くらい煮たもの。
(味つけは塩)
私はお粥がすきなので、とても美味しかったです。
特に白キクラゲって初めて食べました。
あっさりした味で、やわらかい。
・白キクラゲ(銀耳)⇒滋陰潤肺。体内の水分を増やし、肺を潤す効果あり。
・クコ(枸杞子)⇒滋陰補腎。体内の水分を増やし、腎を補って強くする。
肝の機能を高めて、眼精疲労にも効果あり。
副菜は、
キャベツのゴマ酢和え
ジャガイモ玉ネギのカレー炒め
長いもの梅肉和え
――3種を作りました。
どれも胃腸を労わり、夏の疲れを取る効果あり。
酸味は肝に入って効果を出します。
収斂効果(しゅうれんこうか)⇒引き締める効果。
多汗、ひん尿、慢性の咳、心悸(ドキドキして不安になること)の改善に役立ちます。
あと、いつも耳つぼシールをやってくださっている鍼灸師の先生が、アーユルベーダのお粥を作ってくれました!
スリランカの定番朝食「コラカンジ」
青菜と豆乳をブレンダーにかけ、ドロドロにしたものをお粥の中に入れる――みたいな料理です。
初めて食べたんですが、エスニックなお味で美味しかったです。
胃腸にやさしい料理です。
先生が日本人の味覚に合うようにアレンジしてくださったおかげで、食べやすかったです。
今回の薬膳茶は、
紅花紅茶
ミント入り緑茶
台湾の青草茶
ハスの葉茶
トウモロコシのひげ茶
5種類のお茶と、スタッフが焼いたラム酒漬けドライフルーツ&ナッツのパウンドケーキを楽しみました。
食事が終わったあとで、恒例の耳ツボシール貼りと、今回はロミロミハンドマッサージの体験がありました。
気持ちよさそうだったので、私も次回やってもらいたいな(*^ω^*)
耳ツボシール、ピアスみたいでとっても綺麗です♡
私も娘も目のツボにシールを貼ってもらいました。
神門ツボなんか有名ですね、ダイエットのツボとして(o^∀^o)
鍼灸師&ロミロミマッサージの先生方、本当にありがとうございました!
次回は11月かな。
冬の養生なので、それにちなんだ楽しい企画を考案中です。