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「遺伝子組換え作物(GMO)」について

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尚 私の使用している米国産「 VEGAN SEEDS」は、総て「No GMO」の野菜種です。(GMO=: Genetically modified organism 遺伝子組換え作物

「遺伝子組換え作物(GMO)」の詳細は専門書などから抜粋です。

文明社会が地球を変えています。地球自体は超長い期間で自然現象?で変化していますが、人類はそれに刃向かうことは出来ないでしょう!

宇宙にとって我々は超小さな物でしょうーーーーしかしー現在が良ければ良いではなく、将来の子孫の為に地球を大事にする事を一人一人が考えてみましょうー!

他の生物の遺伝子を組み込んで「害虫に強い」など新しい特性を持たせた作物。日本では食用の商業栽培は行われていないが、米国や南米などで広く栽培。日本には年間約1800万トンが輸入され、輸入品の大豆、トウモロコシの約9割、ナタネの約8割を占める(2015年推計)。国がアレルゲン毒素にならないかなどを調べ「安全」と評価したものが流通しているが、商業栽培開始からまだ約20年のため「長期間食べ続けた場合の安全性は検証されていない」と懸念する声もある。

                   (2017-04-21 朝日新聞 朝刊 5総合)

従来の品種改良技術を発展させて、より効率的に、より確実に、新しい性質を作物に加えることはできないか―そこで着目されたのが遺伝子組み換え技術です。遺伝子組み換え技術により、より確実でより効率的な品種改良が可能になり、さらに、従来の品種改良技術では作り出すことが不可能だった、新しい有用な性質を持った品種を開発できるようになりました。

品種改良と遺伝子組み換え

従来の品種改良技術も遺伝子組み換え技術も、人間にとって有用な性質を持つ作物を作出するという目的のもとで、人為的に遺伝子の組み合わせを変えているという点では同じです。遺伝子組み換え技術は、これまでの品種改良技術を単に発展させたものだと言えるでしょう。私たちは、「自然のまま」「手つかずのまま」の穀物や野菜、果物を食べていると思いがちですが、実は長い時間をかけて品種改良という人の手が加えられた作物を食べているのです。そもそも、農業という営みは、人間により整備された特定の環境で、人間による定期的な管理のもとで、単一の遺伝的集団を栽培するという、不自然なものではないでしょうか。自然にどこまで人間の介入を許容するのか、常に論争の的となる、明確な答えの無い問題です。しかし、人間社会の持続可能な発展に、農業、そして品種改良技術が貢献してきたということは、疑いの無い事実だと言えるでしょう。              遺伝子組み換え技術は、暮らしに役立つ可能性をそだてています。バイテク情報普及会

 

世界では米国を筆頭に下記の24カ国が現在 「遺伝子組み換え作物(GMO)」を栽培・販売しており、我々は食したり身に着けています!

2017年における各国の「GMO作物」の栽培状況

「ISAAA Brief 53: Global Status of Commercialized Biotech/GM Crops: 2017」をもとにバイテク情報普及会とりまとめ
順位 国名 栽培面積
(万ha)
栽培作物
1 米国 7,500 トウモロコシ、ダイズ、ワタ、ナタネ、テンサイ、アルファルファ、パパイヤ、スクワッシュ、ジャガイモ、リンゴ
2 ブラジル 5,020 ダイズ、トウモロコシ、ワタ
3 アルゼンチン 2,360 ダイズ、トウモロコシ、ワタ
4 カナダ 1,310 ナタネ、トウモロコシ、ダイズ、テンサイ、アルファルファ、ジャガイモ
5 インド 1,140 ワタ
6 パラグアイ 300 ダイズ、トウモロコシ、ワタ
7 パキスタン 300 ワタ
8 中国 280 ワタ、パパイヤ
9 南アフリカ 270 トウモロコシ、ダイズ、ワタ
10 ボリビア 130 ダイズ
11 ウルグアイ 110 ダイズ、トウモロコシ
12 オーストラリア 90 ナタネ、ワタ
13 フィリピン 60 トウモロコシ
14 ミャンマー 30 ワタ
15 スーダン 20 ワタ
16 スペイン 10 トウモロコシ
17 メキシコ 10 ワタ
18 コロンビア 10 トウモロコシ、ワタ
19 ベトナム < 10 トウモロコシ
20 ホンジュラス < 10 トウモロコシ
21 チリ < 10 トウモロコシ、ナタネ、ダイズ
22 ポルトガル < 10 トウモロコシ
23 バングラデシュ < 10 ナス
24 コスタリカ < 10 ワタ、パイナップル
合計 18,980

