受験のために、バレエをやめる必要はない!
これは、日本のバレエ界全体の問題でもあります。
多くのバレエ教師たちが抱える問題であります。全国の先生たちに質問をして、
どんな問題があるか、調査してから撮影しました。的確に答えてくれた友人の彼にはもう、大感謝祭です。
全身全霊を注いで育てた最愛の生徒を、塾や受験を理由に、失ってしまうケースがとても多いのです。
それも、1番伸びる時期に。伸びている,時期に。一番たのしみな時期に。
全国のバレエ教師たちのショックは計り知れません。私も、とてもショックを受けました。
立ち直れないくらいショックでした。
塾に行きたいからバレエやめさせてください!!!!と折角はじめてトウシューズでコンクールに出ようと練習を重ねていたのに,ドタキャンしようとした子も見ました。
これはバレエ界では全国的に,由々しき問題のひとつであります。
東大卒で心理学を5年に渡り研究していた友人に話してもらいました。
シェア大歓迎!
大真面目に、でもかたくならないようにがんばって私が編集しました。
もう二度とこんながんばって編集することは、無いでしょう。ユーチューバーになるつもりは一切ございません。
友人,知人。彼をなんと呼ぶべきだろうか。
この雑記帳を前から見てくれている方はご存じのとおり,私はバレエバレエした人間とはつるまない。
バレエの大学に通いながらバレエ団に通いながら月曜日は休みなので劇場ちかくの国立大学の経済,法律学部の英語科に通っていた。そこで知り合ったというか同じクラスになったジーマである,彼は兵役を終えている
彼がどこの課で徴兵中過ごしたかまでは聞いていない,日本的には彼のことを私は友人と呼んでもいいであろう。彼が誕生日に自分の家でホームパーティーを開いたので,みんなで行った。それ以外に彼との思い出は何もないのだが。
それでも彼のことは覚えているし,そんな彼に赤紙が渡され,徴兵されてしまったというのは,なんとも。
ロシアは平和だったのだ。そのロシアはもうなくて。
いつもそう。この投票ごっこも,いつものことだ。
みんながみんな逃げられるわけではない。大半はパスポートさえ持っていない。
私には親友がいる。私には友人は少ないだろう,だけど親友がいるのです。彼もジーマといいます。
愛称です。本名ドミトリー。でもジーマ,たまにドミちゃん,たまにジームカって呼んでいた。
ジーマもパスポート持っていない。持っていなくても逃げられるカザフスタンなどはあるだろう,しかし逃げられたとして一か月だし,国境のところで赤紙渡されてしまう可能性がある。だから彼は動かない。
彼に対して何かしらの恋愛感情を抱いたことは本当に,まじで一度もありません。結婚式にも呼んだしなんなら娘の洗礼父です。
そうじゃなくて,本当にジーマが連れていかれることは無理。
ジーマが連れていかれるのだけは勘弁。もうここのところはずっとジーマのことばかり考えている。
木許さんが,あとになって気が付くことがある,それは解ではなく謎だと仰っている。そうなのかもしれない。
この状況になって,私にとってジーマが謎めくほど大切な友人だったのかもしれない。と気づく。
夫といえよう人は私の金で9月上旬にロシアに帰りました。彼は兵役経験がないし,まあ
プーチン賛美しているので,,もう話すことはなにもありません。
5月に私は元恋人なくした。戦死だった。志願してしまった。田舎なので,国営放送を信じていた彼は。私よりも若いのに。
あんなおじいちゃんおばあちゃんしか見なくてもいいようなものを,,なぜ見ていたのか,でも彼はきっとそんなロシアの中で幸せに生きていたのだろう,
これ以上だれも失いたくありません。
できることなら今すぐにでもロシアに行って,友人たちに一目会いたい。
夫婦になって5年過ぎた。
仲は悪くない。そもそも、交際ゼロ婚で(過去のどうしようもないこの雑記帳のコアファンの方はご存知ですね、ありがとう。いやこれ読んでるあなたも相当な私のコアファンだと思いますけどね)
