126-《笑场》by李诞 | トミモの『中国語の原書とドラマを求めて・・・』

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自分のフィルターに落として日本語で紹介できたら…とブログ開始。

私にとって126作品目の読了原書です。 

         これ↓

       李诞著 《笑场》

 

トータル302頁の中に、

色とりどりの様々なモノが詰まっていました。

 

冒頭は10枚の絵画。

目次と著者まえがきがあり、

最初の73頁は対話体小説で始まります。

お寺の若いお坊さんが主人公で、

・和尚さんとの問答

・檀家で気になる女の子との会話

この2本を軸に毎回オチをつけながら

物語が進んでいきます。

 

中盤は短編小説の嵐!

47編のショートストーリーで構成されていました。

 

終盤27頁は詩集。

12作の詩で締めくくられています。

 

感想:

この著者の頭の中は面白いことが沢山詰まっていて、

それをそのまま出したい!出した!終わり!

という印象を受けました。

和尚さんとの問答はクスッと笑ってしまう瞬間が何度かあり、

短編小説も面白いと感じる物語が幾つかありました。

ただ、著者の全てを目一杯出し尽くされて、

読んだ私はそれを受け止めた感じが強く、

「次はないなぁ」と思いました。

 

これから数ヶ月は、

未知の人々の色々な考え方に触れたいので、

ドンドン知らない作家さんの作品を読んでいくつもりです。

 

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