生まれ変わった日⑩ | 韓国美容界で働くコテコテ大阪人の日記

韓国美容界で働くコテコテ大阪人の日記

韓国生活11年目のコテコテ大阪人が、(韓国の)美容外科で通訳兼コーディネーターで働く、笑いあり涙あり(?!)の奮闘記。

 

 

 

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にじんだ世界をみながら

 

もし、

 

このまま戻れへんかったらどうしよう、、、

 

という考えが一瞬よぎり、

 

恐ろしさが込みあげてきたが、

 

すぐにネガティブな思考は切り捨て、

 

心の中で、大丈夫大丈夫と言い聞かせた。

 

 

 

 

 

 

角膜上皮がはがされた後は

 

角膜をエキシマレーザーで削られる。

 

 

 

この時、眼球が動かないようにするため、

 

上の方に点滅する緑の光を

 

見つめるよう指示を受けた。

 

 

 

 

事前の説明では、

 

レーザー照射中に眼球が動いても、

 

コンピューターが動きを感知して

 

違う部分にレーザーがあたることは

 

ないと聞いている。

 

 

 

 

しかし、言うても、

 

動かへんのが絶対いいやろと思った私は、

 

ひたすら心を無にして、

 

緑の光を見つめ続けた。

 

 

 

 

 

 

レーザー照射後は、

 

熱を加えて熱くなっているため、

 

Cooling Gas Systemで角膜を冷却。

 

めっちゃ冷たかったのを覚えている。

 

 

 

 

そして、最後に

 

治療用の保護レンズをかぶせて終了。

 

 

 

スタートから10分もかからなかったと思う。

 

 

 

 

 

クンナッスムニダ

「끝났습니다~!」

(終わりましたよ)

 

院長先生の声を合図に

 

手術室の明かりがついて、

 

 

 

 

 

 

チュッカハムニダ~♪

 

音楽流れない方はこちらをクリック→☆

 

 

 

と、Congratulationsの韓国語バージョンが

 

手術室に鳴り響いた。 

 

 

 

 

 

ちょっと笑けたが、 

 

まだ手術台に横になっていた私は、

 

手術が無事終わった安堵と

 

ノリノリSONGが入り混じる中で

 

まるで

 

生まれ変わったような気分を味わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

すると、

 

横にいた助手さんが

 

「いや~!本当によく頑張りました!

 

眼も動かさずに、とてもよかったです!!」

 

とめっちゃ褒めてくれたので、

 

とても気分がよかった。

 

(私は褒められて成長するタイプ) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱ、私、できる子やん」

 

マラソンの有森選手じゃないけど、

 

自分で自分を褒めてあげたいと思った。

 

(私は基本的にオーバーな性格)

 

 

 

 

 

ふわふわした気持ちで立ち上がり、

 

手術室をでると、

 

すぐに回復室があった。

 

 

 

 

 

 

あ。。。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見える!!!

 

裸眼で見える!!

 

 

 

 

入り口ドアに貼られている

 

「回復室」の表示が

 

自分の眼で見えたことに感動!!

 

 

 

感謝と喜びと安堵やらで

 

胸がいっぱいになった。

 

 

 

 

このシーンは一生忘れることはないだろう。

 

 

 

 

  

 

 

 

本日も、

ブログをお読みいただき

ありがとうございます。

 

 
 

 

 

 

 

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