前立腺癌になってしまった

2017年 54歳時に前立腺癌見つかる。元々二分脊椎症で自己導尿をしている男の備忘録。

ブログを移行しました。

2019-07-07 15:20:44 | 日記

livedoorのブログに移行しました。

引き続きよろしくお願いします。

前立腺癌になってしまった

前立腺癌になってしまった(2)

2019-06-24 14:17:16 | 日記

またまただいぶ間が空きましたが、IT関係の仕事していますが、何十年かぶりに大きなトラブルが起こってしまい、その対応でバタバタしていました。

前回は、MRIを取って、「前立腺の尖部で左葉の辺緑域から右葉辺緑域に伸びる早期濃染像を認める。拡散低下とT2強調画像での低信号も認められ、前立腺癌と考える。両側腸骨動脈リンパ節や鼠径部に小さなリンパ節を認める。反応性と思われるが、腸骨リンパ節に関しては転移を否定出来ず。」というほぼ癌確定のコメントを貰っても、まだ違うとその頃は思っていて、生検するかしないかのセカンドオピニオンを求め歩きました。

前回で紹介した、生検=癌を体内にばら撒く、という先生にももちろん診てもらいました。
最初にMRIの結果のコピーを渡して見てもらいましたが、先生曰く、「MRIなどあてにならない」でした。一蹴でしたね。
先生の診断方法は、エコーで膀胱の上から前立腺を見るのと、直接触診されることで前立腺癌の特定をされます。で、早速エコーで見た貰ったところ、
「前立腺が見えない」との事。長年の自己導尿で膀胱が肥厚していることと、尿が汚れていること(薬を飲めば一瞬綺麗になるのですが、直ぐにまた汚れだします)の様です。触診でも「うーん、癌じゃないと思うけど」でした。
それならばと、今度は、膀胱鏡で診てもらう事にしました。今まで二分脊椎という事もあり、腰椎麻酔は全ての先生が様々な検査の際に避けてきていたのですが、この先生は、腰椎麻酔で、と譲って貰えず、初のチャレンジでしたが、お願いしました。終わってみればなんて事は無かったのですが、いや~~、注射の針を腰椎に刺されたときは、ちょっと覚悟しましたね。今までどの先生も二分脊椎というと、全身麻酔か安定剤の注射で眠らされてから検査をしていましたから。
で、結局、膀胱鏡は尿道が細くなってしまっていて、入らず、血だらけになっただけで何も分らず抗生剤だけ貰って帰りました。さすがにこれにはかみさんも激怒し、「血だらけにしたまま帰宅させられるなんて、とんでもない」と言われてしまいました。今思えば当然ですね。何事もなくよく済んだものです。まあ、通常に前立腺がエコーで見える方が殆どだと思いますので、参考までに先生に診てもらうのもありだと思います。

結局、この先生のやり方では私の場合、判断できない(触診だけの判断になる)になってしまうので、生検しかないか、と覚悟を決めました。

次回に続きます。

前立腺癌になってしまった(1)

2019-05-03 16:12:36 | 日記

長々と二分脊椎の事を書いてきましたが、ゴールデンウィークで令和に元号も変わり、時間があるので久しぶりに記事書きたいと思います。

元々50歳過ぎる位から、会社でやってもらう人間ドックで、前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSAの値を測る様にしていました。
最初に測ったときから既に高く、3.75位だったと思います。その後も、4.7とか、4.8で高止まりしていました。

正常値が4以下なのでその時に検査、という事なんでしょうが、元々自己導尿で3ヶ月に1回、地元の泌尿器の先生に掛かっていて、先生も特に数値が大きく変動しないし、様子見で良いのでは?という感じで、半年に1回PSAを測る位でした。

で、54歳の時の人間ドックのPSAの値が8.7になり、さすがに地元の医者も診て貰った方が良い、という事で、地域の大きな病院を紹介されました。
その時地元の医者に触診もしてもらいましたが、「硬くもなく、柔らかくもない」「微妙」っていう診断でした。

大きな病院では、いきなり生検しましょう、ではなく、MRIを取りましょう、という病院だったので、まずMRIしてもらいました。

MRIの結果は、

「前立腺の尖部で左葉の辺緑域から右葉辺緑域に伸びる早期濃染像を認める。拡散低下とT2強調画像での低信号も認められ、前立腺癌と考える。両側腸骨動脈リンパ節や鼠径部に小さなリンパ節を認める。反応性と思われるが、腸骨リンパ節に関しては転移を否定出来ず。」

