お金を生む資産をつくりたい人へ。〜金持ち父さんの教え〜

人生100年時代。老後も豊かに暮らしたい。お金を生む資産をつくり、不労所得を得たい。

では、実際にどのようにしたらお金を生み出せるようになるのか?

全世界で4000万部突破したベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であり、今では経済的な自由を手に入れたロバート・キヨサキさん。

彼もかつてはこう願っていました。

「お金持ちになりたい」

そう考えた著者が、親友の父である金持ち父さんからお金について教わったこと。

本書では、「教えの書」として6つの教え、「実戦の書」として3つの実践方法を紹介しています。

ここでは、その中の第一の教え「金持ちはお金のためには働かない」について紹介します。

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お金持ちはお金のためには働かない?

「お金持ちになりたい」そう考えた9歳の著者と親友のマイクは、マイクの父親である金持ち父さんから金儲けの方法を教わることにしました。

最初の授業は、金持ち父さんのために働くということでした。授業らしきことは何もせず、ただ働くばかりで次第に怒りを覚えた著者が、金持ち父さんに直談判しに行った時、大切なことを教えてくれたそうです。

それが「第一の教え」でした。

中流以下の人間はお金のために働く

金持ちは自分のためにお金を働かせる

引用:p42 第一の教え 金持ちはお金のためには働かない

 お金を生むマインド

「賃金が安い」「何も教えてくれない」と、金持ち父さんに怒りをぶつけた著者に金持ち父さんはこう言います。

「きみはものの見方を変えなくちゃだめだよ」

金持ち父さんの会社で働く人たちは、毎日お金のために働いて過ごし、お金の心配をしながら生きている。

問題を解決したかったら、「頭を使う」のだといいます。

もし、自分自身が問題なんだと気づけば、自分のことなら変えられるし、何かを学んでより賢くなることもできる。たいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。でも、よく覚えておくんだ。ほかのだれを変えることより、自分自身を変えることのほうがずっと簡単なんだ。

引用:p41 第一の教え 金持ちはお金のためには働かないより

お金を生むチャンス

「もし人生から教訓を学ぶことができれば、きみは成功する」

そう金持ち父さんは言います。

人生につつきまわされた時、問題が起こった時、それが学ぶチャンスになる。その時にあきらめず、他人のせいにせず、何かを学び先に進む道を選べたら、それが成功へとつながるということです。

お金にまつわる2つのワナ

「金持ちになっただけでは問題は解決しない」と、金持ち父さんは言います。

恐怖と欲望の2つの感情をコントロールできるようになることが、人生のワナを避けるカギになるということです。

お金がなくなる恐怖

たいていの人は、「お金がなくなる」という恐怖をやわらげようと、仕事に行く。それでも恐怖がなくならないから、また仕事をしてお金を稼ぐのだといいます。

金持ち父さんは著者に自分がどう感じているかについて、「本当のことを言う」ように伝えます。

この恐怖の連鎖を断ち切るには、恐怖という感情に反応せずに、自分の本当の気持ちを見つめて頭を使うことが大切だということです。

もっと欲しくなる欲望

もっと楽しいことを、もっといい暮らしを、「お金でかえると思っている喜びを手に入れる」という欲望のためにも、人は働くといいます。

しかし、「お金がもたらしてくれる喜びはたいていあまり長続きしない」と金持ち父さんは言います。

そのため、より多くのお金を必要とするようになり、働き続けるのだというのです。

感情に対して、ただ反応する人間ではなく、それを観察して考える人間になることを覚えておくんだ。たいていの人は、自分の行動や思考を支配しているのが感情だということに気づいていない。感情は感情として持ってていい。だが、それとは別に自分の頭で考える方法を学ばなくちゃいけないんだ。

引用:p58 第一の教え 金持ちはお金のためには働かない

お金を生み出す方法とは?

金持ち父さんの元で働く2人。感情をコントロールする方法を学び、誘惑に負けそうになっても感情に溺れずに頭を使って考える方法も学びました。

時給10セントの賃金もゼロになり、ただ働きしながら頭を使うように教えられます。

視野を広げて、頭を使う。

そうしていると、お金を生み出すチャンスを見つけることができるようになるということです。

「一つでもこのチャンスを見つけることができれば、それからも一生、こういったチャンスを見つけることができるようになる」と金持ち父さんは言います。

そうして2人は、ただ働きしていたコンビニエンスストアで、捨てられるはずの漫画雑誌を集めて「漫画図書館」の事業を開始しました。

私たちはお金を作るためのチャンスを見つける必要に迫られた。そして漫画図書館というビジネスを自分たちで始めることで、雇い主に頼ることなく自分のお金を自分で管理する立場を手に入れたのだ。

引用:p71 第一の教え 金持ちはお金のためには働かない

お金持ちになるための学びはまだまだ続きます。

  • 第二〜第六の教えは次の通りです。
  • 第二の教え お金の流れの読み方を学ぶ
  • 第三の教え 自分のビジネスを持つ
  • 第四の教え 会社を作って節税する
  • 第五の教え 金持ちはお金を作り出す
  • 第六の教え お金のためではなく学ぶために働く

お金を生む資産をつくり、経済的自由を手に入れたい方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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