農薬の噴霧による環境汚染

現在、行われている遺伝子組み換えを使った農業では「農薬耐性遺伝子組み換え」と「害虫抵抗性遺伝子組み換え」の2つが多くを占めています。その中で「農薬耐性遺伝子組み換え」とは農作物を特定の除草剤をかけても枯れないように遺伝子組み換えしたものです。

遺伝子組み換え大豆への農薬空中散布(アルゼンチン)

遺伝子組み換え大豆への農薬空中散布(アルゼンチン)

遺伝子組み換え企業はこの技術により除草剤の使用量が減ると宣伝しました。しかし、実際には除草剤の使用量は逆に増えてきています。その原因は除草剤をかけてもなかなか枯れない雑草が出現して、年々急速に広まっているからです。

その結果、除草剤使用量が急速に増え、1つの除草剤では対応できず、複数の除草剤に耐性を持たせた遺伝子組み換えが開発され、複数の除草剤を混ぜてまかれることが行われることになりました。現在ではベトナム戦争で使われた枯れ葉剤(2,4-D)やジカンバという危険な化学物質にも耐性のある遺伝子組み換えが開発され、その栽培が日本、米国、ブラジルなどで承認されました。さらに危険性の高い農薬が広大な地域に散布される可能性が出てきています。

遺伝子組み換えを使わない農業では除草剤を作物にかけると作物が枯れてしまうので、作物にかからないように除草剤を撒くなど、除草剤の使用には制限がありますが、遺伝子組み換え作物の場合には作物にかけても農作物は枯れないため、飛行機を使った大規模な空中散布などが行われます。しかし、風などにより、近隣の非遺伝子組み換えの畑にも流れてしまい、その畑の作物は枯れてしまう被害を出しています。

さらに撒かれた除草剤は地下水を汚染します。地下水を飲料水など生活用水として使う周辺住民の健康被害が生まれています。アルゼンチンのコルドバ州イトゥザインゴ・アネクソではガンがアルゼンチン平均の41倍も発生し、白血病、肝臓病、アレルギーなど深刻な病気が報告されています。

遺伝子組み換え耕作地域の母親の母乳、子どもの尿などから危険なレベルの農薬が検出されており、さらには魚や鳥などの死滅も報告されています。

 

1996年に商業栽培が開始されて20年以上、GMO作物は世界中で利用されています。そして、その栽培面積は今でも増え続けています。

 日本での利用状況

日本では、トウモロコシ、ダイズ、ナタネ、ワタなどの主要作物は海外からの輸入に大きく依存しており、その大部分が遺伝子組み換え品種と推定されています。国内では食用油やデンプン、家畜の飼料として利用されており、私たちの食に欠かせないものとなっています。

日本における遺伝子組み換え作物の耕作実態

日本ではまだ遺伝子組み換え作物の商業栽培は始まっていません。まったく試みられなかったのではなく、実際に遺伝子組み換え作物の栽培を始めようとしたケースはこれまでにも存在してきました。しかし、地元の生産者の方たちが中心となって反対した結果、現在のところ、遺伝子組み換えは日本では商業栽培されていません。

そうした経験を経て、遺伝子組み換え栽培が始まることを防ぐために、遺伝子組み換えに反対する生産者はGMOフリーゾーン宣言を行っていますGMOフリーゾーン運動のすすめ[遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン]。その面積は年々拡がっています。

 

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