『2050年 超高齢社会のコミュニティ構想』 (2015/8/26・若林 靖永編集・樋口 恵子編集)の本誌の結論部分です。
提言「二〇五〇年 超高齢社会のコミュニティ構想」
そして、11回の議論を経た2015年2月、超高齢・少子・人口減少・単身社会の只中にある2050年、私たちが地域コミュニティ(小学校区)で平穏に暮らしていくための提言「2050年 超高齢社会のコミュニティ構想」をとりまとめた。それは次の通りである。
すべての小学校区、元気な高齢者、そして「集いの館」。この三つが提言「二〇五〇年 超高齢社会のコミュニティ構想」の柱である。
全国一万五〇〇〇の小学校区すべてに、元気な高齢者が運営主体となる、九〇坪の「集いの館」を展開する。「集いの館」はその日の食べ物と日用医薬品を提供するコンビニ業態の三〇坪の「お店」、ワンストップであらゆる暮らしに関わる相談に応じる「よろず相談デスク」、ゼロ歳児から百寿者まで老若男女だれもが気軽に立ち寄り、触れ合い、支え、支えられ、のんびりと過ごすことのできる「フリースベース」六〇坪で構成される。
「集いの館」は血縁ではなく地域の結縁で生まれる「地縁」家族の「家」でありプラットフォームである。元気な高齢者がチームを組んでお店を運営し、あらゆる暮らしの相談に応じ、日常生活上でサポートを必要とする高齢者、子育てファミリー、幼児、学童を支える。それが「集いの館」のビジネスモデルと組織モデルの核心だ。(以上)
提言「二〇五〇年 超高齢社会のコミュニティ構想」
そして、11回の議論を経た2015年2月、超高齢・少子・人口減少・単身社会の只中にある2050年、私たちが地域コミュニティ(小学校区)で平穏に暮らしていくための提言「2050年 超高齢社会のコミュニティ構想」をとりまとめた。それは次の通りである。
すべての小学校区、元気な高齢者、そして「集いの館」。この三つが提言「二〇五〇年 超高齢社会のコミュニティ構想」の柱である。
全国一万五〇〇〇の小学校区すべてに、元気な高齢者が運営主体となる、九〇坪の「集いの館」を展開する。「集いの館」はその日の食べ物と日用医薬品を提供するコンビニ業態の三〇坪の「お店」、ワンストップであらゆる暮らしに関わる相談に応じる「よろず相談デスク」、ゼロ歳児から百寿者まで老若男女だれもが気軽に立ち寄り、触れ合い、支え、支えられ、のんびりと過ごすことのできる「フリースベース」六〇坪で構成される。
「集いの館」は血縁ではなく地域の結縁で生まれる「地縁」家族の「家」でありプラットフォームである。元気な高齢者がチームを組んでお店を運営し、あらゆる暮らしの相談に応じ、日常生活上でサポートを必要とする高齢者、子育てファミリー、幼児、学童を支える。それが「集いの館」のビジネスモデルと組織モデルの核心だ。(以上)