読了原書150作品目は、
苏童さん短中編小説20本ノックと決めたので
読み終える度に更新していきます
150-⑯は、週末に読み終えた短編小説です。
苏童著 《白沙》
電子ファイルで読んだため、
著者苏童さんの写真を百度百科からお借りしました
この作品を通じて著者が何を伝えたいのか、
正直、私にはよくわかりませんでした。
自殺を計画している若者を目の前にしたとき、
思いとどめるよう働きかける人間性と、
それが無理だとわかった後の対応。
入水する様子を無言で見つめ続けた登場人物たちと、
その後の慚愧の念から来る言い争い。
ここまでは読んでいてスーッとついていけたのです。
問題は終盤!
実は最期の様子をカメラに収めた人間がいて、
芸術作品として出展した事と、
その写真を賛美し、自殺を美化した締めくくりに、
私の中には疑問符だけがあふれています。
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