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「体温」って解っているかい?

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先月28日から閉鎖されていた「イオン・スポーツジム」が、今月3月23日から閉鎖が解かれ、フィットネス以外の個後のトレーニングマシーンやシャワー・風呂(どう言う訳か90℃のサウナは不可)は使用できるようになりました。入店にあたり、フロントで先ず「体温」チェックがあり、37.5℃以上は入店できないようです(発熱のある人が来るとは思いませんが?)

しかし 東京地区の感染拡大による週末の「不要・不急の外出自粛」要請が、功を奏してか!このところ当方の通ってる「スポーツジム」は、いつもの半分以下の利用客です。週末の土・日と月・火曜日も風呂はガラガラで貸し切り状態でした。

皆さん「体温」って大事なんですよ!

しかし 「体温」の役割・仕組みは解ってますか?

●「体温とは何か」がわかれば、体温を測ることで病気や健康の状態が見えてきます。

「体温: body temperature, BT、)とは、体の温度のことである。

 

 

 

 

左図は「体温の法則」(kcreation. co.jp)、右図は「健康な人の1日」(terumo-taion.jp)

生き物の多くは、周囲の温度変化や自らの活動状況によって、1日の体温を変化させますが、人間はその変化が「約1℃以内」とほとんど変化が見られません。このように、環境などに大きく影響されず、体温を一定に保つことができる生き物を「恒温動物」と呼びます。

恒温動物の対義語の「変温動物」(魚類・爬虫類・両生類など)とは、外部の温度により体温が変化する動物のことをさす。かつては冷血動物とも呼ばれた。しかし現代では、動物の体温制御が種によって多様であることが発見され、恒温動物と変温動物の2つに分けられるという考えは誤りであることが分かったため、これらの語は科学的には使われなくなってきている。ウィキペディア

左図は「動物の分類」(max.hi-ho.ne.jp)、右図は「各動物の体温」(kobank.jp)

健康的な人間の平熱は、「約36.5~37℃」といわれています。なぜなら、人間の体にあるさまざまな器官や機能は、この体温の範囲内で正常に働くように構成されているからです。

栄養の吸収、エネルギーの代謝、老廃物の排出など、生きてゆくうえで欠かせない数多くの働きは、体内で起こる化学反応によって生じます。
そのため、人間は約36.5~37度の体温を維持して、できるだけ化学反応を起こりやすい状況(活性化)を作っているのです。(hospita.jp)

風邪をひくと「体温」が高くなる理由は!

「ヒト」が病気をして熱が出るのは、発熱です。ウイルスや細菌、真菌など人にとって有害なものが体に入ってくると、私たちの免疫細胞(単球、マクロファージ、血管内皮細胞など)が反応して伝達物質を出します。その伝達物質が体温調節中枢に伝わり、寒気がして筋肉が震え体内での熱生産量が増えます。同時に、熱を奪っていく汗を減らし、手足の末梢(まっしょう)の皮膚の血管を収縮させて熱の放散を減らします。

左図は「何故熱が出るの?」(朝日.com)、右図は「かぜの熱の対処法」(takeda-kenko.jp)

体の中心部分は熱いのに、手足の色が悪くなったり冷たくなったりするのはそのためです。「体が熱いのに汗を全然かかない」と心配する人がいますが、汗をかくと体温が下がってしまうので体温調節中枢がまだ熱を高くする必要があると感じている間は汗は少なくなっているのです。

それは私たちの免疫機能が高い体温でよりよく働くからです。有害侵入者として多いウイルスは高温環境で増殖しにくいので、体温が高い状態は私たちにとっては有利、侵入者にとっては不利になるのです。実際に、麻疹にかかった子どもに対して解熱剤を投与すると、体内の麻疹ウイルスが減っていくのが遅れるということが知られています。熱を下げると病気が治りにくくなることがあるのです。

 

 

 

 

左図は「熱を作るのは筋肉と肝臓」(ogw-media.com)、右図は「発熱のメカニズム」(terumo-tation.jp)

「熱が高くなりすぎると、頭がおかしくなるのではないか」と心配をする人がいるかもしれませんが、風邪で体温が上がりすぎて、頭や体がおかしくなってしまうことはありません(体温調節中枢が熱を上げているのではない「熱中症」の時は別です。また、脳腫瘍(しゅよう)などの体温調節中枢が正常に働いていない時も別の話です)。

人体にとって有害とされる温度は41.1-43.3度と言われていますが、私たちの体は41度を上限として、上がりすぎることを防止するメカニズムがあります。だから、「高熱により脳に影響が出た」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、それは熱が悪さをしたのではなく、ウイルスや細菌により髄膜炎や脳炎、脳症といった症状になり、発熱とともに中枢神経に炎症が及んで後遺症を残したと考えられます。(asahi.com)

「熱中症」とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。(Wikipedia)

● 「平熱」とは

自分の体温が把握できたら、それが高いのか低いのかを把握しましょう。
日本人の成人の平均とされている「平熱は、36.89度±0.34度」との調査報告があります。
さらに、全体の概ね68%の人が36.6~37.2度の間に入ると言われており、37度が平熱という方も比較的多いということが分かっています。一方で、近年、平熱が36度以下といういわゆる「低体温」の人が増えているといわれています。平熱の平均が36.89度±0.34度ということから、体温が平均より約1度低い人たちということになります(エアコンを常時利用する人に多いようです)。
低体温になると、血流が悪くなり様々な不調を引き起こすと言われており、生活習慣や食生活による改善が必要とされています(エアコンの弊害)

冷え性と低体温は、同じものだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は「冷え性」と「低体温」は別物です。「冷え性」は、なんとなく身体が冷たく感じる自覚症状で、体温などに現れるわけではありません。
平熱が低い「低体温」ではなくても「冷え性」ということはあり得るのです。

体温を上げる方法

1)体温よりも高いお風呂につかることにより、身体外的熱効果による体温の上昇が、運動などの身体内部的熱効果よりも、体温の上昇が高かったと報告されています。

寒い冬だけでなく、夏も冷房などで実は体が冷えていることが多いため、1年を通じて入浴を習慣づけるとよさそうです。

2)加齢により筋肉量が減少することでも体温は低下します。適度な運動筋肉に刺激を与えることで、体温の低下を防止できるそうです。

日常生活で、取り入れやすい運動の1つ「ウォーキング」。室内では、ふくらはぎや太ももといった下半身を鍛えられるのが「スクワット」。又 容易にできる軽度の「ストレッチ」でも、深部体温の上昇が確認されたという研究結果もあります。(以上 point-g.rakuten.co.jp+α)

「体温」について、纏めてみましたが、解ってもらえましたか!

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