子供は一人じゃ作れない!非協力的な夫と私の妊活奮闘記

不妊治療に非協力的な夫クマ吉とすったもんだの末に妊娠。不妊治療の様子、高齢出産、育児の様子を綴っています。

いきなり「明日休みたいです」はアリ?

2019-09-20 | 私と夫の妊活日記
仕事をしている女性が不妊治療を始めるにあたり最大の難関は「突然休みを取れないこと」。


これでたくさんの女性が退職していることかと思います。
特に真面目な女性ほど、上司や会社に相談することなく一人で悩み、退職してるケースも実は多いのではないでしょうか。



一方、会社で働く男性、そして治療をしたことのない女性は「なぜ前もってこの日休みたい、と伝えてくれないのか?」と思うでしょう。


「いきなり明日休みたいって言われてもじゃあ誰が代わりにすんのよ‼️」


その怒り、ごもっともです。
だって治療の経験がないんですもの。クマ子だって通院する前までは「なんで不妊治療でいきなり休むかなー」って正直思ってました😓



そこで今日はなぜ不妊治療でいきなり休まなきゃいけない理由を書くことにしました。



女性の部下を抱えるあなた、同僚が治療でいきなり休むことに不満を覚えるあなたに少しでも理解してもらえると嬉しいです✨



不妊治療は子供を望んでいるのに自然の性交で妊娠できない夫婦のための治療です。


男性側に原因があったとしても赤ちゃんを宿すのは女性側。


だからどうしても女性側の卵巣、子宮内環境を良くして妊娠確率を高くする治療が必要なのです。


その確率を高くするためには卵巣の中にある卵子の質と数を高める必要があります。


妊娠というのは男性の精子と女性の卵子がうまく受精して、それが子宮に根付く(着床する)状態を指します。


言葉では簡単ですが、実は子宮に受精卵が根付くことは奇跡の確率🌹


ロート製薬さんのホームページから引用すると
約1億匹の精子のうちたった1匹と受精し、子宮に着床することで起こります。この間、およそ5日。妊娠する可能性があるのは排卵日の6日前から排卵日の1日後ほど。その間に性交し、妊娠する確率は29歳以下の女性で約30~50%です。その確率は26歳をピークに緩やかに下降していきます。不妊状態にあるカップルだと、妊娠するする確率は1周期あたりで約2%


なのです。
だから確率を上げるために少しでも多くの卵を卵巣で育てるよう、投薬と注射で卵を育てていきます。


で、卵巣の卵たちが受精するにちょうど良い感じまで大きくなったら簡単な手術で卵巣から取り出すわけです。


卵は1日1日成長します。育つ早さは卵の状態によって違うので、最低週に2回は通院して先生に卵の育ち具合をを見てもらわないといけません。


診てもらった時にちょうど良い状態なら「明日卵をとりましょう!」ということになりますし、微妙だったら「明日もう一度診察して採卵する日を見極めましょう」ということもあります。


それで急に「明日休み取りたいのですが、、、😨」となるのです。
卵の状態で採卵日が決まるので、こればっかりはどうしても計画的に休みを取ってその日に採卵、ということができないのです。





クマ子の父は某企業で社長をしています。
かつては「不妊治療で休む?そんな社員はお荷物だ」という考えの古い人間でした。



でも、娘であるクマ子が通院で苦労し、卵を取るたびに絶食の上、全身麻酔で採卵手術を受けているのを知り、考えが変わってきたようです。


こればっかりは身近にそういう治療をしている人がいないと理解しにくいですよね。だからこのブログを読んで1人でも「なるほどなあ」と思っていただければそれ以上嬉しいことはありません。



と、ここまで書いといてなんですが。
治療に励む皆さん、だからといって「不妊治療してるんで!!」とデカイ顔して休むのは絶対ダメ😾



急に休みを取る分、日常の業務で結果を出すのはマストですし、困っている方がいたら率先して助けましょう。


お互い持ちつ持たれつ、が大前提です。


治療している社員を受け入れる側、治療を受けている側の相互理解、相互協力があって成り立つ関係にしていきましょうね✨








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