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ここから本文です。
（本文の中の青字は「チュン丸」からの魂の叫びです）
いつも、あなたは何を求めていますか？
よく聞く話に、「わたし、褒められて伸びるタイプです！」って言う人居ますが、みなさんは褒めて伸びた人見たことありますか？
褒められたいと言っている人達の多くが勘違いしている事は、「よく頑張ったね」「やればできるじゃない」「立派だよ」なんて言う、言われたら自分が喜ぶようなことを言って欲しいと言っているだけです。
褒められると言う事は、相手から下に見られているから褒められるのであって、それは師弟関係の様な関係にあるのであればいいのでしょうが、通常の人間関係の中で、「私はあなたより下なので、あなたに褒めてもらえば私は伸びます」と言っている事と同じです。
あなたはすでにその相手に「依存」して、さらに「従属」してしまっている事になります。自分の人生を相手に譲り渡してしまっています。
そうすると、他人の顔色をうかがってからでなければ、自分からは何一つできない様になってしまいます。
ここで注意が必要なん事は、決して褒められたわけでもなく、良い気にさせられただけなのに、「私は褒めて頂けた」と勘違いしてしまい、また「褒められたい」「褒めてもらえるように頑張る」と、その相手にばかり気が行ってしまう事です。
こういう気持ちは、すでに相手に依存していると言う事です。あなたが素晴らしいとか、あなたが立派だと言う事ではなく、その評価してくれる相手が、「自分に如何に都合よく働かさせるか」「自分の為に働かせよう」と、あなたをコントロールして来ているだけだからです。
この時、その相手はあなたが言われたら一番喜ぶような言い回しをしてきます。「素晴らしい」とストレートに言った方が良い人にはその様に。回りくどく色々な理由を重ねて言った方が良い人にはその様に。その人は、あなたを褒めているわけではありません。
あなたはもし本当に褒められたら、手放しで喜べますか？
あなたの師匠や尊敬する方に、その道に関して褒められたら、とっても嬉しくて心から喜ぶでしょう。しかし、普段褒めてくれていると思っている人は、そうではありませんよね。
あなたはその人方を向いて思考したり、行動したり、何かに意味付けをしてしまっていませんか？とても危険な事です。
もしその人が急に心変わりをして、あなた以外の人を褒めだしたら、あなたはどうなってしまうでしょう？嫉妬の塊に成ります。自信を全く無くしてしまうでしょう。そしてその人に認められようと、自分を殺してその人が気に入るような事ばかりに気を注いでしまいます。
こうなってしまっては、あなたはもはやあなたの人生を歩んでいません。それは、あなたが喜ぶことを言われて喜んでいたからです。
褒められると言う事は、気分が上がったり、有頂天になる事ではありません。
第一、あなたが誰かに褒められると言う事は、その相手はあなたの事を下に見ていると言う事です。あなたが誰かの下で在る事はないですし、誰かの上にいる必要もありません。全ての人に上や下はありません。
本当の意味で褒められると言う事は、その相手から尊敬されると言う事ではないでしょうか。あなたがあなたの中でやりたい事、叶えたい夢を先に叶えている方を見付けた時、あなたはきっとその方を尊敬して、その方のマネをしたくなるでしょう。
これが一番の「褒める」と言う行為です。
この事でも言葉で褒めたりできると言う事は、その相手を下に見ているからだと気付けませんか？あなたの後輩や弟子が、あなたのマネを一生懸命やってきて、何とかあなたに喰らい付いてきたら、あなたは何か言葉をかけますか？黙って見守りませんか？
あなたは行動や態度だけで何かを示すはずです。
確かに、言葉にして伝える事は大切な事です。しかし、本当に褒めようと思った時、それは励ましになったりアドバイスになっているはずです。
ただただ言葉で褒めちぎるようなことは出来ないはずです。
こういう言い方をしておけば相手が気分が良いだろう、これだけ褒め上げていればこれからも言う事聞くだろう、そんな気持ちで喜ばされているかもしれない事を、ちょっとだけ覚えておいてくださいね。あなたを褒めちぎってくる相手は、もしかするとあなたをコントロールしようと近付いてきたのかもしれませんよ。
それでもあなたは嬉しくなるような甘い言葉をかけられて、いい気になって、誰かに操縦されたいですか？
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