こんにちは
しがない療法士です。
※「しがない」と呼んでください(笑)
暦の上では今日から秋となりました。
お手紙書くときには
残暑見舞い申し上げます
と書かなければなりませんね。
さて、お仕事の話です。
リハ職として地域に根差した介護予防を行う上で
制度の壁というものにいつも悩まされます。
たとえば、病気で入院し、リハビリを受けているとして、
病気やケガによってリハビリの日数が決まっています。
病院のリハ職はその中で退院に向けて機能訓練等を行うわけですが、悲しきかな
機能訓練が必ずしも日常生活動作改善まで結びつくとは限りません。
それは、身体機能があってからの動作能力だからです。
たとえば、痛みや麻痺、関節可動域制限があるうちは
動作訓練の効果が出にくかったり、逆に状態を悪化させる場合もありますので
病院でのリハビリは
失われたり障がいされた身体機能を
取り戻すことに注力しているからです。
限られた期間の中の限られた時間の中で動作能力改善まで持っていくのは
本当に難しことです。
時間が解決してくれることも多くあります。
(時間がかかるということ)
思うようにリハビリが進まず、在宅復帰を迎えた方は大変です。
家族負担がかかってくるので家族感情としては
「早く良くなってほしい」
か
「早い段階で悪くなって施設等を利用したい」
の二者択一になりがちです。
そんな時に生活をサポートするのが
訪問・通所系サービスや総合事業です。
しかし、その有用性が本人・家族・ケアマネージャーに正しく伝わっているかというと
必ずしもそうではないと思います。
ケアマネージャーがリハビリの内容や方向性をしっかりと把握していなければ
訪問・通所リハ、総合事業などのサービスが計画書に組まれません。
サービス計画書に組まれなければ
リハ職は全く関与できないということです。
地域差はあると思いますが
リハ職のことを
「体操をする人・訓練する人」
くらいにしか思ってないケアマネージャーが少なからずいます。
声を大にして言いたいのは
リハビリテーションの仕事は
「赤ちゃんから高齢者となって亡くなる瞬間まで必要」
※長くなるので今回は細かいところまでは語りません。
もっと我々リハ職が動けるような制度になってほしいと切に願っています。
と、指をくわえて待っているのも性に合わないので、
制度に縛られず、地域の元気なお年寄りを増やす新事業を考えています。
がんばるぞー!
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