保育士ちょびのブログへようこそ♡
このブログでは、保育をちょっと真面目に考えたい方へ、保育の中の“ちょっと立ち止まって考えたいこと”を主に書いています^^


さて、今日のテーマは
いたずらか、研究か♡

うちの園でね、こんなことがありました♡

1歳児の男の子なのですが、

水道にあった手洗い用の泡をたくさん出して手をゴシゴシ・・・。

 

また泡を出してはゴシゴシ。

 

笑うでもなく、すごく楽しそうというわけでもないんだけど、

ただ黙々と、集中してゴシゴシ。

 

そしてたまに床にぽとぽと落ちる泡を観察。。。

 

※写真はまだまだ序盤w


さて、こんな場面、みなさんならどう思いますか?


床がどんどん泡だらけになっていくーーー。ガーンガーンガーン


そんな時、どう声をかけるでしょうか?

 

こういう時どうみるかって、保育観のすごい大事な分かれ目。


これを禁止するかしないか、よりも、どうみるかの方が大事なんじゃないかって私は思う。


 

多分、見方は大きく分けて2つ。

 

    大人側から見る

大人側から見るとさ、これは完全なる「いたずら」だよね、

そしてこうなる。

「こらーーーーーームキームキームキームキー何やってるのーーーーー、やめなさーーーーーーいムカムカ

 

 

    子ども側から見る

 子ども側から見るとね、「遊び」になる、もしくは「研究」

 そしてこうなる

「おぉぉぉ、ずいぶん楽しそうなことしているじゃないか口笛口笛口笛

 

 

こういう大人から見たら「いたずら」みたいなことを、やらせてあげられる園もあるかもしれないし、

やらせてあげたくっても、園長の目とかあるし、先輩の目もあるし、止めざるを得ないよ。という現場の人もいると思う。

またはこういうことはやめさせるべき(いけないことはいけないよと言うべき)と考える人もきっといるよね。

 

でもね、どちらにせよ、こういうとき、子どもの側に立って

楽しそうなこと見つけたね、研究してるんだね、学びの機会だねって思えるのが保育士であってほしいなと思うのです。


例えそれが、いけないことはいけないと知らせるべき!ということであったとしても、

最初の入りは、

あら、楽しそうだね、であってほしいなって思うんですよねー。

 

親だったらいいと思うんです。「こらーーームキー」で。

 

でも保育士はさ、今子どもが何に心を動かしているのか、何が楽しいのか、何を学んでいるのか、という視点を持っていてほしいなと思うんです

 

私は昔は、大人側から見る保育士だった。

たぶんね、「何してるのよ、いい加減にしてよ~~~」ってなっていたと思う。

子ども側から見られるようになると、保育が本当に変わるよね。声のかけ方が本当に変わる。

 

ちなみに今の私なら、他の子に迷惑が掛からないなら、満足いくまで見守るな~~。

満足したら一緒にお片付けしてもらうかな。

 

もし、お部屋の中でやることがNGだったとしたら

    「楽しそうだね~~、気持ちいいかな?」

→まず共感

    「でもね、ここは○○だから今はやってほしくないんだ」

→理由をちゃんと伝える

    「今度お水遊びの時、いっぱいやろうか。ベランダならいっぱいやっても大丈夫だもんね」

→その子の「やりたい」をできる場面を保証する

 

みたいな感じで声をかけるかなぁ。


あなたなら、なんて声をかけますか(*´-`)



おしまい♡

 

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