お互い、友達と住んでいる感覚なのである。我々に至っては、本気で「キミ恋人つくれし、そしたらもうすこし家でもお洒落するだの風呂入るだのするよね」と本気で言い合っている。
しかし仲はいいのだ。腹心の友とよべるのだろうか、これを。
ロシアではよくあることで、離婚しても同棲していることは普通。単純にカネがないからと、子どもがいる場合はそのほうが便利だからだ。
お互いカレシカノジョがいたって問題ないし、なんなら惚気噺もしてしまうのがロシア人なのである。もちろん全員ではないが、金がないゆえに合理性が勝つ傾向がある。
私たちは今日本にいるので、離婚がなかなか難しく(配偶者VISAというものがありましてね)、
友達同士で子どもを育てている感覚にある。だから喧嘩もなければ、いたって普通。それは新婚のときから変わらない。急いで離婚する理由もない。
彼がプーチン洗脳されていることは婚姻前から知っていたし、べつにロシア人がロシアの与党ベッタリであることが悪いとも思わなかったし、というかプーチン以外にあの大国の党首が務まる人もいないと考えていたので、別にどうでもよかった。どの、政党を支持しているかどうかは友達になるときに考えないよね。
ただ、この戦争が開始してから事態は変わった。
夫が戦争を美化し、戦死してるロシア兵を報道で見ては「国のために捧げてくれている」とか「脳無しゼレンスキーのせいだ」とか
戦死または殺されているウクライナ人を見ては
「脳無しゼレンスキーのせいで彼らはもっと泣くことになる」「早く降伏しろしウクライナ人」
と言っている。私は頭がイカれそうである。
いや、私は生まれながらにイカれているが、
最近はしばしば、思考停止に陥り、言葉として声で発するのも億劫になり、この夫の戦争美化にはもう反論する元気もなく、ただラジオ放送のように聞いている。
きっとこの状態が何年も続けば私も洗脳されてしまうのだろう、と思うことがある。
先日はNHKのドキュメンタリーで、ウクライナ戦争の映像を見た。大きな液晶で見るから、日本語がわからない夫も、映像を見ては口を挟む。
「これは演技だ」、「あたかもロシアが悪者」、「ウクライナは物資がないから冬になれば凍死する。さっさとロシアの言うことを聞け」、「バイデンは冬の大統領選のために気張っているだけだ」、「半年後世界が一変する、全世界がロシアが正しいと気がつく、ウクライナに騙されていたのだとね」、「ロシアが本気になればロンドンにだって侵略可能だ、世界は第3次世界大戦を始める準備をしている、ロシアを割譲だなんてムリに決まっているだろう」、「プーチン万歳」、「ナチはウクライナ人」
などなど、もう私は聞いていられない言葉を大きな声で発する。それはまるで、映像でしかみたことないけれど、ヒトラーの演説。そしてテレビを勝手に消しては、国営放送のYouTubeを見せてきた。そこには頭を割かれた男が映っていて、これはウクライナ人?と私が聞くと、
「ほら!おまえもか!可哀相な立場にあるのがウクライナ人だというプロパガンダが世界中で成り立っている!これはロシア兵だ!」
と騒ぎ立てた。私は思考停止しているので、返すことばもなにもなく、流していた。
アタマのどこかで、これが夢であってほしい、あるいは白黒映像の映画ワンシーンであってほしい。と思っているのだろう、きっと私は。
娘の洗礼父は私の親友で、夫とは小・中学校一緒だったがあまり仲が良くない。
それはやはりその洗礼父は戦争反対で
ロシアが日々日々世界から隔離されていることを感じられる頭があるからなのか
いや、夫が頭が悪いと言っているわけではない。なぜ、国営放送を鵜呑みにしてしまうのか。ロシアの国語教育は教科書を見ていても、悪くない、日本より格段に難しいし、深い。読解力が鍛えられる、なのになぜ、国営放送だけを信じてしまうのだろうか。
洗礼母は、「早くロシア兵が勝って戦争がおわらないかしら」と言う。同じようなもんだ。。
取り留めのない文書をここに残しておくことにした。この戦争が終わることはあるのだろうか、あったときにこの記事を自分で読もう。どういう心境にあるだろうか、そのとき。
