シックカー症候群って聞いたことありますか？
字の通りです。気づかない人も多いと思います。
でも、気になりだすと嫌ですね。
シックカー症候群。聞きなれない言葉です。
シックハウス症候群なら聞いたことありますか？
英語で書くと、「Ｓｉｃｋ Ｃａｒ」です。
Ｓｉｃｋ＝病気の Ｃａｒ＝車です。……直訳すると病気の車？
なんのこっちゃですね。まぁ病気の原因になる車と言った方がいいです。
病気の原因になる車？とはどういうことだと思いますよね。
何か毒物でも仕込んでいるのかという訳ではないです。
シックカー症候群よりも聞いたことあるかもしれない、シックハウス症候群とは？で考えると…
新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。
ｂｙ ｗｉｋｉｐｅｄｉａです。と言うことは…
シックハウス症候群の車版とです。新築の住居＝新車に置き換えると分かると思います。
では、なぜこのようなことが起きるのでしょうか？
新車には、接着剤や塗装など多くの化学物質が使われています。
新しいうちは、それらが揮発して有害物質を発することがあります。
それによって、体調不良になることがあります。
それらの有害物質は、ＶＯＣ（揮発性有機化合物）と言われています。
もちろん、人によって体調不良になる人とならない人がいます。
多くの人には問題がない化学物質ですが、一部の人はアレルギー反応を起こしてしまいます。
体調不良の状態で車に乗るのは危険です。
眩暈がしたり、頭痛が起きた状態では運転がままなりません。
体調不良状態で運転をして事故を起こしてしまうかもしれません。
そんな体調不良をおこしてしまうシックカー症候群ですが、対策はあるのか？です。
・換気を小まめにする。
これが一番の対策です。
揮発性有機化合物が体に害があるなら、原因物質を外に出しましょう。
外気を入れる、窓を開けましょう。そうすることで、濃度が下がります。
・車内を熱くしない。
車内が熱くなると揮発性有機化合物の揮発が進みます。
夏はクーラーでしっかりと冷やす。
冬は温めすぎない。直射日光を当てて熱くしない。
等の対策を取りましょう。
・市販の有害化学物質除去剤を使用する。
通販などで簡単に手に入ります。
車内にスプレーするタイプや、据え置きタイプなどがあるみたいです。
新車が納車されると嬉しいです。
そして、嬉しくて家族で乗って体調不良を起こしてしまったら、
せっかくの嬉しさも無くなってしまいます。
新車に乗ってちょっとでも体調不良を感じたら、
シックカー症候群かもと思って上記の対策を取って乗りましょう。
