それじゃぁ、
誰かが持っていったというのか?
再度相方に電話をかけたところ、
紛失事件発生時から
時間が経過し少し落ち着いてきたようで、
重要なヒントとなる情報
を得ることができた。
ヒント①
飛行機を降りて
イミグレの手前のトイレに行く前までは
確かにスーツケースがあった。
ヒント②
イミグレ付近のトイレは2か所あったと
記憶している。
ヒント ③
イミグレの入国審査の
用紙を記入する台周辺で、
あるおばあちゃんが
日本語で何か聞いてきて、
ちょっとテンパってた前後は
スーツケースがあったか思い出せない。
。。。。。
ヒント情報に続き、
相方は、しきりに、
自分を中に入場させてくれたら
見つけれると思うと主張してくるけど、
そんなん絶対ムリやろとたしなめ、
とにかく、
インフォの方に電話をかわってもらった。
ところが、
先ほど対応してくれた女性スタッフさんは
いなくなっていて
男性スタッフさんが
電話口に出てくれはった。
お忙しいところ、本当に申し訳ないと
断りを入れてから
「スーツケースが見つからなかったのでしょうか」
と確認すると、
「はい、見つかりませんでしたね。」
と返ってきた。
その少し固い口調からは、
この紛失事件は
もうここらへんで収束させたい
という雰囲気が伝わってきた
申し訳ないが
それでは非常に困るので、
間を置かず、
イミグレとその付近のトイレ2箇所とも
チェックしてもらえたか
確認した。
そして、もしかして、
相方を中に入らせてもらうことは
できないですよね。。。?
とせがむようにお願いしてみたところ、
とにかくもう一回探してくれると
言ってもらえた。
つづく