戦争は八年続いているが、プーチンが引き起こしたこの過ちを、国民が理解することは永遠に無さそうだ、夫然り。
レッスン音楽作りました
ワガノワメソッドに特化しています。重厚感たっぷり、ゆっくりで長くて、本場のきっついレッスンができます。
レベランス(поклон)から始まり アップは2/4, 重い長いです。
プリエはロシアバレエの鉄則、3/4で輪をかけて重いです。2つ目のタンジュはジュテに繋がるのでフリックフラックなどで方向転換して左右続けて逆から行えますバーのグランバトマン終了後のルルベで頭冴えます
…書ききれないのでこれくらいにしておきます。バレエ団、ロシアの留学先でレッスンしてるような気分になれることでしょう
購入方法
①ダウンロード (2,000円)
②CD (2,300円) ※送料込
振込先は、DMなどで。
ピアニスト @iraidaminkus
監修 @kanon_sunakharova
“ロシアのワガノワメソッドのように上半身を大きく使うことは、我々日本人のアンディオールの利かない身体には不向きだから、チェケッティメソッドで指導している“ という言葉をよく耳にするようになったのは、日本で教室を構えてからである。
学生時代から疑問に思っていた、現状の「ワガノワメソッドが日本人に不向きなのか」という議題について、小生の勉強不足から発言することができなかった。
ここのところは、チェケッティメソッドのディプロマ課程を映像にて独学ながら研究しており、縁あって鶴谷美穂氏の直接講義を拝聴、また当メソッドの曜日、年齢別の段階ごとのレッスンを見学させていただくことが可能となった。鶴谷氏へ敬意を表するとともに、一人のバレエを愛する者の感想文として、ここに掲げておく。
(鶴谷美穂氏―英国チェケッティ・ソサエティ奨学金による招聘で再渡英。日本人3人目のエンリコ・チェケッティ・ファイナル・ディプロマ(http://cicb.org/diplomas/)。
教師育成資格を合わせ持つ英国ISTD認定教師資格ライセンシエイト(チェケッティ上級教師資格)を保持)※英国ISTD認定バレエスクールThe Ballet Garden公式サイトより引用
結論から述べると、チェケッティメソッドもワガノワメソッドも知らなければならないと考える。男性は女性より双方のメソッドにおいてより高度なテクニックと筋力・スタミナが求められる。カナダ・ナショナル、ABTなど北米のいくつかのバレエ・スクールではチェケッティで育て、ワガノワで仕上げるという。
そもそもチェケッティメソッドについて我々の業界市場で出回っている情報は多くない。
「それはロイヤルバレエスタイルの礎であり、シンプルで反復運動をすることでとりわけ足や軸の強化を促すエクササイズ」とは誰もが頷くだろう、しかしワガノワメソッドと比べれば実情は周知されていないに等しい。
先述したディプロマ課程の映像から、ワガノワメソッド(とりわけボリショイバレエ学校提唱2008年改訂版プログラム)の第八学年課題よりも上回るテクニックの難易度に圧倒された。ひとつひとつのパで見れば名称が異なっていたとしても、その動き自体に大差はない。しかしコンビネーション基準、腕のポジションやエポールマンの特徴、プレパレーションの入り方、とくに上半身の使い方には大きな差が垣間見えた。ワガノワメソッドよりも、はるかに上半身を大きく使うことが求められていた。正直これには驚きを隠せず、何度も動画を見直し、鶴谷氏のレッスンで実際に見て確認するまで確信が持てなかった。レスリー・コリア他チェケッティメソッドのダンサーの踊りと、ロシアバレエダンサーの踊りを何度も比較して見返したが、全幕作品を見ただけでは上半身がロシアバレエよりも大きく使うとは、思いもしなかったからだ。
特記したいのはグリッサード・マミというエクササイズについて。マミとはチェケッティの愛猫で、膝の上に座っていたマミが「ピョン」と飛び跳ねてしまったところでインスピレーションを受けたチェケッティが作ったエクササイズだという。