でした。ここまで書かれてもまだ本人は、癌ではない、と思っていて、針生検について色々調べ始めました。

いきなり針生検でなくてまずは良かったのですが、生検については、ネットを調べると、「針生検は前立腺癌を刺激してしまい、体中に癌細胞がばら撒かれてしまう」という主張をされる先生がおり、その先生に診てもらう事も並行しました。
URLを張るのは憚られるので、興味のある方は自分で検索してみてください。


とにかく、いきなり針生検を勧める病院や医者は止めた方が良いと思います。少なくともMRIを取ってからの判断が大事だと思います。

次回に続きます。

二分脊椎について(6)

2019-04-15 12:48:56 | 日記

前回投稿してから早2ヶ月経ってしまいました。その間に新元号も発表され、仕事も忙しくなり、あっという間に時間は過ぎて行きますね。

結婚して、海外赴任したり、子供が生まれたり、仕事が今では信じられないくらい忙しくなったり、色々ありましたが、体調面では大きく変化なく、健康面でも「太る」以外は順調に推移していました。

ただ、30代後半くらいから、相変わらず便秘気味で、毎日のトイレではちょっとづつしか出なくて、最後は1週間から2週間に1回、お腹が痛くなって下痢して全部出す、というリズムだったのですが、それに加えて、ガスがお腹に溜まり、どうしても我慢できずに、人前でもガスが漏れてしまうことが頻発する様になりました。

これは今でも続いていて、とてもとても辛いです。二分脊椎が原因で、腸の動きも悪いし、肛門括約筋の筋力も人より弱いので、耐えることが人よりできないのが原因だと思っていますが、周りの人はそんな事知りませんからね、「ガスを出すオヤジ」に思われてると思いますが、気にしたら会社に行かなくなってしまうので(ガスが無くても行きたくないけど)、気にしないようにしています。

色々乳酸菌飲んだりしているんですけど、効いている感じはしますが、便が溜まってくると、効果なしで、結局出さないと収まらない感じです。
また、空気を飲み込む食べ物もダメですね。一発でガスが出ます。飴類とかチョコもダメな感じがします。

良い対策あったら教えてください。

今日はこの辺で。次回から前立腺癌発覚くらいまで書きたいと思います。



二分脊椎について(5)

2019-02-25 11:49:41 | 日記

年が明けてから早2か月が経ってしまいました。
週に1回は、アクセスログは見ていて、こんなブログですけど、見てくれている方いらっしゃるので、頑張って書かなきゃとは思うのですが、中々他にやりたいことも合って進みません。

見てくれている方は、きっと同じ様な病気を持った方なんだろうな、と勝手に想像しています。

前回は、自己導尿を始めるところまででした。
19歳がら自己導尿始めていますので、早37年が経とうとしています。

睾丸が腫れたり、腎臓に菌が入り腎盂腎炎になって高熱出したりを結婚してから数年は続いてました。
これのせいで、腎臓が萎縮しています。
特に右の腎臓がひどくて、医者から「献血はしないでね」と言われています。

さて楽しく大学生活を送っていましたが、就職しなきゃ、という事で、その当時は大学に募集が来ていた会社の中から、自宅から通えそうな会社を数社受けたのと、高校教員になるか、の選択でした。この頃はバブル始まる頃で、学校推薦貰えば、ほぼ入社出来る状況でしたので、相当楽でした。この歳になるまで、転職していないので、この時に合格貰った会社さんに今も働かせて貰っていますが、面接の際に自分のこの病気の事は全て話をして受け入れて貰っています。まあ見た目は少し歩き方がたまにぎこちなく見える程度なので、という事もあると思いますが、当時は今の様にダイバーシティという概念が無く、障害とかは隠すもの、という時代にも関わらず良く採用してくれた、と今でも思っていて感謝しています。

就職して一人暮らしも始めて、楽しく会社員生活を送りつつ、普通に結婚を、と考え始める歳になってくると、自分の病気が遺伝するのかしないのか、がとてもとても気になり始めます。

今では二分脊椎の原因は、母親のお腹の中にいる時の葉酸不足、と言われていますが、当時はそんな事は分かったおらず、医者に聞いても、「多分遺伝しないんじゃないのか」程度でした。

最初に結婚しようと思っていた方にこの病気の事を話したら、彼女の友達経由で彼女と別れた後にこの病気の事を気にしていると知らされました。まあ遺伝するかも分からない病気なので、仕方ないと思いますが、ショックでしたね....

今の奥さんには感謝しています。病気も全部受け入れてもらって、子供も何の病気もなく2人生んでくれて、こういう風に書くともっともっと感謝しなくちゃ、です。言葉に出すのも照れるし、何か良い方法有ったら教えてください。


という事で、今日はここまで。