鶴谷氏は、数にして500を超えるエクササイズの中からこのコンビネーションを見せてくれた。表現力を養うことを目的とした金曜日のアダジオはグリッサードから開始するのだそうだ(アダジオは軸を鍛えることにフォーカスしたものと、表現力を養うことにフォーカスしている2種類に分類されている)。ここではアシュトンのように上半身を大きく折り曲げる、それは手が床に触れるほど。ここまで大きく使うことはワガノワメソッドでは、ありえない。これを見て、ワガノワメソッドのほうが日本の「習い事」としてのバレエには、向いていると考えた。チェケッティは足首の交差を好んだことも有名で、即ちアントルシャなどのバットゥリー*(ワガノワメソッドでは、一部のパの名称を除き、バットゥリーという表現を使わない) がワガノワを超えて追及される。そうなると当然のことながら、確立したアンディオールが重要となってくる。我々農耕民族の身体には、ハイレヴェルなメソッドであると実感したことはここで述べておく。
チェケッティメソッドでは使用音楽まで、曜日ごとのエクササイズに対して決まっている。一部のエクササイズのプレパレーションは、時間の無駄を省くために無いとの説明を聞いたところで、チェケッティ自らがヴァイオリニストで、ダンサーに合わせて弾いていたと大学で学んだことを思い出した。
鶴谷氏のレッスンでは、ワガノワメソッドでは考えられないような美しい言葉を使ったレッスンが展開された。「チェケッティの愛猫」、「薔薇の花一輪を摘む」、「キスを投げる」、「チューインガム」といった具合に。
それは鶴谷氏が考案した表現ではなく、そう教えるのが道理であると―たしかに西欧でこのメソッドが流行るわけだと、納得せざるを得ない。哀愁漂うロ短調をこよなく愛し、ジャガイモを比喩に使っているロシア民族とは似ても似つかない雰囲気を感じた。
そしてチェケッティ・ポールドブラの特徴と理論は、ワガノワメソッドの男性教育プログラムにそのまま適応されていて、ワガノワは女性だったことから、男性プログラムのポールドブラは改訂しなかったのかもしれない。私はバレエメソッドに性別を与えるとしたら、チェケッティは男性名詞で、ワガノワは女性名詞、あるいはチェケッティの男性のバレエメソッドというように、形容詞とするだろう。
腕は身体の中心となる軸を通らず、あくまでも「身体の自然な動き」を追求し、アロンジェなどの女性的な動きを省いた、この理にかなったポールドブラは、ワガノワメソッドにおいては男性に適応されている。(例; 第六ポールドブラ、グランプリエ、ピルエット等のアームス)
「西欧で踊りたいならチェケッティ、東欧ならワガノワメソッドを学ぶのが良いのではないか」鶴谷氏は言う。
“バレエ教師は医者の処方箋のように(動作を)調合すべきだ”―とチェケッティが遺した言葉がある。
だからと言って、メソッドを乱用していいものではない。生徒を混乱させてはならない。「今日はこのメソッドから、このパを、当メソッドに基づいて呼称した上で稽古しましょう」とするのがベストではあるが、日本国内のバレエ状況において教師がたった一人でそれを実行するのは非常に困難である。
それを可能とするためには、教師がテーマを定め、一定の期間ごとにレッスンを行うことで
生徒たちは躍りや監督の指示に対して臨機応変に対応できる力が身に付くことだろう。
砂原伽音
大変だよね。
みなさんそれぞれ、おつかれさまです。
私の夢は
はやく生徒たちに20歳になってもらって
みんなでビール飲んで、
みんなに介抱してもらいながら
生徒だれかの相棒の車で送ってもらって(生徒の運転する車に乗るのも夢だけれど、酔っぱらってるオバサン連れてるということで補導でもされたら困るから生徒本人の運転ではない事が重要。)その酔っぱらってる私の隣で生徒も酔っぱらってるいることも重要で。
しかしでも、二日酔い無く
また、みんなでおいしく飲むために
朝を迎えることです。